1 :
マジレスさん:
そういえば夏に恋人と海に行ってじゃれあったり、仲間とキャンプに行ったりだとか
そういう「ロコローション」っぽい青春ってやつ?あの曲大嫌いだけど、無かったなぁ。
まぁしょうがないや。みんなはどうなんだろうな。
2 :
マジレスさん:04/07/19 12:14 ID:plNocWf3
3 :
マジレスさん:04/07/19 12:24 ID:9/7+eptV
>>1 ないのはお前だけだよ。
気付いてないかもしれないがお前はみんなから仲間はずれにされてるんだよ。
知ってた?
4 :
マジレスさん:04/07/19 12:29 ID:VSnracmZ
>>3 そうか、やっぱり。ありがとう疑問が解消しました。
======== 終了 ===========
5 :
マジレスさん:04/07/19 12:43 ID:pJOUehxO
ごめん、俺もある。
今年は友達と伊豆に行く。
6 :
マジレスさん:04/07/19 16:53 ID:BBi2hCvn
誰か今年も夏、俺と伊豆の海に泊りで遊びに行く女性募集
56才、禿げチビ
8 :
辛味屋:04/07/22 08:10 ID:ost60ewT
ちぇっ
達郎かと思ったらORANGE RANGEじゃねーか。
オッサンからするとあれだけタチの悪い退廃的パクリもないと思いますが
若い衆の夏はアレか。。。まなんでもいいけど。
終了なら大人による「さよなら夏の日」スレで使っていいかな?
9 :
マジレスさん:04/07/23 11:10 ID:tcGzLr20
いいよ
10 :
辛味屋:04/07/25 01:40 ID:LFLPIBVd
そういうわけで「夏の日」をキーにしてノスタルジーや憧れを語るスレになりました。
批評・評論みたいな野暮天はナシでいきましょう。
11 :
辛味屋:04/07/25 01:41 ID:LFLPIBVd
深夜、学校のプールに忍び込んで
声を立てないように泳いで
中天に浮かぶ月を眺めながら
拙い知識を空想力で補って
宇宙や神について語りました
そういう事を語るにはそいつじゃなけりゃ
っていう友人の低い声が厳かに聞こえて
何より月が今より大きくて美しかった
>>11 そんな体験したい。
最近ネットのやりすぎで腐ってる。
今からでも友達とそういう計画を立てればいいんじゃないの?
真新しい芝生を貼りだくだくと水を浴びるグラスの葉に
飛蝗のこっこを見つけた 「こっこ」は方言で子供や赤ちゃんて意味
レポ用紙でピラミッドを作ってその中に入れて持ってかえって水槽で飼った
餌は近所で雑草を毎日取ってきた 夜中に葉っぱをブチブチ引っこ抜くオンナは
気味悪かったことでしょう 数日後スーパーの駐車場でまた飛蝗を拾った
後ろの片足がない瀕死の飛蝗だった 持ってかえって一緒に水槽に入れたら
数日後に片足の飛蝗がタマゴを産んだ 産卵が終わった飛蝗たちは茶褐色に変色して
ああ もう死ぬんだな と思った 近所の草むらに2匹とも放した
泡に包まれ産み落とされた細長い小さな飛蝗のタマゴは孵らなかった
水槽に1年保管してたんだけどね
15 :
辛味屋:04/07/25 07:36 ID:LFLPIBVd
久里浜線で終点に降り立ったのが夜10時
誰もいない暗い海、走る船の小さな光、遠くに見えるのは漁火?
房総半島の光だろうか?
客のいない海の家に上がりこんで朝まで
味もわからないぬるいビールとポテトチップ
誰かが持ってきたトランジスタの深夜放送
馬鹿話、大口あけて笑い、ころがり、時々海に足を浸す
次第に話すこともなくなってただ海を眺め
そんなとき目が合って照れたりする17歳
明け始めたほの暗い海で
ようやく勇気を出して泳いでみる
やがて疲れて川の字になって寝てしまう
目が覚めると午前10時
5時間前は自分たち以外に誰もいなかった砂浜は
パラソルや敷物で埋め尽くされており
すぐ隣に白いビキニのお姉さんが寝そべる
4人はすでに体の正面の側だけが真っ赤になっていた
16 :
辛味屋:04/07/25 21:26 ID:LFLPIBVd
初夏の尾瀬ヶ原、朝降った雨が霧を残していて
服が濡れるくらいベタベタとしていたけど
青々とした湿原はもやにつつまれて幻想的な雰囲気
意気揚々と歩いた
あの子と同じグループになれたのはラッキーだった
あの子が俺を呼び出したのは5月
俺が奴を連れてきて立ち去る時間もくれずにその場で告白
その場でくだけちった恋だった
奴が立ち去ってあの子が静かに涙を流した
俺は言葉もなく去る事もできず立っていた
もう卒業まで口もきいてくれないと思うけど
ずっと彼の事思ってる今日はありがとう
彼女にも親友にも誰にも言えない俺とあの子の秘密
あの日泣きながら作った笑顔が忘れられず振り返ると
今日は転ばないように緊張した顔で俺の後を歩いている
そして俺を見てまた笑顔になった
17 :
七月:04/07/26 23:31 ID:+zFuzBm3
夕立の前の
しんとした静かな空間
ここちよい風の中で
まるで懐かしい何かを思い出すようで
じっと聴き耳をたてる
一番好きな夏がやってきた
幼い心が動き出す
18 :
風俗依存症:04/07/27 01:52 ID:Kd5Do9Bz
ずっとずっと待ちわびていた
そして叶った 彼女とのデート
店にいる彼女とはちがって見える 服も 髪の色も
しかし話してみるとやっぱり 私のお気に入り
初めての2時間という長い時間
何も知らなかった彼女のことを ちょっぴり知ることができた
私と会っている間も 頻繁に鳴り響く彼女の携帯
私の目の前でメールをうつ彼女
誰からの着信? 誰からのメール?
