妹がソファーでだらしなく股を開いて寝ていたので

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234 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/21(水) 13:09:41 ID:UfhriNuk
「では…参る!」
オンは、背中の刀を鞘から抜き、全力で走ってくるが、幾重もの木々が邪魔をし、思うように進めない。
「極真・木村派の力…今こそフルに活かせる時っ!」Bは、木々の上を縦横無尽に駆け抜ける!
「ならば…秘剣・その名も…大木倒し!」
オンの振るった刀で、周囲の木々が薙ぎ倒される!ついでにBも、落ちてくる。
「覚悟っ!」
振り下ろされた刀を転がってかわすB。
次いで横からの攻撃もバック転でかわし、やや後方の木を使っての三角飛び蹴りを放つ!
そこを待ってましたとばかりに迎え打たんとするオンの太刀筋に対し、Bは刃先に立つという荒業を披露。
刃をうまく利用して、Bは再び木に飛び移る。
「小癪なぁっ!」
オンが次々と木々を伐採していく中、Bは少し離れた枝から高く飛び上がる。
華麗な空中回転を決めながら…
オンの少し前に頭から転落した。
「…」
オンが、無言で刀を首元まで近付ける…
「そこまでっ!勝者、オン!」
オンは口元を歪ませながら、刀を鞘に戻すのだった。
その時だった。
Bの体が、俺たちの目の前から消える!
「Bっ!?」
妹が思わず叫ぶ。
「心配しなくても大丈夫です。敗者は、階下の医務室に強制送還されます」
235 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/21(水) 22:33:48 ID:UfhriNuk
〜第12階層〜
…真っ白だ。
濃い霧に覆われている。
「ここは…この私、マックスの燃える流星・フジが出よう」
進み出たのは鉄の仮面をかぶったマントの男、フジ。
「むぅっ…仮面などをつけた面妖な奴よ…変態には変態!行け、雑魚1号!」
「誰が変態だっ!?」
「大佐…彼では勝ち目はありません。ここは私がでます」
「うむ…ならば任せる!」
「決勝戦第2ステージ、曹長対フジ、始めっ!」
「見せてもらおうか…日本甘党の格闘戦における戦闘力とやらを!」
「それでは…!」
最初に仕掛けたのは、曹長だった。視界が悪すぎるほどの霧の中を、真っすぐフジの所へ進んでいく。
「当たらなければ、どうということはないっ!」
曹長の手が届くギリギリの範囲でそれをかわし、フジの指から光線がほとばしる。
しかし、その閃光の先に、曹長の姿はなかった。
「大佐の部下…やるようになったっ!」
背後にあらわれた曹長の手から放たれた波動に、フジもまた、振り向きざまに指からの光線で応戦する。
2つの光はぶつかり合い、消滅。
「接近戦で…倒されはしない!」
「…喋りすぎですっ!」
いきなり目の前にあらわれた曹長に、蹴りを当てるフジ。確かな手応え(足応え?)しかし…
236 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/21(水) 22:34:33 ID:UfhriNuk
霧の中から現れた曹長には、ダメージを受けた形跡など微塵も感じられない。
「甘党の力…これほどのものかっ…!」
フジの幾重にもわたる攻撃はすべてかわされ、攻撃した数だけ、いやそれ以上にフジへのダメージは蓄積していった。
「…リリィよ…私を導いてくれっ…」
フジは何者かの名を呟きながら目を閉じ、あたりの空気に意識を研ぎ澄ませる。
「私とて…格闘家のはずた!」
頭に力をいれ、さらに強く念じる。
その目を…カッと見開き、フジは叫んだ!
「見えるぞ…私にも敵が見え…ッ!」
隙だらけのフジの脳天に、曹長の肘打ちが命中したその時…勝負はついた。
「認めたくないものだな…自分自身の、若さ故の過ちというものを…」
フジは最後に、朦朧とした意識の中、そう言いながら消えていったという…

〜第13階層〜
「さぁ、現在の互いの勝ち数は1対1!まだまだこの勝負、行方がわかりません!次のステージは…!」
司会が手を掲げるその先には。
球体を横に割ったような物体が、その中央に鎮座する部屋。周りを、穴が取り囲む。
「では、ここも私が…」
進み出ようとした曹長を止めたのは、他でもない司会者だった。
237 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/21(水) 22:35:31 ID:UfhriNuk
「1ステージに1回のみ!登場することができるルール、お忘れなく!」
「!?…あぁ、そうでしたね…」
驚きながら、曹長は後退する。
「じゃあ、ぼくちが!」
誰もの止める隙もなく、1人球体へと向かったのは…師匠!
一方…
「じゃぁ…アタイがいくよ。アタイならどうせ落ちても良いでしょお?」
そう言いながら球体に飛び移る女…アンを、止めようとするものは誰もいなかった。
「第3ステージ、大吾対アン!始めっ!」
「殴らないでね…殴ったら…痛いでしょうねぇ…もし痛かったら…一生…お前を…恨んでやる…」
師匠の攻撃を全てブロックしながら、アンは何やらお経のようにぼそぼそと続けた。
「痛いのは嫌よねぇ…だって…痛いんですもの…殴られたところが腫れて…そこがじんじんと痛くなるのよぉ…?」
師匠がアンを端まで追い詰めたその時…
2人の足元が傾き始めた!
