ebm-papst CFP-120SG /1600rpm/55cfm/26dB/0.11A
CFP- 90SG /1400rpm/26cfm/14dB/0.05A
CFP- 80HG /2800rpm/37cfm/28dB/0.15A
XIN RDM 9025S /2500rpm/48cfm/29dB/0.19A
・・・高いけど、一応ebm-papst の実力を確かめたく飼ってみた。
取りあえず裸の状態で、安定化電源からDC12Vを供給して確認。
評判に違わずpapstは全部静か。
軸音はシュルシュルと聞こえるが音は小さい。慣らし運転後を更に期待。
静音評価の高いCFP-90SG は最も静粛。でも手をかざして感じる風圧は弱い。
RDM9025Sの回転を絞り、ほぼ同じ騒音になった風圧と較べても弱い。
音質が違うから、同条件とは云いきれない曖昧さは残るが、これでは静か
で当たり前と云うのが個人的印象。
CFP-80HG は回転数相応の風切り音が発生するが、回転を絞れば結構静か。
ファンコン使用で実力発揮すると思う。相対的に軸音は殆ど聞こえない。
CFP-120SG定格駆動は、風量もそこそこで静か。でも、ここでおかしな現象
ハケーン。
ケースに、吸気ファンとしてフィルター付で設置すると、コロコロコロと変な高音
発生。色々試してみて、騒音条件は突き止めた。
それは、フィルターのベース(ファンと共締めしてケースに固定するヤシ)
がファン吸気側に有るとコロコロ騒音が発生。無ければ静か。
ケースから外し、ファンとフィルターだけで試してみたから確か。
試しにフィルターベースの同心円状のメッシュを一本置きに切り取ってみて
も改善せず。
悩んだ結果フィルターベース中央部の丸い閉鎖部が原因と判明。(送風に
影響しないファンモータ部!)
フィルターベースの其処(中心)に大穴開けたら騒音停止した。...!?
XINと較べると、papst の羽根中央部はフランジ取付面ギリギリにあるのが
原因。穴開けしなくても、フィルターベースを2mm程度離すと騒音停止。
初めは接触していたのかと思ってもみたけど違う。フィルターベース中心
閉鎖部とファンの羽根中央モータ部の間隔が異常に接近した結果、何らかの
スラスト空力が発生し、振動したと想像。
ebm-papst を吸気側ファンフィルター付で使用する場合は御注意。スペーサ
として、厚めの制振シートを挟むのが効果的かと。
こんなビミョーな現象を体験すると、ファンガードでさえ、結構風切り音が
発生する事も判る。
ケース排気口メッシュを切り取らなかったり、ケースに適当に取り付けた
ファンがウルサイと云われも、ファンだけの責任では無い様な希ガス。
.....>>ALL、長レススマソ。
ナイスレビュー
>>862-863 乙。
スリーブのほうが音静かだよね。漏れもいろいろ試したけど。
信頼性でどうしようって思ってしまったりするのだけれど・・・
>>861 ザルマンあたりから出そうだな、キモイファンレスがw
今更だけど、ファンは排気側より、吸気側のエアフロー障害物にカナーリ敏感だね。
裸のファンを手で覆ってみると分かるけど、排気側は手で完全に覆っても、それなりに風圧で
頑張るが、吸気側は手を2〜3cm接近させただけで、急に音が大きくなり風圧がガクンと落ちる。
目の粗いファンガードでさえ、吸気側に着けると、聞いて分かる程に音が変化(増音)する。
>>863の現象はその辺のデリケートさが原因かも。
良く、CPUクーラーをファン吸気で使っているのを見掛けるけど、冷却フィンの目の細かさを
考えると、ファンの効率低下はかなりなモノと想像出来る。フードを挟んで数センチは離した方
が良いと思われ。