聞くことはできない 聞く勇気はない
束の間の時は過ぎ 彼女を駅まで送る
誘うことができなかった 次のデート
見せることができなかった 夏の花火のパンフレット
19 :
マジレスさん:04/07/27 14:54 ID:Md25WDfJ
ああー夏休み〜
早朝5時から仲間と行った美しい海
そうそれはナンパだけのため
一組目、ツレいるし〜
二組目、お金あんの〜
三組目、なんかータイプじゃないし〜
四組目、ヤリ目でしょ〜
五組目、ごめんねまた今度ね〜
六組目、なんかキモイんだけど〜
ああー夏休み〜
それでも僕の本能はノンノンノンストップ
ヤリチンに生まれ変わるまで
20 :
毒男:04/07/27 22:04 ID:SptPJ8Rh
旅に出た。
幼い世界の住人の稚拙な旅だったが、いつも見ている風景も特別に
興奮と、期待でいっぱいだった。
焚き火を囲んで、ぼろくそのスピーカーから流れるジョンレノンの声。
ほのかな明かりは中空へと消え入り、満足そうにタバコをふかしながら
永遠の一瞬を楽しんだ。
他愛のない話を真剣に語り、泣いて、笑った仲間たち。
あのころの仲間とは離れ離れになってしまった。
それぞれ家庭を持ち、あるいは研究者に、あるいははひきこもりに
なった奴もいる。
ふと月を見上げてみるといまだにあの情景、
神秘と、興奮は新鮮に俺のなかで息吹いてる。
21 :
七月:04/07/27 22:18 ID:dDUYjDXz
クラクションの音を聞いて、彼は自分の部屋から顔をのぞかせた。
日曜日の昼下がり。彼は洗濯をしていたらしい。
透き通るような青い空に、白い雲と白いTシャツが気持ちよさそうに泳いでいる。
私はユーミン♪を止め、エンジンを切った。
涼風のような彼の笑顔を見るために
私の心と、そして履きなれたスニーカーは軽やかに階段をかけあがった。
今も忘れない24の夏。
22 :
マジレスさん:04/07/27 22:27 ID:xB2HMTIO
俺なんて,
中一の夏にUFOに拉致られて,
大勢の宇宙人が俺の体を,俺の体を・・・・・
23 :
辛味屋:04/07/28 07:42 ID:9K58J0kw
二人乗りの足こぎボートで湖の中ほどまでくると
雲ひとつない空におだやかな陽の光
周囲をぐるっと取り囲んで、空の青、山の緑、湖面のインディゴ
ボートの黄、俺の緑の縞のサマーセーター、彼女の白の袖なしワンピース
遠くを泳ぐスワンを見ながらねぇ私たち、
大きなフルーツゼリーの上の飾りみたいね
食べてみようかとふざけて押し合い、後ろこぎして水を浴び笑いあった日
輝いていたのは景色ではなく、景色と相手をうつす心だったのかもしれない
萌えるような緑の中を自転車で走る
空はどこまでも青く晴れて風も爽やかだった
お昼なに食べたい?あたしラーメン食べたい
猫舌でぬるいラーメンが好きだった彼女
食べたら着替える今日は馬にも乗るんだから
彼女はポニーテールを揺らして俺を追い抜いていった
24 :
マジレスさん:04/07/28 17:42 ID:8W2MlAc2
営業age
待ってろ、ベイベー
つまぶきになってよみがえるぜ
字がわからんけど〜
待ってと言わせるぜ、ベイべー
25 :
マジレスさん:04/07/28 19:11 ID:Q+4Vq6Aj
ごらん
最後の虹が出たよ
空を裸足のままかけてゆく
微妙に良スレ。
昨日、彼女が遊びに来たんで、夜の川のほとりとか野原を歩いた。
だが、ガキの頃の楽しさは無かったね。
夏を無邪気に楽しめた時代は、遠く過ぎ去ってしまった。
27 :
七月:04/07/28 23:04 ID:s3gKs9qq
雨あがりの歩道は、月あかりをあびてキラキラと光っていた。
「天の川を渡っているみたーい。」
洋ちゃんのはずんだ言葉がアスファルトにとけていく。
「あっ。お月様がふたつ!!」
水たまりにうつった月を指さして洋ちゃんは微笑んだ。
それは、私の一番好きな笑顔だった。
「ふで箱に入れて持ってかえろうよ。」
私が言うと、洋ちゃんはもっともっと素敵な笑顔になった。
あれから数十年・・・洋ちゃんは結婚し子供が二人。
幸せに。洋ちゃん。
28 :
風俗依存症:04/07/29 01:19 ID:7iijS9Se
初めて出会った日 君は夢を語った
語学勉強のための留学 その資金を貯めるため
その夢に共感し 僕も英語の勉強を始めた
月に一度会う日には 覚えた言葉や表現を互いに披露しあった
気が付くと 共に過ごした期間は一年を超えていた
四月を過ぎると 君はいなくなっていた
おめでとう 夢を叶えたんだね
同時に 果てしない切なさがこみ上げた
深呼吸をして 君のいない夏をむかえた
29 :
マジレスさん:04/07/29 01:55 ID:raPv/8iv
>>28 おまえな、こんなとこで「現実逃避」してないで、「風俗依存症」スレに
戻れ。
30 :
辛味屋:04/07/29 06:42 ID:nKGgDGUg
伊豆の先っちょだともう砂がこんなに白いんだね
ビーチに行こうよ
ほら花火花火!
