10 :
マジレスさん:
俺も少し愚痴らせて貰おうかな・・・
中学時代、入学してから柔道にのめり込み、地方大会で優勝とか県大会優勝とか、とにかく強くなれた。当時は認められて嬉しかったし、柔道で世界を!なんて青いことも考えてた。
でも、中学3年の時、剣道部の主将に一目惚れしたんだ。今でも忘れない、衝撃的な恋だった。恥ずかしい話、初恋だった。
数ヶ月かけて付き合うことになったが、高校あがってすぐの夏休み、親父の仕事の都合で引越しすることになった。
引っ越ししても連絡は電話と手紙でやり取りしてた。引っ越し先でも、その県で1番強い柔道ができるところに特待で特別転入して頑張れた。練習量はすごかったけど、彼女の為に頑張れた・・・でも、世界は一変したんだ。
11 :
マジレスさん:2013/08/27(火) 00:02:23.15 ID:1+7iZOTJ
>>10 続きです。長文スマソ
転入して3ヶ月した頃、突然彼女からの連絡が途絶えた。ケータイも繋がらず(電源切ってる?)、手紙も戻っては来なかったけど、返事はなくなった。
(なんかあったのかな?)
不安にかられた俺は、練習を2日風邪だと言って休むつもりで彼女の元へ向かった。
※書き忘れてたけど、転入してから2回だけ、月1回ペースで彼女と会ってました。
彼女の家に着いたのはもう夜だったけど、彼女の家には明かりが付いてなかった。人がいる気配も無い。
俺はますます不安になって彼女の友人とかに電話して居場所を聞いた。でも、口々に知らないとか、言えないとか・・・曖昧に返された。
ビジネスホテルで一泊して、翌日の昼、彼女の1番親しい女友達から連絡があった。
12 :
マジレスさん:2013/08/27(火) 00:09:41.70 ID:1+7iZOTJ
>>11 続きです。長すぎて本当にすいません
「今夜8時、○○公園で彼女ちゃん待ってるって」
忘れもしないそのメール。○○公園とは俺の元家の近くの緑地公園だ。
俺は時間も早いのに公園へ行った。
時期は11月中旬。肌寒さがつらいはずなのに、俺は約6時間も公園の入り口のベンチで座り続けて考えていた。
言えない怪我とか、トラブルとか、家庭問題とか・・・とにかく彼女を信じてたし、守るつもりも俄然あった。どんな悲観する事を言われても、なんでも、俺がどうにかしてやる気持ちだった。
13 :
マジレスさん:2013/08/27(火) 01:27:13.92 ID:vz5yD6+x
14 :
マジレスさん:2013/08/27(火) 19:37:24.12 ID:4rkU8gKs
楽しいものがあるうちは生きてたほうがいいと思うぞ
楽しいものがないやつは作ればいい。そんな簡単にってのはあるだろうが、気になったものにチャレンジすることは大事だぞ
案外それが心の支えになってくれるもんだ。辛いことも忘れるくらい好きなものを作れ
15 :
マジレスさん:2013/08/28(水) 19:57:57.48 ID:3ZPdfhlb
>>12 遅れました。続きです。連続投稿とかで怒られるw(普段ROM専だからなぁ)
時間通りに彼女は現れた。街灯の下、白いコート姿・・・俺は元気そうな彼女を見て少し安堵したのを覚えてる。
ベンチで少し話をした。俺が話しても彼女は俯いたままだった。
そして、彼女はゆっくり口を開いたんだ。
「私ね・・・赤ちゃんが出来たんだ・・・」
「・・・え?」
一瞬で世界が凍りついた。俺は当時はウブで彼女とはキスしか経験していない・・・頭が真っ白になる・・・何も・・・考えられなくなる・・・・
聞けば、他の男との子供だという。妊娠が発覚して、堕ろすために少し離れた実家に今いるらしい。
原因の男とは面会謝絶。当然ケータイも取り上げ状態。
こういう時って本当に思考が止まるってか、頭の中が空みたいになるんだね。うまく説明できてないけどw
俺は朦朧?とする頭で「なんで!?」とか「信じてたのに!」とか言ってたと思う。(正直、あんまり覚えてない)