師匠はあわてて後方に飛び退こうとする師匠の足をむんずと掴み、、アンはただその場に立っている。
「アン、何してんだよ!前!前に行けっ!」
「ふふ…あははは…氏ぬ…お前を道連れに…あーっはっはっはっは!」
アンは高らかに笑いながら、穴へと落ちていった。師匠と一緒に…
238 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/22(木) 22:57:59 ID:N+CgxaL6
「ちなみに、こちらの穴は階下の医務室に直通して…おりますので、ご心配なく!」
司会の声を聞くより早く、マックスの面々(現在4名)は、階段へと向かっていった。あまり気にしていなかったのだろうか?
「師匠ーっ!」
「皆さん、行きましょう…下にいるというのですから、早くここでの闘いを終わらせ、迎えにいくんです」曹長の言葉に、俺と妹は黙って頷いた…。

〜第14階層〜
そこは、紐が空中に浮かぶ、不思議な所だった。
「次は、こちらの紐の上での闘い…当然、落ちたら負けです!」
「さて…このわしの出番だな!」
「大佐…お戯れを。このような場所、大佐のバランス感覚では…」
「まぁ見ておれ、この最強の格闘術、曹長…お前の目にしかと焼き付けるのだ!」
「では…第4ステージ、シン対大佐!始めっ!」
「ぬぅおぉーっ!」
「んんーにやぁあーっ!」
紐の上に立った2人は、その場で叫びあうだけで、全く同じない。
「なぁあーっ!」
「うぬあうぉーっ!」
しばらく叫びあったのち…このままでは埒があかないと思ったか、足を踏み出したのは、2人同時のことだった。
そして、落ちたのも…
「両者、引き分け!」
それが、審判の出した答えだった…
239 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/22(木) 22:58:42 ID:N+CgxaL6
〜第15階層〜
目の前にあるのは、足元に設置された巨大な扇風機。
「おぅーい、そこの兄ちゃん!」
俺に向かって呼び掛けてきたのは、マックスのメンバーの1人、セン。
「なんだ?」
「そろそろ…お前さんの実力、見せてくれても良いをじゃあないのか!?」
「どういうことだ?」
「簡単なことだ…オイラと闘えっつってんだよ。生憎、女と子供は殴らない主義でね」
「それはまた…大層な主義だな…」
「だったらなおのこと、あたしが出たら良いよね…簡単に勝てちゃう」
妹の言葉に頷きかけた俺だったが…
声が聞こえてくる…
『進め…脆弱なる者よ…我が兄よ…』
その声は、どこか懐かしささえ感じられた。
「妹…拳帝…」
俺はその声に導かれるように、ゆっくりと前に…
「兄ちゃん!負けちゃうよ…弱いんだから!」
「妹…心配するな。俺は、負けない…そんな気がする」
「兄ちゃん!」
心配そうに見ている妹に背中越しに親指を立て、俺はセンのいる扇風機の羽の上に降り立った。
「では、第5ステージ、セン対…」
司会が俺の名を呼ぶのと同じタイミングで、俺とセンは空高く舞い上がった。
240 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/22(木) 22:59:30 ID:N+CgxaL6
「オイラは、疾風のセン…この風こそ、オイラの力を最大限に生かせる空間っ!」
「だったら、戦法を誤ったな…俺は、このチーム1最弱なんだよ…俺の妹の方が…」
「言ったろ?女子供は殴らない趣味だと」
巻き上げられながら、俺とセンは言葉の応酬を繰り広げていた。
「この風の力を…その身で受け止めてみろっ!食らえ!」
センが放った突風が、俺の体を切り刻む!
「ぐあぁっ!」
あまりの痛みに、たまらず悲鳴をあげる俺。
「じわじわと…風と戯れながら、死への道を歩むが良い…」
さらに向かってくる突風をかわすすべもなく、俺は全て受けてしまった。
圧倒的な力の差に、俺はすでに傷だらけ。
意識もなくなりかけてきて…妹の声が、どこからともなく聞こえてくる…いや、これは…
『基礎は組まれている…あとは、この極意を体にたたき込むのみ。封印されし流派を受け継ぐべき者は、汝にこそ相応しい…』
その声が聞こえてきて、すぐに…
強い衝撃が、俺の体の芯を貫いた。しかしこれは…風の力では、ない。
『我が得ようとしたが使いこなせなかった奥義…その流れを、汝に授ける。その名も…』
しばらくの間をおき、拳帝は言った。
『極真空手・禁の奥義…龍!』
241 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/23(金) 22:15:35 ID:y+UJhUlq
「よぅーし…そろそろやっつけましょうかぁ…?」
何本もの突風を放ち、構えた右手を突き出そうとしたその時…センは気付いた。
俺の姿が、そこに無い事に。
「力尽きて…上に舞ったかっ!?」
上に放たれた風は、しかし、俺の姿を捉えることはなかった。
黙って上を見上げるセン。その足元から、真っすぐセンを目がけて突き進む俺!