せんぱい、アタシ酔っちゃったみたい・・キモチ悪い
照りつける太陽
白い別荘 3階の人工芝の敷かれたテラス
デッキチェアに寝そべると目の前いっぱいに広がる青い海
♪開いた雑誌を顔に乗せ 一人うとうと眠るのさ
♪今 夢まくらに君と会う トキメキを願う
♪渚を滑るディンキーで 手を振る君の小指から
♪流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ
流れてくる歌と波の音を聞きながら寝ていると
胸にやわらかな感触、そして突然のキス
おどろいて体を起こして振り返ると
敬語を知らないトランジスタ・グラマーの後輩が
タタタとテラスを後にしていった
大きな胸を揺らしていたずらっぽい大きな瞳で舌を出していたことだろう
俺は弾むようにデッキチェアに倒れこむと指で唇を触ってみた
31 :
ガンバレ:04/07/29 11:49 ID:WNQKjWwr
>>29 まあまあ。
スレ違いの内容になるが今つらいところなんだろ。
また新しいオキニ嬢を見つければいい。
がんばれよ。
32 :
マジレスさん:04/07/29 11:57 ID:tvmhVYSC
漏れは異性どころか同性にも見向きもされない・・・・(i i)
休憩&営業です。
さて、夏の詩と言うとなんでしょうか。
俺はどうしても西条八十の「帽子」が出てきてしまう。
今ドラマで「人間の証明」・・・見てませんが、その昔松田優作が同タイトルの映画をやって
そのストーリーのベースになっている詩です。
♪母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
♪ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
♪渓谷へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
という出だしのアレです。
銀座で見たことがある方もいらっしゃると思いますが
八十は「東京行進曲」の作詞者で、大学教授でもありました。
♪昔恋しい 銀座の柳
♪仇な年増を 誰が知ろ
♪ジャズで踊って
♪リキュルで更けて
♪明けりゃダンサーの 涙雨
もちろん「帽子」は単なるマザコンの詩ではなく
少年時代への限りなき憧憬が「帽子」「母さん」の語に込められているわけです。
このあたり、分別の付かない方もいらっしゃる様ですが、滑り出しは順調と見ております。
本スレは
>>10から始まっております。
皆様のご参加をお待ちしております。
34 :
マジレスさん:04/07/30 06:43 ID:JZTDEmae
営業age
35 :
生活さん:04/07/30 06:48 ID:8BF20Wa2
17の夏に髪の毛が短かった時の思い出がなぜか今もはっきり頭に残ってるな
36 :
マジレスさん:04/07/30 18:12 ID:Zo5ZaJi/
金鳥の夏。
日本の夏。
37 :
七月:04/07/31 02:17 ID:Ug28evNQ
耳の中に居る人よ
ぼそぼそ言わずに出ておいで
もし出てきたのなら
チョコレートをあげよう
そして
海を見せてあげよう
耳の中に居る人よ
ぼそぼそ言わずに出ておいで
心の海を、恐る恐る泳ぎ回った。
戻れないはずの過去が微笑んでいた。
39 :
:04/07/31 02:39 ID:/IxFqadE
手を繋いで。
しっかりと握って離さないで。
夜光虫を見に行きたい。
波の音しか聴こえない夜の海岸へ。
月明かりに仄かに照らされた あなたの横顔をそっと盗み見したいから。
盗むなよ。
あ、俺引用・盗用は文頭に「♪」を付ける様にしています。
でも好きにしてください。
あなたの「夏の日」がその歌詞にドンピシャならそのまま書けばよろしい。
読み手の心を揺さぶるかだけ少し考えよう。
ナニ好きな俺がもう必死にこらえてやってるわけです。
このスレは自制ですよ。Gじゃない。
42 :
風俗依存症:04/08/02 20:34 ID:DvDkfcki
旧友を訪ね 旅に出た
鈍行の車窓には 一駅一駅の風景が映し出され
乗り降りする人々の生活が垣間見えた
旧友と酒を交わして 昔話を懐かしみ
互いの成長と変わらぬ姿を楽しんだ
長良川では 豪華絢爛な花火と伝統芸能の鵜飼を見
夏の趣きを堪能した
彦根に赴き 彦根城を仰ぎ見つつ玄宮園を散策し
往時の歴史に思いを馳せた
旅を終え
夏のひとときを共に過ごした君を 想い出にした
43 :
八月:04/08/02 21:08 ID:RQ8cCXLA
はだかんぼの祐花梨は、夏の雲に似ている。
頬も 首も 肩も 腕も 掌も 指も
おなかも お尻も ふとももも
もこもこの綿雲みたい。
ビデオで毎日撮り続けて、早送りで再生したら
祐花梨は入道雲になるね。
ああ、私もそんな歳になったんだなぁ。。
嬉しいような淋しいような…戸惑いの日々。
でも、なーんにも考えずに、大声あげて笑えちゃう。
そんな祐花梨が、今一番の私のオキニw
スイカしゃくしゃく。
あかん・・・。
スイカのことを書いたら、カブトムシを連想してしまった。
餌がスイカだったのだ。
カブトムシが死んだときは悲しかったなぁ。
蘇生作戦まで敢行したことがあった。
46 :
辛味屋:04/08/05 08:18 ID:fAR+8PWC
展望台からの月夜
こっち側は人工の光がひとつも無いのね
静かな海は月に照らされて青く銀に輝いて
君とたたずむ
月と星と地球だけ
太古からこの景色はあったんだね
ヒトは無くても美はあった
チェーホフみたい
・・・・・
あっ!
