=ダシルハメット・アンド・ポップコーン=

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149ジャック・リボォルバー
>>141
ふと窓をみつめるだろ・・・
そこに映るてめーの目があるだろ・・・
その俺の目の漆黒の荒波に溺れるおめーが見える・・・
このごろ特にな・・・

俺は死ぬ時も薄笑いで死ぬだろーぜ・・・
胸に真っ赤な薔薇を咲かせて・・・
そのときその腕に抱いてくれりゃー、
お前のものになってやるよ・・・

おめーはなんの罰を受けてる・・・?
おめーの罪を語ることで俺の罪に気づかせよーと
してるのか・・・?
なら俺のよーな男の、血に汚れた手で、
おめーの体を愛しつづけることの罪から、
俺を解放してやってくれ・・・
150ジャック・リボォルバー:01/09/06 20:06 ID:5CsuVqCY
>>142
あの夜・・・
ベンチでお前を膝にのせ、
うしろからやさしく抱きしめた・・・
おめーが時々声をあげると、あたりも震えて、まるで虫や鳥たちまでもが聞き入ってるかのよーだった・・・

俺にとっても美しい思い出だ・・・
わが恋は ひととる沼の 花あやめ・・・
俺をひとときでも夢中にさせやがって・・・

俺にとっては雲がくれの月となろーとも、
月の裏側には光輝く幸福への道が広がっている・・・
おめーがそれに気づいて振り返りさえすれば・・・

この広い世界でおめーの幸せを探せよ・・・
そしておめーを愛する誰かのために、
もう一度ほほえんでほしい・・・
何故なら、おめーは、とても、きれいだから・・・

これでいい・・・
これでいいんだ・・・

こよいは月も出ぬそうな・・・