「なんだって…っ!」
俺の脳裏に、技の名前が閃く!
「神龍・スパイラルパーンチ!」
俺の突き出した両の拳が、センの体に食い千切るかのようなダメージを与える!
実際食い千切ったわけではない。念のため。
「ぐぉお…ま…まだまだぁ…」
フラフラになりながらも、こちらに竜巻を仕掛けてくるセン。
しかし、あっさり食らってしまう俺ではない!
体の重心を一点に集めるよりも早く、俺は周囲の風の流れに身を任せた。
そのまま、俺の体は高く飛ばされてゆく。
「…っ!読めたっ!」
俺が飛ばされながら移動するあたりを予想してそこに突風を放つセン。その風は俺を捉える…しかしっ!
俺は目の前まで迫っている風と、その先で勝利の笑みを浮かべるセンを見据えて、両手を前で合わせた。
242 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/23(金) 22:16:23 ID:y+UJhUlq
俺の手に、熟成された黄金色の気が光る。
俺がその気を前に向けると、目の前の風は全て掻き消えた。
「ば…馬鹿な…こんなっ…」
その『気』を、俺はセンに投げ付けた!
風に乗りながら、かなりの速さで飛んでゆく『気』。
それは、センに命中し大爆発を起こす。
風が止まったその時、センの姿はなかった。それは同時に、俺の勝利を意味していたのだった…。

『そう…汝はその力を使いこなせる…』
「確かに、この力はすごい。でも、これこそ…ここにいる誰もが欲しがった奥義じゃないのか?俺なんかが…」
『我は…最強になるための鍵を与えたに過ぎない。その力を本物にしたくば…貴様が20階層へと辿り着かねばならぬ』
「辿り着けるのか…俺たちが…?」
『その力と、今までの力を合わせれば…容易いはずだ』
「拳帝…あんたは一体、何を考えてる?」
『それは、20階層にきたとき、明らかにしよう。進め、汝…我が兄よ!』
虚空に向かって頷く俺を、妹はただ、混乱と心配を半々、その顔に浮かべて見つめていた…
243マジレスさん:2005/09/23(金) 22:52:13 ID:pj/lveTg
久々に見たらセンスのないSS厨のオナニースレになってるな・・・・
244 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/25(日) 14:24:57 ID:7BoIO50U
「ここは…?」
Bが目を覚ましたのは、第10階層にある医務室のベッドの上だった。
ふと隣を見ると、大佐と呼ばれていた男が、笑いながら痛みに堪えている。
その向こうでは、Bの愛する人の弟が、先程闘っていた対戦相手の中にいた暗そうな女に、熊のぬいぐるみよろしく抱き抱えられている。抜けだそうにもがっちりと離さない様子だった。
反対側を見ると…そこにいたのは、全身包帯まみれの女の姿があった。Bは、その姿が轍であるとすぐに悟った。
「なんて格好だ…とても、さっきの闘いの活躍なんて想像できない」
「ほっておいてくれ。何でも、禅田派…あの狼男と闘った時、私の体の骨が、何本か折れていたらしい」
「何だって…!?」
「それを気で押さえ込もうとしたら…この有様だ。体中腫れて痛い…もう復帰することさえ難しいかもしれない」
轍とBがそんなことを話していた一方で。
「…本当に行かれるのですか?」
「うむ。すでにあの男は最後の地へ向かった。第一、目的を目の前にして、指をくわえて見ているのは性に合わぬ」
「しかしお師様。その体では、これ以上…」
「案ずるな。最後に笑うのは…ワシらじゃ」
老人は1人、痛みに苦しむ弟子達に見送られながら、医務室をあとにした…
245 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/25(日) 14:26:05 ID:7BoIO50U
〜第16階層〜
「さて、いよいよ最終決戦!この闘いに勝ったチームには、勝数がもう1点追加されます。つまり、チームマックスのみなさんも!まだ優勝の可能性があるんです!」
「何だって…」
「確か、5回闘えば終了のはず…盛り上げるためとはいえ、ちょっと許せませんね」
「じゃあ、次はあたしだねっ!」
唖然とする俺と、怒りを抑える曹長を気に留めず、目の前の舞台にあがったのは妹だった。
「すまないな…ルールをねじ曲げてしまった。しかし、どんな手を使っても、私はあの奥義を手に入れなくてはいけない」
先に舞台に立ち、そう言いながら、懐の札束をちらつかせる女…リン。
「心配せずとも…闘いだけは、正々堂々とする。安心して良い」
「あたしも丁度…闘わないまま優勝っていうのはちょっと嫌だったし…良いんじゃない?楽しくやりましょ♪」
妹って…こんな性格だったろうか?