月明かりの下の海にすごく大きなものが現れて
大きな音を遠くに微かに響かせてまた海に消えた
思わず目を見合わせると
月明かりに大きくキラキラと輝く濡れた瞳
目がはなせない
地球みたいな瞳が俺の顔の周りを何度も輝いて
人間だって美しいわね
dios,gracias でも奇跡は一つづつにして欲しい
47 :
辛味屋:04/08/05 08:21 ID:fAR+8PWC
ドーンドーン
胸にせまる波の音
どうしてあんなに大きいんだ
怪獣みたいだ
窓からふっと光る目がのぞくんじゃないか
パパもママもどうして寝てられるんだ
ドーンドーン
体の芯がふるえる音
海から上がってくるんだ
テレビで見たんだ
こんな古い家はひとたまりもないじゃないか
すぐそこだ たったの十歩で海なんだ
ドーンドーン 怪獣だ
ドーンドーン 食われるぞ
遅くに起きると たったの十歩の海に
1m近い大きな亀が打ち上げられて死んでいた
僕はいつまでもそれを見下ろしていた
48 :
辛味屋:04/08/05 08:58 ID:fAR+8PWC
海辺のペンション 7.5人の野生児
下手糞なボード
ビーチバレー
口の中が砂ジャリジャリ
大はしゃぎで城を作る6歳児
20連発の花火
月明りに浮かび上がる笑顔
岩場でシュノーケリング
女たちが握り飯
男は車で買出し かまど 鉄板
海にスイカを放り込んで
太平洋がBGMの豪快で野趣なバーベキュー
男も女も子供も一緒の雑魚寝の部屋
日焼けで背中ヒーヒーの奴
昔話・・・怖い話・・・
酒と遊び疲れで部屋はすぐに波音だけ
ボンヤリと目を開けると朝5時
青に包まれた時間 波の静寂の部屋
部屋の反対側で女は窓から大海原を見ていた
海の中みたいに真っ青な部屋でうっすらと泣いていた
食い物の好き嫌いがなくなったと言う
一年前に父親を失った6歳児は女の横で寝ていた
49 :
辛味屋:04/08/05 17:35 ID:7VYGeRZw
三階建別荘プール・テニスコート付
港町の花火大会で出会った黄色のゴージャスフリフリ人魚姫
惹きよせられた野生児に プールで見ましょうよと
潮風にワインでもてなして 自分は熱帯魚みたいにプールで踊った
招き入れたアールデコ 白いレースのカーテン
変身した白の人魚姫
アローハな服をスルスルと落として
すてき こんなの初めてよ
♪きっと 電話するわ
♪はやく 逢いにきてね
♪朝の光に 約束 なんてこと
♪全部嘘さ そんなもんさ
♪夏の恋は まぼろし
♪嘘じゃないさ うぶじゃないさ
♪夏の女は まやかし
♪季節変わりは もっとね 身悶える
50 :
祥子:04/08/05 20:09 ID:KeOebVhk
水平線に沈む夕日を見つめてました・・彼と二人、車の中
オレンジ色に染まった海が綺麗で・・・波は穏やか
窓を開けると入り込む潮風が、心地よくて・・
二人でいることの緊張感を和らげてくれます。
遠い視線の向こうに想うのは・・私の未来・・私の夢。
まだ訪れることもない新しい幸せを勝手に感じて・・
今のまま・・このままずーっと心を、この海の上に浮かべていたかった・・・
彼の手が・・
そしてすぐに、現実へ引き戻されました・・・
体温が上昇したのは、窓を閉めたから、じゃなくて・・
瞳を閉じたのは、夕日が眩しかったから、でもないです・・
もう・・海は見えません・・
少し俯いて、大きく息を仕始める・・・私
遠い夏の・・少しだけ刺激的な、想い出・・
51 :
八月:04/08/07 23:56 ID:Gk2PkWM3
クーラーの効き過ぎた銀行でばったり会った中学時代好きだった男の子。
「 元気にしてた? 」
そんな言葉も何処かよそよそしい二人。
「 何年ぶりだっけ? 」
色物のYシャツ L.ローレンのネクタイ 妙に着こなしている。
私は年月の流れを感じた。
「 じゃ仕事中だから・・・・。」
通帳の束をヴィトンの鞄につめて彼はその場を立ち去った。
自動ドアの外はうるさいほどの蝉の声。
坊主頭のサッカー少年 席は何故かいつも後ろの方 クラスの中心
牛乳の一気飲み 好きな子の笛をなめたらしい …注意ばっかされてたクセに
( 商社マン気取りかよっ。連絡先ぐらい聞・・・・。 あ〜あ、ちえっ。)
私は彼の背中と思い出を見送っていた。
気付くと、
ぞうり虫みたいな柄の長い服を着たおばチャンに先を越されていた。
52 :
風俗依存症:04/08/08 06:37 ID:+ryffIZn
医学生の彼女に 僕は照れながら言った
昔ブラックジャックに憧れ 医者になりたいと思ったんだ
彼女は無邪気に笑った そして
現在は放射線治療など メスを使わずに行う治療が主流なのだと
真剣に語る横顔は 女医の卵そのものだった
夏休みに 好奇心からここに来た彼女
僕は運良く初日に出会った
また話を聞きに来ていいかなと聞くと
笑顔でうなずいてくれた
勉強で忙しい彼女が来るのは 週に一日
翌週来ると 体調をくずしていなかった
翌々週来ると まだいなかった
三週間後に来ると 音信不通となっていた
四週間後にも来たが 状況は変わらなかった
陽炎のような 夏の一日の出会い
そんな記憶は 遠くに飛び去り
彼女は今頃 立派な医者になっていることだろう
53 :
辛味屋:04/08/08 09:59 ID:LnD4GOG2
くりぬいた段ボールにラップを貼って
黒マジックと早見盤を入れたら準備オッケー
遅いぞ 奴はもう来ていた
ラップに印を付けると寝そべってただ空を見る
アンタレス
デネブ ベガ アルタイル
天の川の所にあるのがケイローン
あんなに星がいっぱいあるなんてな
宇宙人はいるな
丘の上の夜風が風呂上りのほてった肌を冷やして
見上げる僕達は宇宙と一体になっていった
宇宙人はいるな
絶対いる
54 :
八月:04/08/10 05:23 ID:3VWeReFb
「 彼女と行くから、二人では行けないんだ。ごめんな。」
本当はわかってたんだ。 言葉にすれば壊れるって。
でもどうしても今年、行きたかった。
花火の仄かな明かりに照らされた横顔を、私はそっとのぞき見る。
久しぶりに浴衣着てみたかったなぁ。なんて言ってくれるだろ?
