ずっと9NDA3Jを使っていましたが、なんとなくCPUの限界が知りたくて
先日出たDFI LANParty UT nF3 Ultra-Dも試してみました。
そして・・・K8N NEO2のときも思ったけど、さらに今回のことで9NDA3の完成度の高さを
再確信するはめになりました。
DFI LANParty UT nF3 Ultra-Dも確かに素晴らしい板で、限界までOCした場合の耐性は
9NDA3とほぼ同等です。むしろメモリ設定に関してはあちらに完全に軍配が上がるでしょう。
しかし当方の環境では以下の点がマイナスになりました。
1)VcoreがBIOS設定より低く反映される
その分BIOSで高めに設定してやればいいだけなんですが、やはり気分が悪い
2)なんか・・・冷えない
1)でVcoreを高く入れていることもあり、やはり気分が悪い
3)SATAの位置が最悪
FSBにひっぱられないSATAコネクタの位置がCPUソケットの直下にあり、
XP-120を使う場合ヒートパイプが覆いかぶさり、完全に使用不能になる。
(XP-120を逆向きに付けるとAGPが使用不能)
よってどうしてもXP-120とSATAが使いたい場合は、せっかく4ポートもあるSATAを封印して
PCI増設しなければならない。
4)Cool'n'Quietの問題
VcoreをBIOSで変更すると、Cool'n'Quietを有効にしても電圧が下がらない(クロックは下がる)
これはむしろVcore変更してもCool'n'Quietが完璧に動く9NDA3が神なのかもしれませんが。
5)9NDA3に比べると、やはり不安定
9NDAの時と同じCPU、同じOC設定(Primeで12時間OK)にしても、
温度は10度近く高いしPrimeも数分でコケる。
やはりVcoreに関して潜在的な不具合があるように感じます。
3.2vとかかけるような高速メモリを使用し限界に挑戦する方には良い板だと思いますが
適度にOCしながら常用したい自分には9NDA3のほうが向いていました。
以上報告失礼しました。