「では…行くぞっ!」
妹の目の前まで来たリンの姿が、フッと消える。
妹は、危険を察知してか、高く飛び上がる。
妹のいた場所が爆発を起こした時には、妹はそこからやや離れた場所まで移動していた。その目の前に、唐突に現れるリン。
「それが、正々堂々とした闘い方っ!?」
「生憎…戦法の1つなのよっ!」
246 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/25(日) 16:05:15 ID:7BoIO50U
妹とリンは、そこから構えた姿勢のまま、微動だにしなくなる。
しばらく後、先に動いたのはリンの方だった。
「我が人の闇が操る奥義が1つ。全てを切り裂け…札束雪月華!」
リンの放った札束が、リンの目の前で舞う。まるでそれぞれが意志を持っているかのように、リンがその指を妹の方に向けると、一斉に襲ってくる!
両の手を高速で動かしたかと思うと、その札の1枚1枚を全てその手で捕まえる妹!
それらを握り潰し、今度は妹が、リンに向かって突っ込んで行く!
妹からの連続した鋭いコンボを軽く受け流し、リンは後方に跳び、札の固まりを跳ばしてくる。
札って表記しているが、これらは全て1万円札。俺なんかは勿体ない…なんて思ってしまったりする。
しかし、妹はそんなことなどまったく気にしない様子。
その札を払い除ける。しかし、目の前にはすでにリンの姿がない。
後方に気配を感じた妹は、右へと跳ぶが、その先にいたリンの蹴りをまともに受けてしまう。
「簡単には倒さない…」
「じわじわと…」
「苦しみながら…」
「敗北の痛みを味わうが良い…」
リンの声が、妹を取り囲む四方八方から聞こえてくる。
247 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/26(月) 22:17:29 ID:VC1etiuu
俺と曹長は驚いた。そして、妹も。
妹を取り囲んでいたのは、4人の同じ顔をした女…リン。
しばらく考え込むようにうつむいていたが、急に何かに気が付いたように、4人の隙をついてそこから抜け出し、距離を置く。
「マンがで見たことあるよ…4人に分身して、攻撃をしかける技。その弱点は…」
言いながら、妹は左側のリンに飛び蹴りをぶちかまそうとした。
「人数が増えた分だけ、1人1人の力は分散されているはず!」
しかし、放たれた蹴りはあっさりかわされ、反撃とばかりに後方から拳の応酬。
舞台上に倒れる妹に、4人の笑い声が突き刺さる。
「4分の1ではなく…」
「4倍よ」
「あなたの勝ち目は…」
「絶望的…フフッ…」
「そ…そんなはず…」
妹が、痛みに堪えながらゆっくりと起き上がる。
「審判ッ!相手が4人なら、俺も…」
審判に申し出ようとした俺を、妹が無言で首を振り制する。
「でも…圧倒的に不利だ!このままじゃあ…」
「大丈夫だよ兄ちゃん…あたしは…勝つ!勝ってみせる!」
俺に微笑みかけ、リンに向き直る妹。
「相手は4人…次のレスで決着をつける!」
「甘い…」
「はちみつに…」
「砂糖をかけて…」
「ついでに黒蜜も…」
248 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/26(月) 22:18:26 ID:VC1etiuu
妹は構え、ゆっくりと呼吸を整えた。
「迷った時は原点に戻る。これぞ、それを行なうための…松井式呼吸方…」
それを好機と判断したか、4人のリンが、一斉に妹の元に走ってくる!
後ろから突きを与えようとしてきたリン1に肘鉄を与え、左右からのリン2、3の攻撃を間をぬってかわし、上から翔んできたリン4をバック転でよける。
起き上がってきたリン1がはがいじめにしてきたところで、前からきたリン3の蹴りを腰を捻り、リン1を盾にする。
自由になったところで、リン2と4のパンチを両手で受け、数歩下がって構えなおす妹。
またも後ろからきたリン3の頭に叩きつけようとしてきた両手を左手のみで掴み、背負い投げを決める。
後ろを向き、気を溜めていた右手をリン1に解き放つ!
「松井派奥義・獣爪斬!」
それをまともに受け、場外に吹っ飛ぶリン1。
妹は、正面のリン2、4が一瞬怯んだ隙をついて、今度は両足に込めていた気を一気に解放する!
「野獣蹂躙回転脚!」
両足を前後にあげ、竜巻でも起こせるほどにも感じられる勢いで回転し、2と4をノックアウトする妹。
残るはリン3、ただ1人!
249 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/26(月) 22:19:12 ID:VC1etiuu
じりじりと詰め寄る妹と、ゆっくり後退していくリン3(以下、リンと表記しよう)。
あと数歩で場外に落ちそうになったその時、リンは、懐から取り出した何かを、妹に向かって放つ!