帰りにはりんご飴買って、金魚掬いしたり、ふざけておめん買ったり…
私には名前が無い。 サンタなんか来たことが無い。
甘え方がワカラナイ。素直じゃない。ヘンな気を使う。不自然な喜怒哀楽。
でも年下のその人は、年上の私の名をヘーキで呼捨てにする。
「 聞きたいことは聞け。」 「 助けて欲しいならそう言え。」
真っ直ぐな力強い瞳 明るい綺麗な声で笑う 時折見せる物悲しい表情
無理をしなくていい。黙っていてもいい。素の私でいられる。
よく泣く私の頭をそっと撫でてくれた手、心臓の音。忘れないよ。
「 信頼してる、必要な人なんだよ。」
恋愛でもない、同情でもない、血でもない、深い絆を私は持ってる。
だからいいんだ。 これでよかったんだ。
55 :
八月:04/08/10 21:06 ID:3VWeReFb
今夜も蒸し暑いな、眠れない、髪が首に絡みつく…
可笑しな夢に魘された。
この私が女優になっている。
しかし、どうやら独り芝居らしい。
遠くで観客の嘲笑とヒソヒソ話し。
野次と一緒になぜか釘を投げられた。
私はというと、やはり拾った。
そして、勝手に傷ついている自分に
しっかり刺した。
刺した。
うわーぁ、目覚めると汗でビッジョリだ。
枕もとのお茶を飲み、堪らずクーラーを付けた。
少し汗が引き、落ち着くと、
本物の女優になってみたかったなぁ・・・と思った。
いろんな人になれるし、なんてお得な転職先なんだ。
そのうち、どーでもよくなって、また寝入った。
56 :
八月:04/08/10 21:28 ID:3VWeReFb
7才の夏休み。おじいちゃんの家に遊びに行った日。
週に一度は床屋に行き、オーデコロンを仄かにつけている。
J.ディーンにもちょっぴり似たお洒落な祖父は、私の自慢だった。
「おじいちゃん、私、まだ逆上がりができないんだ。」
「よし、出掛けるぞ。」そう言って、私を近くの公園に連れて行った。
カラーンコローン、カラーンコローン。 おじいちゃんの下駄の音。
「よし、出来るまでやれ。」着くなりそう言った。
私は金臭い鉄棒を持ち直したりして何度も地面を蹴り上げる、でも出来ない。
そのうち手の皮が剥け血が出てきた。
「もうできない、いやだよー。」
おじいちゃんは古ぼけた木のベンチに座って、ただ見ているだけだった。
そうこうするうち、とうとう、宙を一回転。
「できた、できたよ! おじいちゃんっ!」
「よし。」それだけだった。
が、おじいちゃんの顔も背も汗ビッショリ。水も飲んでいないはずだ。
お昼過ぎに出掛けたのに、もう夕日が落ちかけている。
カラーンコローン、カラーンコローン。 粋な藍木綿の浴衣は汗で重くなっていた。
それから、私は、夏と夕日と
自分にも他人にも厳しい人が好きになった。
57 :
八月:04/08/10 23:39 ID:3VWeReFb
会社の寮は狭くて同僚が泊まりに来くると
私は台所で寝ていた
明りを消すと
星が出た
あの赤い星は 炊飯器
その上の緑色の連星は冷蔵庫かな・・・
その横の青い星は たぶん電子レンジ
夜でなければ見えない光が
ここでいつも星座をつくっていた
夢や野望に満ち溢れていた私たちのよう
海は広いな
大きいな
八月さんは、ちと、もちつきなさいな
夏はまだまだこれからですよん
なんか、ま、やめとこw
ワカル・・・でもね
夏へのノスタルジーや憧憬が希薄だと思ったら
あなた
>>59が書いて夏の匂いを濃密に漂わせればいいんですよ
例えば
>>58だって努力して努力して努力しての2行ですよ
追憶の彼方の日差しの強さ、空の青さ、もくもくと膨らんだ入道雲
公園でスケッチする彼女のうなじの白さ、麦わら帽子、流れる汗、
海から吹く熱い潮風、高原地帯を抜ける爽やかな風
大きな濡れた瞳、日焼けした顔を照らす花火の炎、
直接口を付けて飲んだ川の水の旨さ、冷たさ、
向かい合って汗だくで2人で泣いた喫茶店
そんなものがある君に是非ともよろしくお願いします。
いや、そうじゃなくて…
だんだんおかしくなってるから、もちつけよと
批判するつもりじゃなかったし、スマソ
詩は書いたことないんですいません
詩・・って、そんなんじゃないよ
そんなに敷居を高くしてるつもりないし・・
何かに感動して衝動的に自分の思いを
つづろうとした事はないですか?
