▼▲▼▲▼▲▼▲鉄の心▼▲▼▲▼▲▼▲

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98鉄扇会
私が日本で生きていて、本当に嫌だなと思う習慣があります。
それは「出る杭は打たれる」という日本固有の悪習であります。
何故、日本固有の悪習と書くか?確かに、それと似たような事は
世界の人種、民族、国家の枠を越えて、普遍に存在するでしょう。
同じ人間である以上、思考形態に共通点が現れるのは当然ですが、
それと同時に、文化の差異もあることを忘れてはならないのです。
さて、ここ日本における固有の習慣、「出る杭は打たれる」に対して
その思想習慣の原因と対策について考察したいと思います。
私は何でもかんでも日本に関する事柄を絶対視することを嫌いますが、
島国日本特有のメンタリティの存在は認めています。それは日本の屈辱外交や
日本語表現にみられる曖昧さ、人間関係における「ことなかれ主義」などに
体現され、辛くも諸外国との文化の違いを見せ付けられる具合です。
その文化の違いの一つに、「個人叩き」があります。
日本における個人に対する周囲の弾圧に関して、
私はおろか、ここに来ている皆さんも経験があるのではないでしょうか。
何らかの学術的活動、言論、文章作成に関わっている人なら、一度は
論理的批判に欠いた、誹謗中傷を経験したことでしょう。
彼等の排他的な思考と、焦りから来る歪んだ保守精神によって、
有能な人材の発芽と育成は、永久の彼方へと葬りさられます。
全く、害悪にしかなりません。叩かれてこそ強くなる、と言いますが、
私のように弱い人間にとっては、ウザイことこのうえなくないのです。