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鉄扇会:
しかし、物事には原因と結果が存在します。
原因を突き止めることによって、未然にバッシングを回避することが
できるのです。その手段を以下の3つに分けて説明したいと思います。
第一に、自分の持てる知識以上のことを語らないこと。
意味もよく分からない専門用語や、高級な語彙を乱用すると、
自分の主張に対して論理的な把握ができなくなるでしょう。
本来の意図とは逆に、相手に稚拙な印象を与えてしまいます。
そして、自分より知識の多い罵倒屋が現れたとき、対処できますか。
彼等はあらゆる理屈を駆使してあなたの間違いを指摘し、時に嘲り、
訂正と謝罪を求めてくるでしょう。こうなったら何を言っても無駄です。
素直に自分の力量不足を認め、相手の不当な攻撃性を批判しましょう。
第二に、言葉使いに注意する。初対面の相手や学識者に対しては、
敬語を使うようにしましょう。殊ネットにおいては相手の馬が分からぬ
ため、平然とタメ口を訊いてしまいがちですが、皆、有意義な時間を
欲しているのです。不快な気持ちを味わうために議論をするなんて
馬鹿馬鹿しいですから、議論における最低限の礼儀は守りましょう。
特に「〜だろ?」「〜じゃねぇの?」といった語調は粗暴な印象を
与えるばかりか、己の知性を曝け出すようなものです。
第三に、柔軟さを持つことです。上記の2点に比べ、少し抽象的ですが、
要は、相手の話題に応じたレスポンスを工夫しましょう。私達は、議論、
広い意味でのコミュニケーションにおいて門外漢と化すのを恐れます。
自分には理解できない用語や難しい表現を多用する人たちの輪へ
飛び込むことは勇気がいるでしょう。話についていけない、無視されたら
、罵倒されたらどうしよう、と悩み悩んだ挙句、結局会話に参加せず
ROMオンリーに始終するなんてことを経験したことはありませんか。
また、自分の発言にそのような影響力があることを自覚し、
多くの人とのコミュニケーションを図りたいのなら、自分の書き込みの
レベルや種類を使い分けるよう工夫しましょう。
状況に応じて、自分が対話したい人層を絞るのです。
以上の三点に留意していれば問題ありません。実行あるのみ。