紙より薄い己のプレスコ・・・・。
燃え尽きるまでわずか数秒・・・・。
ホットプレートより熱い漏れのプレスコ…
燃え尽きるまで、わずか数秒…
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Socket774:04/02/10 11:11 ID:h7sPqUf0
だれかプレスコの隠し機能(64bit)を題材にしてポエムキボンヌ。
おいら頭堅くて・・・。
ベンチ廃人「神よ! 賞品の非買品販促グッズを我に与えたまえ!
アーメン! キヒヒヒ…………」
スタッフ 「参加者、BIOS設定変更!」
グラサン男「良い腕だ。秋葉原の連中だな!
絶対にベンチスコアで負けるな! 64bit対応ベンチを出せ!」
やれ!!」
ベンチ廃人「うおおっ!!」
グラサン男「ふはは! 64bitの威力を見たか! 淫厨どもめっ!」
スタッフ 「淫厨がスコアを伸ばしています!」
グラサン男「そ…そんな馬鹿な!?」
シン「世界中どこを探しても64bitモードを隠し持ってるコンシューマ用CPUは
このPrescottをおいて他に無いぜ!」
シン「お! よう、ミッキー! ご苦労さん」
ミッキー「ふえーっ、まいったまいった!」
ボリス「電源電圧を確保してくれてたのか?」
ミッキー「そうよ……でっかいエモノはあんた達に譲って、俺ァ、
筐体の後ろで他のPCの電源プラグ引っこ抜きよ! ちったあ感謝してくれよ」
ボリス「そうか…隠し機能を使ってカツカツの状態でOCしても
PCが落ちなかったのはそのせいだったのか……
有難うよ、ミッキー」
シン「という訳だから、賞品のDDR-2RAMチップは三人で山分けだな」
ボリス「いや…だめだ! 賞品は二人で山分けだ!」
シン「ボリス! ミッキーの援護があったからベンチが完走できたんだ!
でなきゃ、今頃電圧降下で再起動中だぜ!」
ミッキー「いいよ…シン! こいつはどうせこんな男だったのさ。
2/3に割れたELPIDAチップなんて要らねえよ」
シン「俺もお断りだ。ミッキーの苦労を無視してまでグッズは要らん。
賞品はそっくりお前にやるよ、ボリス……」
ボリス「ふふはははは……この…早とちりのバカ野郎だもめ…ふふふふ……。
俺が二人で山分けって言ったのは、お前達で分けろという意味だ…」
シン&ミッキー「!?」
ボリス「パイピングからクーラントが2〜3dL漏れたみたいだ…
一箇所はCPU付近で…あとはFX5950Uの上で漏れたようだな」
シン「ボリス!!」
ボリス「友達ってなあ、いいもんだ……。
特に…徹夜行列をともにした友達ってのは……
一生のうちにそうザラにできるもんじゃない…………
そんな…友達でも…いつかはどちらかが先に引退しちまうのがPC自作だ。
切ないよなあ……自分一人だけお婿に貰えないなんて……
だから…友達は作りたくなかったんだ……
一人だけ行き後れる寂しさは…もうたくさんだ……
部屋を暗くして眠ると、先に逝っちまったあいつらの顔が…
一人一人……出てきて困るんだ……
『よう、ボリス……元気か!?』って……
でも…それももうおしまいだな……
やっと、ゆっくりお見合いに逝けそうだ……」
シン「ボリス!! ボリス!!
スイッチを切れ! 電源を落とせ、早くっ!!」
ボリス「シン……寮に帰ったら……
俺の部屋のシスプリグッズ……
片付けておいてくれよな……」
シン「ボリス!!」
(あぼーん)
シン「ボリスの私物は……………こんなに有るのか」
管理人「ええ……でも……
ゴミ分別区分が分からないんですよ。
一応、K-BOOKSに送っておきますがね」
シン「お休み……ボリス」
この秋葉原を徘徊する自作erに卒業証書は無い……
彼らが、その卒業の証として手にするのはただ一個の壊れたPCだけ……
総出費……550万円……
その男はボリス……
我が友、ボリス……