>>316 少し分かってもらえたようなんで、少し掘り下げてみる。
FSB200の時に選べるDRAMクロックは266/320/400/500/533/Autoで、
266/320/400/Autoはどれを選んでも400になるが、500/533は反映される。
実際にPC4300のメモリ(TCCD)を使用して533に設定したところ、DRAM533で稼動した。
(だがしかーし、2.5-4-4-8しか詰めることが出来ないので400の最速設定より遅いw)
FSB134〜199はFSB133を基準としたOC設定となり、266/333/Autoしか選べない。
266/Autoのどちらかにした場合はFSB:DRAMは133:266の1:1となり、FSBの上下に合わせてDRAMも変化するが、
FSB199まで上げてもDRAM398で400以内に収まる。(199/133*266)
しかし、333にするとFSB:DRAMは133:166の4:5が基準になってしまう為、FSB160で400に達してしまう。
FSB161以上はメモリOCとなるのでPC3200以上のメモリが要求される。(161/133*333=403)
(実際には動作マージンがあるので、PC3200のメモリでもFSB161以上で333を設定したら即シボンというわけではないが)
FSB201というのは、FSB200以下の時には有効に出来るBIOSのPerformance Modeが、設定に関わらず強制OFFにされる為、
メモリやチップセットがネックになってる場合の救済及び確認手段だと考えている。
FSB200以下でもPerformance ModeをAutoにすることでPATを切ることは出来るが、
全てのメモリでAuto=Disabledとは言えないかも知れないので確実なFSB201を推奨した。
これは残念ながら、FSBとは逆にPAT有効なFSB200より性能が遥かに低い。
ちなみにFSB201ではMemory Acceleration ModeをEnabledにしてもPATが有効になることは無かった。
(しかし、メモリの耐性やマザーのロットなどにより有効になる可能性もあり?i875板は特に)
↓へ続く・・・
以上のことから、確かに高クロックを追求するに越したことはないんだが、
多少クロックが低くても、PAT有効、かつメモリレイテンシを詰めた状態のほうが全体のパフォーマンスは上になるので、
何が何でもFSB200にするんだ!ということではなく、実用ならPATを使える安定した状態を最優先したいとこである。
そのあたりを考慮しながらOCして欲しいと思う。
上の説明には沢山の間違いがあるかも知れんが、一般個人が1セットのみを短時間で検証したことなんで許すように。
それでは、健闘を祈る。
あと、出来たらでいいんだが、今の設定を
>>304のように書き出してくれい。
糸冬わり・・・