817 :
マジレスさん:
去年の九月から俺の彼女は病気と闘ってました。
CJDという病気の自然発生型―100万人に1人の確率だとか。
全身が衰弱して、痴呆が起きる病気。
発症したときに、
「あと1年くらいで死んじゃうけど、
それでも彼氏でいてくれる?」って言われて、
ずっと一緒にいました。
病気はどんどん進行して、
今年の6月から俺のことはとうとう忘れ、
7月から管がたくさん付いた機械がないと生きていけなくなった。
10月のはじめに、俺の携帯に彼女の母親から電話がかかってきた。
急いで学校を飛び出して病院に行った。
俺が着いたときにはもう、彼女は冷たくなってて
信じられなくて、彼女の体のあちこちを触った。
冷たくて、堅くて、骨と皮だけの薄い軽い体だった。
涙はまったく出なくて、葬式でも泣けなかった。
未だに、彼女の死が信じられない。