夏期講習とか行った時に気になるあの子いないですか?
そんな子がスカート汗びっしょりだったりして
すごくかわいいなと思った事は?
松林を抜けたら青い海がドーンと広がってて
うわぁ! って興奮した事は?
蟹を捕まえようとしておっかなびっくりで追いかけた事は?
潜って魚に餌をやっていて相手と目で笑いあった事は?
小学生の絵日記でいいんですよ。
さ、いってみよう。
ひたむきな彼女をずっと見てきた
君をもっと知りたくなった夏
あかん〜、ダメだムリだ…
どなたかお願いします↓
64 :
辛味屋:04/08/12 18:27 ID:xiM15y6h
ナイストライですね。
対象をよく思い出しましょう。
気になる対象はよく観察しているものです。
舞台を夏期講習と設定すると以下の様になるのではないでしょうか。
(やや過剰に演出してみます)
蝉時雨が遠くに聞こえる教室で
まっすぐ前を見ている彼女
黒い瞳に長いまつげ
ただ黒板を映しながらopen & close
その瞳に青い空と白い雲を映せたらいいのに
それから僕が映ればいいのに
open & close まるで魔法みたいに
波打ち際ではしゃぐ
不器用な天然ガール
一人ぼっちじゃないさ だいじょうぶ
僕が風になって君を守ろう
66 :
マジレスさん:04/08/13 06:49 ID:NX9rfX/M
よっしゃ! お盆age
皆さん「夏の日記帳」参加してみませんかー
あと残りわずかですよんw
67 :
辛味屋:04/08/13 07:33 ID:w/pX8449
彼女を見送った後スーツが嫌に重く湿っぽい
なんてこった 夏の主役は俺じゃなかったのか
今日は仕事フケて 桟橋から海を見る
♪夢にいつか見た あのファンタジー
♪追えば行き着く所 桟橋
♪ここは住めば都の大都市
♪明日も抜けられない島国
♪桟橋から あの異国の船に
♪飛び乗って Adios Forewell
♪女の様に 見据える街の灯に
♪Kissして バイバイ Good-bye
>>66 ありがとう。タマのアゲは勘弁してもらうか。
夏の主役はやっぱ学生だと思う・・・
そんな奴らはきねーでいいからちゃんと主役をやってくれよ。
68 :
マジレスさん:04/08/13 12:28 ID:lmTCKwlf
依存症さんの詩はあくまで風にこだわっているところが笑える♪
改めてその情熱には感服www。
ただ本スレの方が滞っているようですけども。
ところで、本スレは夏にこだわる必要はないのでは・・・?
ノスタルジーや、少年・少女時代への憧憬を描くのに
季節を限定する必要はないように思います。
秋や冬、春だって思い出はたくさんありますしね。
アゲるのはよくなかったですか!?
参加が多い方がいいと思って、すんませんです。
さあ、外へ出かけよう
夏男の僕はどこへ行っても晴天なんだ
ビアガーデンで酔った勢いで告白
びっくりする君の顔がみたい
さあ、元気を出して出かけよう
70 :
マジレスさん:04/08/13 13:15 ID:2sj7BSel
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここの板はお前等の日記帳じゃねえんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
評論家ヅラ
>>68にゃうんざりだな
評論した上にコンセプトにまでケチつけるたぁ念の入ったことだ
いいから参加しない奴はすっこんでろよ。
主役はナシだ。ずーっと人様を評論して生きていけ。
>>70 のがまだマシだぜ。
お説教承りましたがもう2週間ほど我慢してください。9月になったら閉めます。
それよりAAでのご参加お待ちしています。涼しい奴をね。
72 :
68:04/08/13 15:46 ID:lmTCKwlf
私は詩のことなんてよくわからないから
うまいとか下手とか評論したのではなくって、おもしろいって
ただ感想書いただけなんですけどね。
どうしてそこまで言われるんですかね…。
季節のことはスレの趣旨をよく理解しないまま書いてしまったので
軽率だったと思います。
73 :
毒男:04/08/13 15:53 ID:iCyJgtlZ
昨日、久方ぶりに同郷の友とあった。
二人ともそれなりに社会的にも落ち着いていて
それなりの再開だったけど、気がついたら夜空のこと
なんか全然気にしてなくって、パラグアイ戦とか
レポートのこととか気にしながら、目に入ってくるのは
ネオンの明かりだけだったな。
それだけ無邪気さが失われたんだな。目の前にあることにしか
興味がなくなっちゃってさ。
大人という切符は、無邪気さとの引き換えに手にするものなんだな
って今ふと思っちゃったよ。
でも、ほんとに心が沸き立ったあの興奮や、感動って学生のときの
方が段違いにあったわけよ。めんどくさがらないで今夜星でも眺めに
散歩に出よう。
,_,..,ィヽ,、 |
/;;::r‐〜-ミ、 | どしたー八月ーーーー!
4~/へi::::::;/,ヘミ7 | もう終わりかーーー?