右後方によけたところに、またも飛んでくる…札束の矢。
体を左に向ける妹に、リンが高らかに叫んだ。
「その動き…捕らえたっ!」
リンはその手に持った札束を扇状に広げる。
「その名も…札束鉄様扇!」
そのまんまだ。
両手に一つずつ持ち、妹の懐に飛び込む。
「もらったっ!」
そう発したのは、間違いなく妹。
左右の扇を難なくかわし、1歩下がったかと思いきや、それは松井派の秘奥義を出す構えに過ぎなかった。
両の手を円を描くかのようにゆっくりと回旋させたあと、その手はリンの両肩をガシっと掴んだ。
リンが一瞬動揺したところで、妹の体がリンの体と密着する。
辺りに悲鳴にも似た叫びが響いたのは、次の瞬間だった。
「松井派・禁じ手の1つ…秘奥義、猛獣抱擁背骨肋骨折り(ベア・ハッグ)!」
妹がそう言う横で、リンが倒れて痙攣している。
「心配しないで…骨は折れてないから」
そう告げた妹の目が、猛獣そのものに見えたのは、俺の気のせいだろうか?
250 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/27(火) 00:21:19 ID:L7bQ38dj
「拙達の敗北…というわけか」
ただ1人残されたオンが俺に話し掛けてきたのは、闘いが終わり、リンが医務室へと送られ、俺たち3人が次の階へと向かおうとしたそのときだった。
「今回は…このような不様な結果とあいなったが…次に逢うときには、かならず我らが勝利を果たしてみせよう。その時まで…御免っ!」
俺たちが見送ろうとするのを振り切り、オンは階下へと向かうのだった。
そして、俺たちは階段を上ってゆく…

〜第17階層〜
「やっと来たか…」
「待ちくたびれた…お前達の到着を!」
どこかで聞いたことのある声。
それもそのはず。そこにいたのは、白鳥とナンブの2人。
「2人とも…ここは私にお任せください。何故か胸騒ぎがします。早く20階へ!」
言うや否や、曹長は眼前の2人に駆ける。
俺と妹は、階段をのぼる。

〜第18階層〜
「では…いよいよクライマックス!次の相手は…私、司会が努めさせて頂きますっ!」
「なんだって…」
司会が両手を広げながら、煌びやかな衣裳とともに、ゆっくり空中に舞い上がる。
「まずは、驚異の全方向ミサイルを御胆嚢ください!」
全身から放たれたミサイルが、辺り一面を火の海に変える!
251 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/27(火) 00:22:06 ID:L7bQ38dj
「これ以上は…っ!」
妹が、ミサイルの雨を掻い潜り、司会へと走る。
俺もまた、妹を追って走った。
とめどなく響き続ける爆音は、お互いの会話さえもかき消す。
そんな中、妹が司会目がけて跳び、勢いのついた回し蹴りを浴びせる。
「この…最強兵器『鳳凰』を破る…とはっ!」
司会は気絶し、ミサイルの雨はやんだ。
「…行こう、兄ちゃん」
妹が先導し、俺も階段へ急ぐ!

〜第19階層〜
「お前らっ!1階では、よくもあっさり倒してくれたな…ここはこの俺様…」
ビシッとポーズを決めながら、男は高らかに叫ぶ!
「極真空手・井戸派のシルバ・シルバ様がぁっ!?」
「邪魔だどけぇっ!」
待ち受けていた男を跳ねとばし、俺たちはついに!
20階への階段へ!
252 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/27(火) 22:17:57 ID:L7bQ38djO
〜第20階層〜
「ここが…」
「ついに20階だね…」
俺と妹は、赤い絨毯の上を歩いていった。
その先に…
『待ちわびた…この時を』
その先にいたのは、玉座に座っている鎧。
『我はこの時が来るのを待っていた。最強の格闘技を知るための鍵を得た者と…至高の戦闘力を持つ…我の魂の器となるべき者よ』
その声と『』で、俺はその正体が拳帝であることに気が付いた。妹も、どうやらすぐに気が付いた様子。
「拳帝っ!?どうしてあなたが…」
拳帝と思しき鎧は、その手を、ゆっくり妹に向ける。
『我は汝より生まれし存在…本来ならば、汝との融合を果たした時。我は滅するはずであった』
拳帝が纏っていた鎧が、音もなく砕け散る。そこには、何も存在しなかった。
ただ、声だけが聞こえる。
『だが、我はまだ消えるわけにはいかないのだ。我が望みである…最強と言われる闘士との闘いを経て、我が最強であることを確かめないかぎり』
声は、なおもどこからか聞こえてくる。
『そして…汝に与えたその力に…ここで授ける力を以て、兄よ…貴様は最強の戦士になる』
「その力を俺に与え…あんたは何をするつもりなんだ?」
『知れたこと。最後の闘いは、汝ら2人…』
253 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/27(火) 22:18:58 ID:L7bQ38djO
『共に闘い、決着をつけるのだ』
「悪いが…それはできない。妹と俺には、もう闘う理由はない。倒すべきは…あんただ!」
『だが…そうも言っていられなくなる。我が力は、今ものすごい勢いで膨張しつつある。このままでは…世界は我が力により支配されよう』
「どういうことなの!?」
