自作PC男

ハゲ「な、何事だ！」

もう、女の人全然出てこないね。

自作男じゃラブロマンスは無理か･･･

瞬く間にVAIOから黙々と白い煙が上がっていった。煙が天井までたどり着くとスプリンクラーが作動し、ハゲが必死になって進めていたVAIOに大量の水が降り注いだ。
使い始めて以降、まったく内部の掃除をしていなかったため、埃がたまっていた。そこへ水が浸入、コンデンサにまとわりついていた埃が水を吸い、リーク電流が流れ、一瞬にしてショートした。

ハゲ：「ば、ばかな……何故……」

自作：「……おまいの敗因はジサカーをなめた事だぉ。」

;インターバル
だるいんで後は好きにしてくれ。もうオナるから。

もう十分オナっただろ

何時の間にかつまんなく伸びてるなｗ

辞めとくと言いながらも >41の続きを書いてしまう
オナニー野郎な俺を許してくれ。


同級「結局今日はどれにするか決めきれなかったなぁ。」
自作「ご、ごめん」
同級「でも、面白いもの見れたからいいか。」
自作「･･･？」
同級「あの店の人と熱く語り合う自作君。昔はあんな風に
　　　人と話してるところなんて見る事無かったし。」
自作「ごめん」
同級「ふふっ　なんでそう謝ってばっかりかなぁ？」
自作「ごめん　あ・・・また・・・」

この時点で俺は完全にビビっていた。
顔から汗が大量に出てるのが判るが、拭くものが無い。
ハンカチはリュックの奥底で埋もれているはずだが、
いまここでリュックの中身まで見られたら確実に引かれる。

同級「そういえば同じクラスだった涼子、この辺で
　　　アルバイトしながら大学行ってるんだって。」
自作「・・・」
同級「井村君は就職して･･･ほら、あそこのビルの中、
　　　設計の仕事やってるらしいよ。」
自作「・・・」
同級「あ、私と話してもつまんないよね。」
自作「ちがっ･･･　そ、そうじゃないんだけど、あんまりクラスの
　　　みんなの事覚えてなくて。全然馴染んでなかったし。
　　　それにほら、俺って、あの･･･アレじゃん？」
同級「･･･オタク？」
自作「あうぅぅっ　す､　ストレートに言うね。」
同級「あははははっ」

同級さんは思いっきり俺の肩のあたりをバンバン叩く。
何故かは判らないが結構ウケてる様子だった。

同級「ごめんごめん、でも自分で言わせといて
　　　その返しは反則だよー。」

同級さんって、こんなに屈託の無い女性だっただろうか？
高校にいた頃は平凡で、まぁ可愛い方だとは思ったけど
もうちょっと堅い人だと思ってた。少なくとも俺みたいな
オタクと会話する所なんて想像できないくらい。

同級「でも、私が同級生だったって事は覚えてくれてるんだ。」
自作「え？あ、うん。なんとなく･･･」
同級「えーっ　なんとなくしか覚えてないの？」
自作「あ、あ、･･･ごめん」
同級「うーん、まぁしょうがないよね。結構真面目ぶって
　　　地味にやってたし、別段可愛くも無いから目立たないし。」

ちがう。地味だから確かに目立たなかったけど、よく見ると
結構カワイイって密かに有名だった。
誰だったっけ？サッカー部のイケメン主将って言われてた奴が
彼女いるくせに、影で狙ってるって言ってたような気がする。

こういった事は本人に言ってもいいものだろうか？

同級「ねぇ、自作君は今学生？それとも社会人？」
自作「･･･」
同級「あれ？　ごめんね、聞いちゃいけなかった？」
自作「いや、んまぁ今は無職透明って言うかなんていうか･･･
　　　本当は自作パーツ扱う店でバイトしてたんだけど、その、
　　　店長と喧嘩して辞めちゃったんだ。」
同級「えっ　店長さんと喧嘩したの？」
自作「う･･･ん　まぁ。　店長は儲かるパーツを主軸に据えて、
　　　素人騙しの売り方するものだから、つい･･･」
同級「ふーん、お客さんの事大事にしてるんだね。」
自作「それもあるけど、パソコンって、パーツをよく選別して
　　　目的に応じたものを組んでいけば無駄も無いし、
　　　単純に高速なPCとか、静かなPCとか、ゲーム向けのPCとか
　　　目的に合わせてこだわりの１台が組めるんだよ。
　　　それに･･･」
同級「それに･･･？」
自作「あ、いや、なんか無職のオタクがこんな事熱弁しても
　　　面白くも何とも無いよね･･･」
同級「え？全然そんなことないよ。　でも、これでよく判った。
　　　あのとき、あのお店であんなに必死だった理由が。」
自作「坊やだからさ･･･」
同級「確かに。子供の喧嘩みたいだった。」