'-l|<>|:::::|<フ1|i' ノ もっと飛び込んでこーい!
l! '" |::::l、~`リ へ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 \
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_` ー―――――
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
75 :
八月:04/08/13 23:12 ID:/ocqhrlP
>>74 もっと爽涼なのでしたら飛び込みますけどねー。ぱーか。。
金スマ見て感動してたり、忙しーんだよ。
なんだそりゃ? ヤワラちゃんを見習えよなー。
ギリシャでの夏のオリンピック 「思いはかなう」
日の丸を背負い 柔道着に袖を通し 黒帯をギュッと締める
普通の女の子から 闘争本能の心臓 となった彼女の潔い美しさ
そういう自分もこんなぐらいしか出来ないけど・・・。
>>61 ふらふら〜と4連投してしまいました、すいません。
私も詩は、全く書いた事もないんです。
キーを考慮して書くのは難しいので、絵日記になってしまうけど。
自分の思いなどは、イメージや比喩にした方がいいのかなと思いました。
例えば“open & close”と言うのは、瞬きの事だと思うんです。
>>56の祖父との鉄棒の思い出は、今でも何故か鮮明に覚えているんです。
夏の匂い、周りで遊んでいた子の服の柄や、電車の音、勿論祖父の表情も。
でも上手く表せないなぁ。 難しいけど中々面白いものですね。
76 :
八月:04/08/13 23:29 ID:/ocqhrlP
波の音と夏を待ちかねた人々の歓声でにぎやかな浜辺に、私は寝ころんでいた。
「 一緒に泳ぐぞ〜! 」
海から戻ってきた彼は髪から水をしたたらせながら、私の手をひっぱった。
いつもと違う彼の顔は、まるで子供のようで小麦色の肌がまぶしかった。
「 寝てばっかじゃ溶けちゃうぞっ。」
駄々っ子のようにつぶやいた彼と、太陽のシャワーがまぶしすぎて私は目を細めた。
夏がまだ始まったばかりの遠い青い日の思い出。
元気が一番!
おねーちゃん達ととしまえん行ったり
フィリピンパブでジルバしたり
ブルーノートでキューバンジャズでノリノリしたり
あぁ〜ここんとこダメ、全然。ノスタルジーまったくなし。
すいません。週明けにはなんとか。
>>75 比喩じゃなくてまばたきそのものじゃん。
open & close と書くことで、
読み手の心の中でまばたきがスローモーションになって
少女の瞳の可憐さや男の想いの丈がゆったりと強まる。
目の付け所はいいね。
あの文はopen & close無しにノスタルジーにはならないんだ。
君と俺の違いでもある。
79 :
毒男:04/08/14 10:11 ID:vXeB0a/y
辛味やさん、おやじ全開ですね。キュー版ジャズいいなぁー
テキーラってやっぱ定番っすか?俺もジャムって馬鹿騒ぎしてー!!!
俺は休み返上でレポート書きっすよ。
2CHに逃避してますw
お仕事ご苦労様です。
オヤヂなのが悔しい夏ですね。連れの女は20代だったのですが。。
いやーパワフル&スレンダーなピアノは良かったけど
あそこ300人の箱だけど狭いんだよね。高いし。
でもラテンはコンガがあるから1357のステップとシミーでノリノリしました。
テキーラはメキシコ。キューバはラムですよ。
チューチョが命名したっていう限定カクテルがあった。
クバーナにお似合いって感じの赤い花がトッピングされた白いカクテルでしたね。
見ただけで、ラムかどうかは知らない。
81 :
毒男:04/08/14 10:46 ID:vXeB0a/y
そっか。キュー版ジャズって興味はあるけど聴いたことないんですよ。
ジャズは好きで、今も部屋で聴きながら、レポート書きながら、2ch
しながら・・・w
82 :
八月:04/08/15 23:26 ID:92x4CP1O
正午・・・私は密かに手を合わせる
高校の修学旅行は広島だった
広島原爆資料館 生きる語り部の御祖母さんの話し
ハンカチで顔を押さえる子 肩を揺らす子
欠伸をする子 お喋りをする子 居眠りをする子
背中を両手で押したかった でもしない
話しかけられれば笑顔でいる私
一度出たらもう入れない
「大事なメモを取り忘れてしまって・・・」
警備員さんは穏やかな微笑みでこっくり頷き中へ入れてくれた
本当は課題の作文で先生に誉められたい為だった
自己欺瞞への自己嫌悪
私はどうしてこうなの? おじいちゃん
遠い国へ 迷うと話しかける
いつも 返事 は決まっている
ダメだなぁ、15日と厳格な祖父へのノスタルジーのつもりが暗くなるだけで。
>>78 >まばたきがスローモーション〜男の想いの丈がゆったりと強まる。
なるほどなぁ。まっすぐ前を見てる女の子の黒い瞳のまつ毛の長さや
少し斜めから彼女を見つめる男の子の想いと、青と白の情景までも浮びます。
小学校の時、八月の半ばにもなればなんとなーく寂しくなってた。
ずっと、「夏休みが終わるのが残念なんだな。」と思ってたけど、
今では夏休みじゃなくって「夏」が名残惜しかったんだなあ・・・って思う。
夏は、なんか景色をはっきり見せる魔法があると思うもの。
濃くって充実してるような気がして、終わるのがもったいない。
生き物が、伸びてる!詰まってる!感がすごく強いから、
なんか、夏のほうが人のことを好きなんじゃないか・・って気すらしてくる。
今年も、やっぱり夏が終わるのは寂しい。
部屋の中から外の太陽光を感じるようなものでしょうか。
直接浴び、ど真ん中にいる人間にそれはなく、
過去に、あるいは一歩出て外から眺めて感じること。
さて、先週からさっぱりそれを忘れてしまっておりましたが
今日からまた書きます。
本スレの開始は
>>10から、8月いっぱいで終了します。
皆様のご参加お待ちしております。
85 :
辛味屋:04/08/16 21:01 ID:vcz/0Ea+
真夏の陽光が校舎を照り付けて
屋上にいる僕の肌を容赦なく焼いている
テニス部、水泳部、吹奏楽部、空手部
ようやるわあいつら
おぼえたばかりの煙草の煙を吐き出すと
退学だぞお前!
