553 :
マジレスさん:
今日、友人が死んだ。19歳だった。
僕は彼女の事が好きだった。なんていうか、一つ一つの行動が美しかった。頑張ってる姿は格別に美しかった。
大学に入って、クズだった高校時代をかなぐり捨ててもっと善く生きようと思ったのも僕の力じゃなくて彼女がいたからだと、ずっと思ってた。今もそう思ってる。
僕は彼女が好きだった。彼女の美しさに手を届かせたかった。
彼女は新聞記者になりたいって言ってた。
「世の中の矛盾や間違いを啓蒙し、弱者の見方になりたい。」
覚えたてのお酒を片手に背伸びして入ったSHOT BARで彼女が無邪気に語ったのを忘れない。
そんな彼女が、今朝自殺した。
わけがわからない。自宅マンションから飛び降りた。
もう今となっては、彼女が何を見て何に絶望し死を選んだのかすら僕には知りえない。彼女は死んでしまったから。
仮に何かを見て絶望したとするのならば、彼女のような美しい人間が絶望するような世の中ならば、果たして生きる価値はこの世にあるのだろうか。
わけがわからない。
だれでもいい。誰か僕に答えを下さい。