前々スレの
>>983の続きです。
自作ESR計、フェニックス零号機(仮)は、その後も改良を重ね、
かなりサマになってきたので、また実測値を紹介しようと思います。
ニチコンPR 25V1000uF 98mΩ
ニチコンVZ 25V330uF 317, 324mΩ
ニチコンVR 16V470uF 253, 273mΩ
ニチコンHM 6.3V3300uF 11, 11, 11mΩ
日ケミKME 6.3V1000uF 255, 264mΩ
日ケミSMG 35V3300uF 23, 24mΩ
日ケミLXF 16V330uF 122, 123mΩ
日ケミLXZ 6.3V1000uF 76mΩ
日ケミKZE 16V2200uF 15, 16mΩ
サンヨーWX 6.3V1500uF 16, 16, 17mΩ
サンヨーOSCON-SP 6.3V390uF 12, 12mΩ
サンヨーOSCON-SP 16V270uF 10, 11mΩ
ルビコンYK 35V220uF 172mΩ
ルビコンMBZ 6.3V820uF 30, 31mΩ
エルナCerafine 50V470uF 32, 33mΩ
前回と比べると、かなりデータシートの値と似てきました。
これなら、劣化消耗品の判定に使えそうです。
次は、ケミコンが膨れてジャンクになったマザーから取り外したもので
外観には異常のないものです。場合によっては、次に膨れるケミコンは、
この中から生じるわけですが・・・
OST RLX 6.3V3300uF 11, 11, 11, 12, 12, 15mΩ
Lelon RXA 16V2200uF 19, 19, 21mΩ
Lelon RXA 6.3V1500uF 25, 27, 27mΩ
Lelon RXA 6.3V1000uF 44, 44, 45, 46, 46, 48, 49mΩ
RLXは、HMクラスのはずなので、15mΩは、かなりあやしいですね。
測定周波数が100KHz付近ならば、大容量ケミコンの場合は、インピーダンスを測って、
それをESRですといってもかまわないわけです。
次は、インピーダンス測定ではリアクタンス分が無視できなくなるタイプですが・・・
サンヨーOSCON-SC 25V22uF 18, 19, 19, 21mΩ
サンヨーOSCON-SG 20V47uF 18, 20mΩ
サンヨーOSCON-SG 16V47uF 20, 21mΩ
サンヨーOSCON-SG 16V22uF 38, 39mΩ
サンヨーOSCON-SG 16V10uF 36, 40mΩ
NECトーキン チップセラミック 25V22uF 12, 12, 13, 14, 15, 15mΩ
NEC ディップタンタル 35V10uF 518, 550mΩ
NCC タンタル 16V22uF 364, 418mΩ
双信 ポリカーボネート 100V10uF 8, 9mΩ
あやしくなってきましたが、どうでしょうか。妥当な値だといいんですが。
最後のは、その筋の方には有名なコンデンサですね。一応、うちの最強(仮)。
前回のレスへのレス。
> どんな装置なのか気になりますね。
> 出来れば教えてくれませんか?
最終的には、電池駆動のテスター風になる予定です。
テスターで抵抗を測るように、ケミコンのESRが測れたらいいかもと。
表示は、1〜1999mΩですが、実用になりそうなのは、10〜1000mΩくらいでしょうか。
パーツの価格合計は、3000円弱程度でしょうかね。
ジャンクマザーからケミコンを抜いて調べていると、誰でも考えると思うんですが、
基板にくっついたままで測れないものかと。
というわけで、次回はフェニックス初号機(仮)の登場です。
> これか?
>
>
ttp://www.takasago-ss.co.jp/sp/hfs.htm 耐久試験機は、必要なくなったのでやめました。
> すくなくとも
> >日ケミSMG 35V3300uF 16mΩ
> >日ケミLXF 16V330uF 13mΩ
> は有りあえない数字だと思うのだが・・・
その時点では、LXFの方は、130mΩの間違いでした。