そしたら、彼女から忘れられない一言・・・
「○○(俺)が、かまってくれないからこうなったのよ!!!」
心に刺さる・・・いや、切り裂くかな。そんな一言だった。今までしてきたことが無駄・・・それどころか、この現状が俺のせいなんて・・・
似合わないけど、俺は涙を流しまくり、走り去った。今思うと弱い男だった(今も変わらないけどさ)
今の家に逃げ帰った俺は、とりあえず学校へ行った。
16 :
マジレスさん:2013/08/28(水) 20:13:03.61 ID:3ZPdfhlb
>>15 続きです。
・・・学校へ行っても、上の空だったんだけどさ。んで、柔道の練習中に怪我した。肩の亜脱臼。しかも鎖骨外れる寸前レベルまできてるやつ。
医者に「半年は柔道をしないこと」と言われた。でも、特待を受けているせいか、先輩、同級生の風当たりは強かった。耐えられず、痛みに耐えて柔道をする。反対側の肩も亜脱臼。もう泣くしかなかった。
医者には最低2年の柔道禁止+コルセットの常時着用を指示された。もう高校の間は柔道できない。
代わりになればと、学校の雑用や掃除に力を入れてみた。
当然、痛みで物も持ち上げられない状態の俺に先輩は辛く当たった。痛がる肩を集中攻撃したりが日常。同級生も加担してのイジメ、暴力。
耐えられず、顧問や担任にすがっても、力にはなってくれない。「気のせい」の一言。
とうとうノイローゼになって不登校になった。
全てを失った。一瞬、たった3日。積み上げたものが崩れるのは、簡単なんだな・・・
いろいろ考えたけど、ついに自主退学。その旨を伝えた担任から出た言葉はこれ
「○○(俺)、俺のせいで辞めるんじゃ無いよな?」
教師の保身に入った一言。一生忘れはしない一言。
この瞬間・・・すべての出来事が俺にのしかかったんだと思う。
俺は精神を病んだ。リスカを繰り返す毎日。部屋からは出ない。厳格な父親が死なれたら困ると精神病院へ入院させる。
もうどうでも良かった。牢屋のような部屋で俺は考えた。
※部屋の構造はイマイチ覚えてないけど、窓が鉄格子なのは覚えてた。
17 :
マジレスさん:2013/08/28(水) 20:15:17.97 ID:3ZPdfhlb
>>16 続きです。
1年、ながいようで短い俺の入院生活。そして投薬、服薬生活。(というかなにされたのかもあまり覚えてない)ボロボロだった。
抵抗をやめるように自殺を諦めた俺は家に返された。
やることは・・・当然ない。
唯一、柔道以外で特技であったPC(といっても当時はサーフィン程度)
オンラインゲームを知る、やる。少しは気が紛れた。
一週間ぐらいかな。友達ができた。人に会うのはもう正直トラウマだったけど、文章(チャット)ならいけた。
友「クラン(団体チーム)作らないか?」
俺「クラン?」
友「お前がマスターなw」
俺「なんだそりゃw」
んでクラン創って、じきにメンバーが増えて・・・楽しいって思えた。体感的に数年振りに笑った気がする。
前向きになれた。少しだけど、泣きながら笑った。俺の居場所ができて嬉しかった。
今更だけど、就活をした。クランに恩返し、オフ会でも開いて、今度は俺が笑わせるんだと、誓った。
そして、7年。現在。入社したての時は対人で吐きそうにも過呼吸にもなったが、仕事にも慣れ、同時にクランも7年目。
中退した高校は定時制だけど、会社行きながら夜間で行って卒業した。
そして、女性はまだ苦手だけど、今頑張ろうとしてる。クランに感謝してる。俺の生きる意味を作ってくれた。居場所をくれた、大事な仲間。
この話は俺のノンフィクションです。人一人一人に悩みはあると思う。でも、いつか楽しいことがやって来るんだ。俺も未だに心の傷は癒えない。でも、それを背負って生きることもできると思うんだ。
過去は後悔してる。未だにあれは恋愛に未熟な自分のせいと感じてる部分はあるし、今はそう考えることもできる。
長文スマソ。読んでくれた方はありがとうございました。