無題、十六歳

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 私は潰れてしまいそうです。
 もしお暇なら、どうぞお聞きください。
 私の十六年間を。
 大した人生では有りません。
 ただ誰かに告白したくて、私はもう潰れてしまいそうなのです。
 黙々と書かせて下さい。
2マジレス:03/07/29 15:45 ID:WQZPsCKv
2get?
3マジレス:03/07/29 15:46 ID:WQZPsCKv
書いてみなさい。ちなみに私は17歳だ。
自分では大した人生じゃないと思ってる。
4 :03/07/29 15:46 ID:OSIfurBv
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51:03/07/29 15:47 ID:h/UysXdX
1986年の秋、私は生まれました。
二つ上の兄が一人います。
母は、女の子を大変欲しがっていたそうです。私は待望の女児でした。

自分の尊敬する小説化の名前を一字とって、
私の名前を――仮に園子と――名付けました。
血液はO型で、体重は約3500g。
ごく普通の、幸せな赤ん坊でした。
61:03/07/29 15:48 ID:h/UysXdX
小さいころの記憶は余りありません。
ある夏の日に、私は洗濯籠の中に入っていたのを覚えています。
私はその籠をとても気に入っていたのです。
洗濯物を母が取り込んでいる間じゅう、私はその籠を揺らしていました。
やがてバランスを崩し転んでしまいましたが、それでも私はその籠が好きでした。

母は、赤い風船で私と遊んでくれました。
私は風船を追いかけます。
そうして捕まえた風船を母に渡すと、また遠くへ飛ばしてくれるので、
私はまた、夢中になって風船を追いかけるのです。

そんな小さなころのことを、ほんのわずかに、断片的に覚えています。
とても幸せでした。私は母が大好きでした。
母は不健康でとても痩せていて、――それでも私はそんな母を美しいと思っていました。
近所で見たどんな女性より、お母さんが一番綺麗だと思っていました。
7:03/07/29 15:48 ID:qw8tXHPf
おれは18歳です。
書いてくれたら読みます。
8:03/07/29 15:49 ID:qw8tXHPf
しまった!
9半頭:03/07/29 15:49 ID:b9ZO2+OS
うむ、少し期待してみよう。なんとなくネタくさいが。
101:03/07/29 15:51 ID:h/UysXdX

父が言うには、私が三歳頃の話。
母はお酒を飲み始めました。
以前からお酒には強かったそうですが、自分から飲む人では有りませんでした。
父は残業が増え、家にほとんど居着かなくなり、
まだ若く、精神的にも脆い母は、近所づきあいや子育てのストレス、
夫がいない寂しさに一人では耐えられなかったのです。
母は私たちに自分のことを「ママ」と呼ばせました。
そしてよく私に聞きました。
「そのちゃんは、ママのこと嫌い…?」
私はその質問に、大好きだと答えたはずです。
実際私はこの世界の中で、母が一番大好きだったのです。
111:03/07/29 15:52 ID:h/UysXdX
私は両親によくキスをしました。
キスをすることが好きでしたし、子供ながらにそれが愛情表現だと理解していたのです。
父とは幼稚園の時以来していませんが、
母とは小学三,四年頃までしていたように思います。
母は時々舌を入れてくることがありました。
父は気持ちが悪いから止めろと言いました。
母はいいじゃないのと笑っていました。
私は特に何も感じず、されるがままにされていましたが、
いつからかそれを気持ち悪いと思うようになり、自分から拒否するようになりました。
今も思い出すと、とても嫌な気持ちになります。
12:03/07/29 15:53 ID:5NRW7glU
コピペはいいからソース希望
131:03/07/29 15:57 ID:h/UysXdX
母はお酒を飲むと、よく私を叱りました。
叱られる理由は特に無いのですが、ヒステリックに何度も私を叩く母を見て、
きっといけないことをしたから怒られるんだと思い、ひたすら泣きながら謝りました。
そして散々怒鳴りつけた後、必ず母は泣きながら謝るのです…
「ごめんね、そのちゃんごめんね…お母さんを許してね。」
とても醜い姿でした。