『この神殿…そして、第10階層における巨大格闘空間。そこにいた大量の観客を集めた異次元トンネル。全て我が力により生み出された』
「なんだと…」
『あとは日本全国より、極真の使い手を中心に格闘家を集め、足りぬ人員は…我が手で作り出した』
俺の脳裏に、司会と審判、さらに何人かの姿が浮かぶ。その中には、いつだったか、拳帝だった頃の妹にどつかれ、闘いを辞退させられた卑怯者の姿もある。
恐らく、妹にも見えているのだろう。何故ならば、これは拳帝の力の影響であることは間違いないからだ。
「そんなことができるのか…」
『今の我には、1人、2人に人外の力を与えるなど、造作もないこと。だからこそ…危険極まりないのだ』「だからあんたは…俺たちで拳帝の力を受けとめ、延々と消化し続けることで、その力を失わせよう、と考えたわけか」
『左様…』
254 ◆AvbD5SjaIM :2005/09/27(火) 22:19:43 ID:L7bQ38djO
『だが、この力は…常人には、あまりに酷なもの。全てを使い果たす頃には、汝等の命はないかも知れぬ』
「わかった…拳帝、あんたの最期の頼みだ、聞いてやるよ。ただし…条件がある」
『…言ってみろ』
「どんなことがあっても、こいつ…妹だけは生かしてくれ…それだけの力は残して…消えてなくなってくれ」
『わかった…努力しよう』
「努力…か。あんたも人間らしいことが言えるんだな」
『我とて、もとは彼女の体を借りた人間。ここまで来たのとて、惚けていた結果ではない』
「まあ…そうなんだよな。ともかく…」
俺は、隣にいた妹の方を向いた。
「妹。あいつに、お前の体を貸してやれ。お前の命は、借り受ける本人のあいつと…この俺が保障する」
「でも…兄ちゃんは…」
「心配するな。俺は…そんな簡単に死なない。早く終わらせて帰ろう…皆で」
少し間を置いた後、妹は、俺に強く頷いてみせる。
「…わかった。それじゃあ…」
俺より前に出て、両手を広げる妹。
「おいでよ…今度は、離れないようにね…」
『…感謝する!』
何もない空間に、突如紅い球体と、蒼い球体が生まれる。紅い球体は、うごめきながらゆっくりと、妹の体に入り込んでいった。
255 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/01(土) 01:20:32 ID:jRK9wXMC
一方の蒼い球体も、俺の体に吸い込まれる。
途端、熱い何かが、俺のからだを支配する。
それは、気を抜いただけで自身を燃やし尽くしてしまいそうなほどだ。
もしかして妹も…と思ったが、それは違った。
その目は鋭く、周りにかかる威圧感もまた、さっきまでの妹のそれとは、比べものにならない。
それはまさに、極真空手・松井派の拳帝のものだった。
「よう…久しぶり」
『これで…闘えるな…貴様と再び…』
「…嬉しそうだな…」
『無論だ。貴様と合間見えることを願っていた』
「…さっさと始めるぞ、妹…いや、拳帝!」
先に仕掛けたのは俺の方。
一気に距離を詰め、妹の腹部めがけて拳を突き出す。
それを高く飛んでかわし、妹が手から放ってきたのは、いくつかのエネルギー波。
俺のいた辺りが爆煙に包まれるが、俺はその中から飛び出し、その勢いで妹を地に向けて叩き落とすが、先回りしたはずの地面に、妹の姿はない。
唐突に後ろから衝撃を受け、吹っ飛ばされる俺。そこには、薄く笑みを浮かべた妹の姿があった。
『そんなものか…』
しかし、体からあふれ出る力が、俺をなおも立ち上がらせる。
「こんな攻撃…痛くもなんともないっ!」
256 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 00:35:28 ID:7UGDK8ur
俺は飛び起きざまにその直前に練り込んでおいた気を一気にぶつける!
「龍激…練気拳っ!」
それをまともに受けながら、ニヤリと笑う妹。俺がその反応に一瞬動揺した隙をつき、妹の必殺拳が炸裂する!
『松井派奥義・獣殺連撃!』
最初の何発かはかわせたものの、一発の拳をきっかけにそれ以降のダメージをまともに食らう俺。
少し距離をおいたものの、気を抜けば一瞬で負ける。
さらに、俺を包む圧迫してくるような空気…俺が闘う相手は、妹だけではないのだ。
俺は、大吾天心拳の要領で、指先だけに力を込め、妹のいる方へ走った。
そして応戦しようとしてきた妹の攻撃をかいくぐって後ろを取り、指に溜めていた気を放つ!
しかし、それをあっさり受けるような妹ではない。
そこにいたはずの妹が、いつの間にか俺の後ろにいたことに気付いたのは、妹な蹴りが俺の脇に食い込むわずかに前のことだった。
咄嗟に妹のその足をつかんだが、反対側の足が、俺の脇を捉える。
『落胆させるな…貴様の力は、そんなものではないはずだ』
俺はゆっくり起き上がり、両の拳に力を入れた。
257 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 22:09:04 ID:7UGDK8ur
一方、17階層の曹長は。
3対1の戦況にピンチに追い込まれるも、駆け付けてきたBの登場により、一気に好転する。
「虎の拳帝…悪いが、あんたは僕が倒すっ!」
しかしそこへ。
「待たせたな曹長!」
「大佐…!」
「え?あ…僕は?」
突如現れた大佐。果たして3人になり、勝機の程は!?
