Transmeta Efficeonスレ part3

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富士通社長のK氏がいらっしゃいました。

講演内容はPC事業の存続に関しての見通しについての富士通の考え方、だったんですが
「うちもノート・デスクトップ含めて中国設計・生産を考えた事はあるが、これからも国内一本で行く。」
との力強いお言葉。

講演終わった後に、個人的に質問をしました。

自分:
「LSI事業及びSCSIHDD等のストレージ事業、あきる野90nm工場なんかで富士通はハードで頑張り続けてるように思えますが、
ビジネスモデルとして考えた時、今はそれは主流では無いと言われてますよね?物作りにこだわる理由は何ですか?」

K氏:
「ユビキタス時代の到来というのは、そこら中にデバイスが存在する事になる。
結局の所、ありとあらゆる物にハードという物は必要で、ハード事業じゃ儲からないと言うのも
将来的には再び覆ると我々は考えている。
また、ビジネス自体を次から次へと儲かる物に変える事だけが企業の形では無い。
我々は日本の物作り企業として、半導体からPC設計・サポートまでを全てカバーできる会社
でありたいと思っている。」

自分:
「Transmetaと密接な関係を築き、LongRun2ライセンスを受けた事もそのような流れの中にあるわけですね?」

K氏:
「よく知ってるね。その通りだ、半導体における消費電力の低減はユビキタス時代における最も重要なテーマの一つだ。
我々はその重要性を認識し、Transmeta社と非常に仲良くやっている。」

自分:
「あきる野工場で現在90nm版Efficeonを製造なさっていますよね?自社製品への搭載計画はありませんか?」

K氏:
「もちろんある、詳しい製品内容は言えないが来年の初めには発表する事になると思う。」

大まかな流れとしては以上です。Looxスレとかにも貼った方がいいのかな・・・。