『ぐはっ』と口に出して言いそうになるが、ここは堪える。

同級「でも、自分の損得ばかり考えてる大人よりずっといい。」
自作「でも、あの社長が奨めてたPCが絶対悪いわけじゃないんだ。
　　　ただ、ホームページ作ったりデジカメの写真見るのにあの
　　　PCはオーバースペック過ぎるんだよ。パーツのバランスも
　　　良くなかったし･･･」
同級「そうなんだ･･･私って押しに弱いから、あれだけ力説されると
　　　そこまで言うなら買ってみようかな？って思っちゃうよ。」
自作「うん、よく中年おじさんが、聞いた事あるメーカーだから安心
　　　って思って買って行っちゃうよ。」
同級「えーっ　私は中年おじさんと同じかー」
自作「あ、えーっと･･･」

気付いたら俺は同級さんのペースに巻き込まれて結構喋っていた。
女性とこれだけ話したのは、母親を除いて初めてじゃないだろうか？
思ったより時間が過ぎているようで、空は少し薄暗くなっている。

同級「それじゃ、もう駅だからこの辺で。」
自作「あ、うん。じゃぁ･･･」

これでよかったのか？もう２度とこんな事は無いかもしれない。
これがゲームだったら、選択肢にカーソル合わせてクリックすれば
いくらでも次の約束が取り付けるのに。
自分の性格と経験不足を心底呪いながら、次の言葉が出てこない。
せめて電話番号くらい聞かねば！

ああ、どうすればいいのだろう･･･　と悩む俺を嘲笑うかのように
彼女はケータイを取り出して、スッと俺の目の前に突き出した。

同級「これ、私のケータイ番号。　自作君のケータイでかけてみて。」
自作「あ、え？　ああ、うん。」

これは新手の詐欺とかじゃないのか？
あとで壷買わされたり、実は宗教の勧誘でしたとか。そういうオチか？

そんなことを考えながらも、震える手で番号を打ち込むと、
かわいらしいオルゴール風の着信音が同級さんのケータイから流れた。
これで電話番号の交換は完了する。

同級「えへへ。また今度の週末にでも相談させてもらうかも。」
自作「え？」
同級「あ、自作君が迷惑じゃなかったらでいいんだけど。」
自作「いや、迷惑とか全然。それより俺みたいな男にケータイ番号
　　　教えても大丈夫なの？」
同級「うーん、やばかったらケータイ解約しちゃおうかな。」
自作「キツー」
同級「冗談よ。」
自作「でも、実際掛けてみたらヤクザが出たりとかしない？」
同級「おう、こちら関東鬼衆会。ワレ一体なんぼのもんじゃ？とかね。」
自作「ははは　それ、シャレになってないよ。」
同級「ふふ、多分それはないと思うから。
　　　本当に、迷惑じゃなかったら相談に乗ってね。」
自作「うん、どうせ暇だし。いつでも大丈夫だよ。」
同級「ありがと。　じゃ、また今度ね。」

笑顔で手を振る同級さん、手を振り返しながら見えなくなるまで
俺の視線は彼女の後姿に釘付けだった。
今はまだ、自分が同級さんに惚れているのかどうかも判らなかった。

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ　オナニー完了。

さて、自分の巣に帰るか。

70-73の流れはいい感じだな
気が向いたら続きｷﾎﾞﾝﾇ

>20 >29 から >36 >41 >70-73 って続いてるのか。

長文ウゼーとか思ってたけど、
読んでみると普通の読み物として結構面白いな。

我々は自作男が何故あのようなPCを作ったのかという疑問を解決するため、
自作男の故郷である群馬県に向かった。
｢まだ日本にこんなところがあったのか｣
思わず口に出てしまった言葉を同行した社長に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、そして
彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
メモリー暴落だの、萌え市場だの、サッカーだので浮かれていた我々は改めて
農村の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに｢息子が申し訳ありません｣と
我々に何度も土下座して詫びた。我々はこの時初めて自作男を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は自作男の母親から貰った干し柿を手に、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた

>>76に同じく気が向いたら続きｷﾎﾞｰﾝ。
あと>>76まとめ乙
>>77
そのコピペ元ネタなんだっけ？

無理言うなよ
この板の住人のほとんどが自組立PC男なんだからさ

とりあえずゲーム化するならエルフだな
ﾍﾍﾍ…

ﾋﾄﾞｽ

|A・)
|
|
|Д｀)

>>82
どうした？

彼女に自作頼まれた
BTOメーカーどこか頼む

全てはこのレスから始まった
自作PC板では禁句であったBTO。その言葉を口にしたばかりに叩かれあおられ続ける>>1
しかし次第に>>1は自作PCのノウハウをマスターしていくのであった…

>>77
泣いた

同級の呼称はマウスが届いた瞬間に決定するな。
マウスだけにミニーとか。

エルメスさんではなくてグッチさんだったらどんな物語になるだろうか…

途端になんかイメージが嫌な感じになるね
そもそも会社自体がファミリービジネスが親族間の争いから
最終的にはアラブの石油資本の手に渡っちゃった企業だし(うろおぼえ)…
#ｽﾚ違いのｽﾚｽﾏｿ

>>87
ハッチポッチステーション男かな？
○○男って最近よく聞くよね。
痴漢男とかヤンマーニ男とか。

店員「Celeron D 320 (2.40GHz)でも十分ですよ」
お客「セレロン？(ﾌﾟ」」
店員「これ（Pentium Extreme Edition 840）が望みか！貴様の！」
お客「私のではない！」
　　　「これが人の夢！人の望み！人の業！」
店員「チィ！」
お客「他者のCPUより熱く、他者のCPUより先へ、他者のCPUより上へ！」
店員「巫山戯るな！」
お客「競い、妬む、憎んでそのCPUを値切り合う！」
店員「貴様の理屈だ！思い通りになど！」
お客「既に遅いさ、店員さん。私は結果だよ。だから知る！！」
　　　「自ら育てた熱暴走に焼かれてPCは滅ぶとな！！」
店員「！！」
　　　
店員「くっそー…あの客の値切り方…も、もう一度…orz」
店長「おまいクビ ｍ9っ｀Д´)」

火病男

さあ、恋を語れ

恋は下に心があるから下心アリ。
愛は真ん中に心があるから真心なのです。

ｽﾚﾀｲ気になって来て見たが何だこの女っ気なさは(w
藻まえらｶﾞﾝｶﾞﾚよ｡

面白そうな話が出来ているかと思えば
やっぱりジサカーに恋話は無理だ罠。
店長や店員とのやり取りはとても上手にかけているが。

リアルで胸の中で店員に語りかけてる事を綴っているだけじゃ書籍化ﾑﾘﾎﾟ

>>95
んじゃ、おまい続編よろすく

書籍化と言うよりエロゲー化だな。

>>70-73エロゲー化ｹﾃｰｲ

('∀`)　　　ｶｱﾁｬﾝｶｱﾁｬﾝ

J( 'ｰ`)し　なあに？

('∀`)　　　俺、彼女が出来た　

J( 'ｰ`)し　どのゲームのキャラ？

100age

バルケンを映画化して欲しいお^^

>>20
の内容でもし映画化したとしても
一人で見に行くの恥ずかしいです＞＜

「××男」ってのが最近流行だな。

>>103
今いちばん流行してるのは

元麻布春男

>>104
確かに。上手いｗ

>>101同意
でも公開直前にIntelに圧力かけられそう。

「おまえもAthronXPでOCしてP4のやつらが到達し得ない領域に行け！」だったっけ。
ｶｺｲｲ!!

>>101>>106
君達のレスのおかげで前から気になってた某所に辿り着いた。
ありがとう。

電車男の足下にも及ばないですねｗ

バルケンスレってまだ続いてたんだ…1で終わったかと思ってたよ

もう既に自作なんて影も形もないがな。

だがそれがいい