「私の名はヒート真紅。そしてこのCPUは・・これよりヒート真紅の下僕となる」
「しっしもべだぁー? こいつヒートシンクのくせになんで喋ってるんだ」
「さあ、レバーを上げて、外してみなさい」
「ああん? そんなの簡単じゃないか」
(・∀・)スッポン
「なっなっ何コレ、CPUがねぇぇぇぇぇぇ!! ぬっぬっ抜け・・」
「無理に取ろうとするとピンが削げ落ちるわよ。
不本意なのは私も同じだわ。でも表面積の広いヒートスプレッダに装着されてしまったんだもの」
「……呪いだ。きっと僕が(・∀・)スッポンをバカにしてたからバチが当たったんだ…」
「ところでジュン、あれは何?」
「Voodooだけど。むかし通販で買った」
「おまえ人間にしてはなかなか良いビデオカードを持っているわ」
「はぁ……ありがとうございます」