<AOpenマザーの電解コンデンサ問題>
AOpen製のマザーにおいて、低ESR電解コンデンサが膨張・液漏れといった不良を起こすという指摘がおきている。
問題のコンデンサ:
Lelon製コンデンサ、2001年後半〜2002年前半?に製造されたマザーに搭載。
使用5000時間あたり(一日8時間運用で1年9ヶ月)?で症状発生。
症状:
目視判定するとコンデンサが膨張している、頭や底から黄土色の電解液が漏れてる。
症状が発生しても問題なく動作する場合が多いようだが、放置すれば将来のトラブルが予想される。
原因:
台湾の電解液メーカが同地域のコンデンサ・メーカに供給した電解液の組成に欠陥があったためと思われる。
ABITは以前から同様の問題が表面化しており、アナウンスして無償修理の対応をしている。
ASUS、GIGABYTE、MSI等も同様の影響を受けてると思われるがアナウンスはされてない。
AOpenの対応:
「ウチのは問題のコンデンサではない。コンデンサ特有の避けられない故障だから(保証期間外なら)修理は有償」
⇒部品の個体不良は認めず
(問題のコンデンサとはABIT製マザーに乗ってたJACKCON製とJPCON製のを指すと思われる)
コンデンサさえ入手すれば半田ごて1本で交換できる。ただし自己責任で。
低ESR版コンデンサは入手が困難、105゚耐久品で代用できるかもしれないがお奨めしない。
(低ESRコンデンサの通販ページ)
http://www.netten.co.jp/sengoku/cgi/search.cgi?toku=%82%B1%82%F1%82%C5%82%F1%82%B3%8C%C5%92%E8&cond8=or&dai=%93d%89%F0&chu=105&syo=&k3=0&list=2.