IRQ・INT #3

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53Socket774
適当に検索して図を引っ張ってきた。
http://momokans.hp.infoseek.co.jp/image/int875.png

PIRQってのがINT線のことで、INT A〜Dってのはカードのファンクションだ。
シングルファンクションカードならINT#Aしか使わないけどマルチなら順にB、Cと消費する。
この図の例で言うと、AGPにシングルファンクションカードを指した場合PIRQ#Aに接続されるね。
そして次に、USB2.0カードがあるとして、一般的にUSB2.0インターフェイスは
UHCI(OHCI)に2ファンクション、EHCIに1ファンクションで合計三つのIRQを消費するやつが多い。
たいていINT#A、BがUHCI(OHCI)、INT#CがEHCI。こいつをほかと”なるべく”重複させない場合を考えてみる。
とりあえずAGPとSATAは優先的にフリーで使いたいから、

INT#AがSATAと重なるPCI1
INT#BがSATAと重なるPCI2
INT#CがSATAと重なるPCI4
INT#CがAGPのINT#Aと重なるPCI6

以上はNG。よってPCI3がベストな選択肢ということになる。
ただし、PCI4、5を使う場合は必ず重複することになるけどね。
だから次にカードを追加するときは俺ならPCI2を使うだろうね。
(ただし、こいつがマルチファンクションカードなら当然INT#BでSATAと重複することになる)

もちろんこれはAGPとSATAにのみ注目した場合ってことなのでSATAを使わないなら
ほかの選択肢も広がるし、そもそもちゃんと規格通りに設計されていれば共有しても全く問題ない。
最初はAGPのエアフローを考慮してPCI1を空けておくという点や、サウンドをノイズ源から遠ざけると
いうことでPCI5を使う等、INT線よりもそういう点に気を遣ってインストールするといいんじゃないかな。
んで問題が発生したらルーティングテーブルを引っ張り出して配置を考えると。