私の人生

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220人生残悔
では、192からの人生の続き。
事故の相手(客観的な被害者)は20代前半の男性、小雨の降る中を
原付(古いタイプで前かごに物を入れるとライトが隠れるパッソル)
に乗り近所の風呂屋へ、ノーヘルで前カゴに洗面器を入れ全速走行、
赤に変わる信号を交差点前で止まれないと判断し突っ込んできた。
ライトは前カゴで光が前に届かない。その交差点は、交差点内を
照らす街灯はあるが、交差点にさしかかるまでに街灯は無い。
警察の現場検証でも、夜間交差点前の横断歩道部分までしか街灯
の光は届かず、夜間、ほぼ無灯火の物を視認することはできない
と判定された。しかし、怪我をしたのは相手、私は業務上過失
傷害で取り調べを受けた。事故から2日、相手は生死をさまよう。
私は呆然とした絶望的な時間をさまようだけ、彼女と顔を合わせて
もお互い悲痛な表情で、一言一言の言葉が重かった。