店で確認するべきポイント
■冷却性能
・付属、追加可能なファンの数と口径
・HDDの冷却は十分に可能か(フロントにファンがない、追加できないものは要注意)
・空気がスムーズに流れるだけの空間が確保できるかどうか
・電源設置部分の下が塞がっていないかどうか(塞がっていると搭載できない電源があります)
・ファン穴の開口率が高いこと
■工作精度
・筐体の素材確認、アルミケースは特にネジ穴がナメてしまい馬鹿になる事もある
・筐体の素材の厚さ、あまりに薄いと強度的な問題が起こりやすい
・安物だとサイドパネルにPCの振動が伝わり共鳴・ビビリ音がすることがある
■メンテナンス性
・出来るだけドライバレスで作業出来ること
・サイドパネルはワンタッチであけられる機構がついている
・5インチベイに搭載するものは、レール式などで簡単に取り付けられること
・HDDなど頻繁に作業を行うベイでの作業は容易かどうか
■拡張性
・ベイの数。自分の用途と相談
・最近のHDDは発熱量が多いので、スペックの1/2程度が実質搭載数になる(HDDベイx5なら実質3)
■静音性
・例え静音を謳ったケースでも、標準状態での静粛性は高くない。追求する場合はファンの買い替えは必須
■ケース改造について
ケースの穴が小さい・数が少ない・開口率が少ない、などの場合
風切り音がする・排熱があまり出来ないなどの問題が出てきます。
その場合、保証はなくなりますがケースの改造をする方法もあります。
テーパーリーマー(500円〜1500円)で穴をひろげてハンドニブラが入るようにして
ハンドニブラ(2000〜3000円)で切っていきましょう。(下記参照)
頑張ればペンチなどでも穴を開けられますが仕上がりが汚かったり工具が傷みます。
出来上がったら針金みたいな感じのフィンガーガードを取り付けても良いでしょう。
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↑こういう感じの穴から↑こういう感じに大きな穴にする。
4隅はねじを取り付けるのでそのままにしておく。