「増えたところで…この白鳥の最強形態には勝てはせぬ!スワンステッキ・極!」
杖以外に変わったところが見受けられない白鳥。先端のの白鳥が、杖の先に更に優美にきらめく。
「ワシも本気を出そう…四聖獣・降臨!」
ナンブの身から、すさまじい闘気があふれる。外見こそ変わりないものの、力は幾分増幅されているようであった。
「闘技場での姿は幻…この姿こそ、4の聖獣の力をすべて受け継いだ…最強のぉっ!」
応援してくれる大佐を背景に、曹長はその2人を見据える。
「闘う相手も減り…さらに大佐の加護があれば…勝てる!」
BはBで、柳派の拳帝と対峙していた。
「今回は…逃げられんぞ…」
「あんたこそ…逃げたほうが身のためだと思うけどね」
「お前ごときには勝てんよ…三下のお前には」
「そいつは…闘えばわかることだ!」
「強気だな、小僧…」
258 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 22:09:57 ID:7UGDK8ur
「それほどまでに、この神殿での闘いで倒れたものの仇を討ちたいのか…さては…」
Bの脳裏に、一瞬轍の顔が浮かんだ。
「ちっ…違うぞ?そんなんじゃあない!」
「ふっ…必死だなW」
「そんな笑い方をするな!…行くぞ!木村派・免許皆伝秘技…潜在力、解放!」
「…ほう…甘く見ていたようだ。この拳帝の肌をしびれさせるほどの気圧…ならばっ!」
「さすがは拳帝の力…なかなかやるが…しかしっ!」
Bは、全身に入れた闘気はそのままに、高らかに言った。
「柳派の拳帝、破れたり!」
「戯けたことをっ!」
2人は同時に翔び、天井スレスレのところで激しくぶつかった。
互いにもといた場所とは反対側に降り立ち、しばしの沈黙が訪れる。
先に片膝をついたのは、柳派の拳帝だった。
「悪いな…間違った情報を与えるのも、戦術の1つでね。やっぱり、主役としては…勝つべき時に勝っておかないと」
どうやらこのB、今まで自分が主役だと勘違いしていたらしい。
「間違った…?どういう意味だ?」
「僕の今の気配でも気付かないのか?僕こそが…木村派の拳帝…その名も…」
言いながら辺りを見回すが、いるのはB、ただ1人。
「…」
Bは無言で、階段へと向かう…
259 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 22:40:13 ID:7UGDK8ur
そして俺と妹(拳帝)は。
しばし、力と力とのぶつかり合いをした末に、徐々にその力が薄れてきているのを感じていた。
拳帝の攻撃の1つ1つがかなり痛い。それが、そう感じる理由の1つでもある。
しかしそれは、向こうにとっても同じのはず。
『さすがは我が兄…この程度では倒れぬか』
「当たり前だ…けど、それも長く保ちそうにない。そろそろ決着をつけるぞ。そして、妹を…」
『そうか…ならば、その命に変えても救ってみせぃっ!』
そんな会話を繰り広げていた時。階段から、大佐と曹長の声が聞こえてきた。
「大佐…!この力…」
「どうやら我々は、ついに見つけたようだ。最強の力を…曹長!」
「わかってますわ。力が消滅する前に、何としてでも…!」
何やら話した後、曹長がこちらに向かってくる。
「行きます…獅子爪掌!」
曹長の放った光の軌道が、俺と妹に降り掛かる!
何とかかわした俺たち。
しかし曹長は、それを幾度にも重ねてぶつけてくる。
俺はついにかわしきれず、壁まで吹っ飛ばされてしまった。
「曹長…何のつもりだ!?」
「その力を我が手に収め、我らが…極真空手・東雲派が極真最強の座を得るのだ!」
260 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 22:41:00 ID:7UGDK8ur
「貴様も極真の…技の名の通り、獅子の力を持つもの達か」
妹が、曹長と大佐に向き直る。
「方法は知っています。大人しくその力を我々に…」
『残念だが…極真の力は、1つに束ねる。貴様達のような者達に…この力を授けはしない』
「あなたの意志を…聞いているのではありません。あなたに選択権は…」
曹長が言い終える前に、妹が放った気の固まりが、曹長の体を撃つ。曹長は、その場に倒れてしまった。
「ぬぅっ!そうちょおっ!」
「そこまでだ!」
次に現れたのは…B!