幼稚園に通っていた私は甘えん坊で、何かあると直ぐに先生のところへ行きました。
先生はやさしくしてくれるので、私は先生が大好きでした。
直ぐに怒るママより、やさしい先生のほうがずっといいや――
そんな風に思いました。
幼稚園から帰るのがとても寂しかったです。
家に帰っても、できるだけ遅くまで友達と遊んでいました。
私はまだ、自分が虐待されていると言う実感が無く、
どこの家もこんなものだろうと思っていたのです。
14 :03/07/29 15:59 ID:4CgVcInB
ほう、虐待。
151:03/07/29 16:00 ID:h/UysXdX
小学校に入学した私は、お兄ちゃんの存在の大きさを感じました。
学校の成績はまぁまぁでしたが、ファミコンやミニ四駆が得意で、
カブト虫の取り方、近道、その他いろんな遊びを知っているお兄ちゃんは、
私だけの英雄だったのです。 
私が母に殴られている時、守ってくれるのもお兄ちゃんでした。
へべれけになるまで酔った母を寝かしつけるのは、いつも兄の役目でした。
私はそんな兄に、尊敬と、後ろめたさを感じていました。
今も時々思い出します―――
 お母さんが私を殴る、お兄ちゃんが止めろよといって、私を逃がす。
 私は机の下にもぐって、じっと縮こまって耳をふさぐ。
 お兄ちゃんが父さんに電話しろと叫ぶ。
 お母さんが止めてと泣きつく。
 わたしはなきながら、お父さんの電話番号を押す…
―――。

その頃、もっと辛いことが沢山あったように思いますが、あまり覚えていません。
虐待と言っても、さほど酷いことはされませんでした。
ただ日常的に、我が家はおかしかったのです。
トイレはいつも、母が嘔吐したあとだったので、嫌なにおいが漂っていました。
私たちは何故?と思うようなことでよく叱られ、反抗すればすぐに殴られました。
晩御飯は日によって(晩御飯を作る前に酔っ払ってしまった日)作られず、
私たちは食べるものが無いので、二人で冷蔵庫をあさったり、
時には私が作ったりしました。
その日その日を生きている、といった感じでした。
161:03/07/29 16:01 ID:h/UysXdX
いつごろからでしょうか、私は自分の家が普通でないのを悟りました。
母が私を叱るのが、愛情でないことを――
酔っ払ってしまった母は、もう母では有りません。
酒に取り付かれた、惨めな肉体なのです。
父は私に言いました。
「お母さんは病気なんだ。」
私が小学生低学年の頃から、母は精神病院に通っていたそうです。
最初の病名は「鬱病」そして「アルコール依存症」。
母は「私はアル中じゃない」と言っていました。
酒で太った母に、もう昔の面影は見られませんでした。
17 :03/07/29 16:06 ID:4CgVcInB
不安定人間が作った機能不全家庭の被害者ということでつか
18マジレス:03/07/29 16:07 ID:WQZPsCKv
書き方がアレなせいでネタ臭く見えるが、とりあえず続きをドゾー
19 :03/07/29 16:09 ID:4rVwzfSJ
俺のおかんもアル中だぜ。
20(・∀・):03/07/29 16:12 ID:doAvcYLi
さあ〜、もりあがってまいりました!
211:03/07/29 16:12 ID:h/UysXdX
ここに私がされたことを細かく書く気は有りません。
自分勝手な理由ですが、それを細かく思い出すことは、まだ苦しいのです。
母は飲んでない時子供に手を上げるような人ではなかったので、
虐待と言っても肉体的には大したことは有りません。
ただ、私の精神は確実に蝕まれていました。
幸せそうな友達が、家に帰れば優しく迎えられる友達が、私は羨ましくて仕方ありませんでした。
そのうち私は、私自身が汚れている、と思うようになりました。
理由はわかりません。
22 :03/07/29 16:15 ID:4CgVcInB
無資産だからでは
23ガーリック ◆9G12fmecqU :03/07/29 16:16 ID:X8e036yo
なんか>1の文章小説っぽい
24ワキ:03/07/29 16:17 ID:5iq8v5R/
文章しっかりしとるなあ。
251:03/07/29 16:18 ID:h/UysXdX
私は日常的に行われる虐待よりむしろ、友達の目を気にしました。
授業参観にまで母は酔っ払ったまま出席したのです。
惨めでした。