バンドの練習に来ているNちゃんだった
(ちぇっ おどかすなよ)
無視して寝そべっていると
Nちゃんは日陰でウォークマンを聴きながら
購買で買って来たパンを食べ始めた
いつもは左手に英語の歌詞をギッシリ書いて
チラチラ見ながら歌うボーカルのNちゃん
普段どんな曲を聴くんだろう
カラカラに乾いた人工芝にうつ伏せて寝ていると
Nちゃんは俺の存在を忘れて歌いだした
驚いたことにハードロックではなくゴダイゴだった
いや、それより驚いたのは
すでに知っている曲のその歌詞の美しさだった
♪遠い昔の話で 新しいこの星が
♪いま生れてぼくらの胸 清く照らしているよ
♪それはぼくらの心に 新しい地平線を
♪さぁめざせと教えながら 強く輝いてるよ
ビックリした
流れる汗も忘れて感動していた
Nちゃんを抱きしめたくなった
ダメだ NちゃんにはKと言う彼氏がいたからである
感動は簡単に共有できん!
背中を向けたまま俺はずっと聴いていないフリをした
虫籠のカマキリがくたばった時
俺の夏は終わった。
87 :
:04/08/16 23:13 ID:y58nOZaJ
今日は、夕立が。
夕立は、空がぐにゃ〜ってなった瞬間にザアアア!!!!ってタイプと、
雲が広がって暗くなりだして、どよどよした・・・と思ったら
ぽつ・・・ぽつ・・・ぽつ・・・ぽつ。ぽつ。。。
って振り出すタイプがあるよね。
今日のは前者。
坂道が川みたいになって、その流れにセミの死骸が流れてたの。
暑い暑いとは思っても、もう夏、後半なんだなーと思った。
, /⌒⌒γ⌒ 、
/ γ ヽ
l γ ヽ
l i"´  ̄`^´ ̄`゛i |
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ヽ / ,へ ,へ ヽ./
!、/ 二 二 V
|6| | .|
ヽl /( 、, )\ )
| ヽ ヽ二フ ) /
丶 .ノ
| \ ヽ、_,ノ
. | ー-イ
八月さん、我々スタッフ一生懸命探してます。
八月も、もうな終わりやで。逃げたらあかんやろ?
出てきたら次のレスでちゃんと謝るんやぞ、君。
女やもんな。できるよなあ?
89 :
八月:04/08/17 07:01 ID:66gdBPmA
チミ、古いよ。 笑えない。
もうね、あたいは限界を見たね。うん。
ただね、私は自分に正直だもの。
だから、なんでもいいよ。
新しい朝が来た 希望の朝だ〜
喜びに胸を開け 大空あおげ〜
ラジオの声に 健やかな胸を〜
この香る風に 開けよ〜
それ 1・2・3〜
ぬるい海に溶ける月
からまるタコの足
言葉より確実に俺を生かす
さわって 変わって
愛も花もない夜を越えて
夏も少しの雨上がり 気まぐれ
蒼い風 強い日差し いつかおこして
これから描いて行く恋の色
始まりのページ彩るよ
かさぶただらけ とれない心
あなたのやさしさでふさがる (引用)
八月さん、釣られすぎですよんw
93 :
祥子:04/08/18 17:41 ID:dVUcKqN6
登りたてのお日様が半身にまとわりつく朝・・・
学校へ続く一本道をコツコツと歩いてます・・
田んぼの畦道の叔父さんから手を振られ・・・会釈して作り笑い・・
バスが通り過ぎ、追い風が背中に気持ちいい・・
あの人への「想い」は、蝉の声も気づかせず・・
校門に近づくにつれ・・自分の殻の奥深くに隠してしまいます・・
田園 道端の木陰 射す陽射し 風の愛撫
熱かった夏の朝・・
何もなかった・・・黄色い夏
・・・遠い 想い出だけ
94 :
祥子:04/08/18 22:44 ID:X+xB41FO
射す陽射しって、言い方変ですね・・^^
95 :
祥子:04/08/19 00:08 ID:Q/eEl3T1
あなたは海・・大きな海・・
手をいっぱいに広げて泳いでみたい・・
波にさらわれそうになったら、そっと引き寄せて・・
泳ぎ疲れたら、優しく抱きしめて・・
あなたにずーっと見つめられていたい・・
憧れのあなたに・・見知らぬあなたに・・
いつか逢えるかな・・
今、私の夏・・
96 :
毒男:
潮風に乗せて、僕を海へと誘う。
波に乱反射する陽の光を浴びて
僕はゆっくりと砂浜に腰をおろした。
時の流れを感じさせない、その場所は
夕日の幕を閉じてなお舞台は引けなかった。
そんな情景を浮かべながら、部屋で一人、仕事と勉強に追われた
今年の夏・・・ハァ(×10の10乗)・・・