「お義兄さん…壁にめりこんでまで…あなたの遺志、僕が受け継ぎます!」
「まだ死んでないっ!」
俺は、壁から剥がれ落ち、床に着地した。
「そんなことわかってます…この男は僕にまかせて、あなたはっ!」
「あぁ、まかせろ!」
『次の一撃で…決まるな…』
「あぁ…拳帝、出せる力を全部出すんだ…良いな!」
『言われずとも!』
俺の龍、妹の獣…
2つの闘気が激しく衝突し…
そして、世界を危機に陥れた神殿は、砂のように崩れ去った。
261 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 22:42:05 ID:7UGDK8ur
「気がついたのか?」
あたしが目を開けると、いきなりBの喜ぶ顔。何故か目がパッと覚める。
何かを探さなければと、あたしは辺りを見回す。
沢山の人々が、呆然と立ち尽くしていたり、帰る支度を始めたりしていた。しかし、探している…その人は見つからない。
「…兄ちゃんは?」
あたしは、探している人の名を呼んだ。Bはただ、無言で首を横に振るだけだった。
少し離れたところでは、弟が変な女に追い掛け回されていた。決勝戦で闘った対戦相手の1人だ。
Bの話によると、重傷者は先にヘリコプターで運ばれていったらしい。轍も、すぐに担架に乗せられたのだとか。
あたしは、Bと一緒に、崩れ去ったあとの神殿の辺りを、ただ呆然と眺めていた。
そう…
闘いは終わったのだ。

〜第3部 完〜
262 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/05(水) 22:56:36 ID:7UGDK8ur
さて、いよいよ!
3部作として長きにわたり書き込ませていただいたこの物語も、やっと終わりを迎えさせていただくことになりました。
最初から最後まで、見捨てずに呼んでくださった方、感謝感激です。
途中から読んでみてくれた方、1部、2部も読んでいただけると、これ幸いです。
一言で言うならば、この第3部…
長すぎましたね。
しかも、19階層のボスがどうなったのかを書き忘れていました。
ここに書いておきましょう。
曹長に吹っ飛ばされで大佐に踏まれ、Bがとどめをさして10階に強制送還…という感じです。ちなみに、井戸派の動物は、ハムスターという設定でした。がいしゅつ?
感想是非おながいします。
僕としては、もう少しこの設定を使いこのスレで板違いなことをさせていただきたい…
263 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/06(木) 21:53:25 ID:dXdzdzFH
エイジ
264マジレスさん:2005/10/09(日) 08:42:17 ID:M5sDRjwc
うはWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW全員無視WWWWWWWWWWWWWWWWテラカワイソスWWWWWWWWWWWWWWWW
265マジレスさん:2005/10/15(土) 02:49:18 ID:7zchTNxl
書きたきゃ書けば?










読む気しないけど。
266マジレスさん:2005/10/15(土) 02:54:55 ID:o4K7WutV
後半、見事なまでに完全スルー状態だな。
カワイソス(´・ω・`)
267マジレスさん:2005/10/15(土) 06:53:10 ID:B9d1ULdQ
まあ、そのなんだ…
ガンガレ
268マジレスさん:2005/10/15(土) 13:53:35 ID:o4K7WutV
周囲の冷たい視線を無視して、大長編のネタを繰り広げた>>1に乾杯
269マジレスさん:2005/10/15(土) 15:29:06 ID:/w+VEUv/
>>1 は俺を笑わす才能があるな。妄想族だろ?

スレタイから極真空手とは…>>268と同じくお前のアホさ加減
に乾杯。父ちゃん情けなくって涙が出てくらあ!!
270 ◆AvbD5SjaIM :2005/10/17(月) 15:58:47 ID:RykUMHXN
消化不良だから、設定とかシナリオを練り直して、板違い承知でもう一度>>1の続きを書かせていただきたい。
これでは自己満足さえできやしない。
271マジレスさん:2005/10/19(水) 08:35:06 ID:xQUxAujQ
2chに小説書いたとしても、仮にそれがノーベル文学賞クラスの名作であったとしても
誰も読まんよ。やめなされ。
272マジレスさん:2005/10/19(水) 14:51:53 ID:FpZm8q7y
>>271
説得上手かW
273マジレスさん:2005/11/01(火) 01:53:52 ID:AX1G5ZB3
新作マダー?
274マジレスさん:2005/11/09(水) 22:13:26 ID:jiwK1Y4V
妹がソファーでだらしなく股を開いて寝ていたのでぶち込みましたー
275マジレスさん:2005/11/09(水) 23:15:07 ID:wpPvb6sA
このスレは・・・一体何が言いたいんだ・・・・?
276マジレスさん:2005/11/11(金) 14:27:25 ID:0zv9t2+4
>>1がおもしろいって言ってるヤツは頭やばいんじゃないのか?
277マジレスさん:2005/11/11(金) 21:53:28 ID:8sCwE+iI
>>276
全部自作自演だったりする。
278マジレスさん:2005/11/20(日) 20:43:48 ID:k5rNqOFx
期待さげ。
279マジレスさん:2005/12/04(日) 03:15:38 ID:RKP8I+0P




( ・3・) 喪板でやれ もう妹ネタも下火だけどな



280マジレスさん:2005/12/04(日) 03:26:09 ID:yiwExBbh
「うぬが〜までよんだ
281マジレスさん:2005/12/04(日) 23:08:27 ID:n0rJgPor
>>279
じゃあageんな。
もう2ヶ月も前に終わったスレだよ
282マジレスさん:2005/12/11(日) 12:33:55 ID:xFwHIdhY
>>279ようするにサゲろ ってこと
283マジレスさん
げあえす