小学三年生の頃、友達にはじめて自分の母はアル中だと言いました。
例えば首を締めて私をベランダから落とそうとしたこと
酔っ払ってわけのわからない言葉を叫びだしたり、
意味も無く殴られること。
それを告白するのは、私にとってとても勇気のいることでした。
でもまだ子供だった彼女に、その重さは理解できなかったようです。
にぎやかでいいね、と。そういわれました。

理解されないなら、誰にも言わないほうがいいと、強く思いました。
26マジレス:03/07/29 16:20 ID:WQZPsCKv
>>1の書き込み終わったら私も書いて良いかね?
それこそ大した人生じゃないが。
27半頭:03/07/29 16:20 ID:b9ZO2+OS
>>24
オレもそう思った。16歳でネタじゃないとしたらすごいね。
なかなか読ませるね。
281:03/07/29 16:22 ID:h/UysXdX
ごめんなさい、バイトの時間なので一時失礼します。
本当にごめんなさい。

また夜になったら書き込みに来ます。
読んでくださって、ありがとうございます。
29ガーリック ◆9G12fmecqU :03/07/29 16:23 ID:X8e036yo
才能か・・・?本当に16だたら
30 :03/07/29 16:24 ID:gVQyKunv
オチが気になるなぁ
311:03/07/29 16:26 ID:h/UysXdX
>>24
>>27
本当ですか?ありがとうございます!
嬉しいです…
こんなネタを思いつくほど、想像力豊かじゃないです(^^;

>>26
どうぞ、好きにお使いください。
むしろ私が抜けてしまうので、是非書いて欲しいです。
本当、中途半端なところで抜けちゃって御免なさい!
まさかちゃんと読んでくださるとは思わなかったので…
32(・∀・):03/07/29 16:30 ID:doAvcYLi
1さんバイトがんがってね。
>>26
じゃ、マジレスさんの人生ドゾー!!
33*:03/07/29 16:40 ID:xsxyIQ20
>>1
書き込み時間見ても明らかにコピペしてんじゃん
元ネタどこよ
34(T_T):03/07/29 16:43 ID:A6Mk8WzV
>>33
ほんとだ、ネタっぽい
35 :03/07/29 16:43 ID:gVQyKunv
言われてみれば・・・!
33 頭いいな。
36半頭:03/07/29 16:45 ID:b9ZO2+OS
自分でどっかの地下の方のスレに書き込んで、
貼り付けたのかもしれないし。
これはオレもよくやるんだがな…
37 :03/07/29 16:45 ID:QxN3M5Yz
>>33
もともと自分で書いといたのを1レスづつコピペしたのでは?
38(・∀・):03/07/29 16:46 ID:doAvcYLi
いや・・・ネタでもいいよ。なかなか良かったから・・・。
じゃあ、ネタってことで誰かオチつけてよ。
39半頭:03/07/29 16:48 ID:b9ZO2+OS
次はダレが人生を語るんだ?
オレはダメだ、ここの1ほど文章力ないからな。
40 :03/07/29 16:52 ID:gVQyKunv
キスミっぽい気がする
41ガーリック ◆9G12fmecqU :03/07/29 16:53 ID:X8e036yo
小説ぽいですからな・・・そうそうこんなに
書ける人はいない。
>>38
落とすのは難しいんじゃ・・・
42マジレス:03/07/29 16:53 ID:WQZPsCKv
じゃあ便乗して書いちゃう。


私は17歳♀です。>>1さんのように虐待されていた訳でも、
親がアル中だった訳ではありませんが、「ごく普通」とはあまり言えない
家に育ってきました。私がこの家が普通じゃないと気が付いたのはつい最近のことです。

私の母親は猫のブリーダーをしていました。いつからかは覚えていませんが、
姉の誕生日に猫が1匹我が家にやってきたのがきっかけだったと思います。
恐らく小学校低学年くらいのときでした。それから、家に猫が増えていきました。
幼かった私はそれを凄く誇りにしていたし、その時点では母親の事も大好きでした。

時が流れて、中学生の頃の事。父親が単身赴任で家を空けるようになりました。
単身赴任先は家から車で3時間ほどの場所。任期も3年。
少し寂しくなるな、とは思いつつ、軽い気持ちで父を送り出しました。
単身赴任とは言っても2週間に1回は帰ってくる訳ですし、
うちは両親の仲も良かったのでそんな大事にはならないだろうと思っていました
43マジレス:03/07/29 16:53 ID:WQZPsCKv
更に時が流れて高校2年生の夏。
家はぐちゃぐちゃでした。
家の中には増えすぎた猫の糞尿だらけ。床が見える場所も少なく、
家の中専用の靴があったくらい。夏ともなればハエだらけで、
その羽音がしないときなんてありません。もちろん臭いもきつく、
制服に猫の糞尿の臭いが染み付いて、私は学校で「臭い」といじめを受けるようになりました。
でも私は「臭い」という事実を否定できなかった分、何も反論できませんでした。
むしろ心の中で「臭くてごめんなさい」とひたすら謝っていました。
ここでいじめを受けるまで、私は家の中で起きている事を黙認していたというのが
今からしてみると不思議でなりません。
恐らく、目を背けたかったのかもしれません。
まあそれは置いといて。

本来猫の世話をするべき母親は、猫のブリーダーに「飽き」て、
今度は登山に没頭するようになりました。
猫は半分放置状態、もちろん家の掃除もあまりしません。
掃除したところですぐにまた元の状態に戻る事も目に見えていました。
思い出してみれば父親が家にいた頃は、きちんと掃除もしていたように思います。
44マジレス:03/07/29 16:54 ID:WQZPsCKv
私は学校に行かなくなり、高校2年の冬に退学しました。
理由は「これ以上自分の所為で周りに迷惑をかけたくない」というのと
「普通の人並みの生活がしたい」、つまり家を出たい事から。

私には夢がありました。生物学者になって、博物館の館員になる事です。
その為に一生懸命勉強もしていました。でも、勉強をする事も
困難なほど、「普通の生活」のできる家ではなくなっていました。
教科書やノートはすぐに糞尿の餌食になる。もちろん鞄、体操服もそう。
どうして自分は普通の家に生まれなかったのだろうと思うと
悔しくてたまりませんでした。

そして今年の5月、一人暮らしを始めて今に至ります。
今は鬱病のため通院しながら働いて、普通の生活を手に入れる事が出来ました。
でもどうして自分は普通の生活をするのに年相応ではない努力をしなければならないのか、
今でもその点は悔しくてたまりません。
他も色々あったのですが、詳しく書くのは面倒なので割愛しますけど
自分を生んだ母親を、殺したくてたまりません。
「死にたいと思うのは鬱病の症状のひとつだ」というのを信じて
頑張って生きていますが、それでも私自身死にたくてたまりません。
夢がありました。勉強したい事も沢山ありましたが
今はそんな気力もお金もありません。
こんな人生、さっさと終わってしまえば良いのにと思います。


以上私の人生ですた。暗くてスマソ。
45 :03/07/29 17:06 ID:CbVyVDz9
漏れ、猫アレルギーだからダメ。
46半頭:03/07/29 17:07 ID:b9ZO2+OS
苦労してる女の子って多いな
47ガーリック ◆9G12fmecqU :03/07/29 17:28 ID:X8e036yo
これから問題を抱えた家庭は増えるんだろうな
48マジレス:03/07/29 17:31 ID:WQZPsCKv
どうでも良い話だが、先日どうしても人肌恋しくて援交しました。
(※>>1さんとか他の人は絶対やるなよ。もしかしたらもう遅いのかもしれないが。)
援助交際とは言っても私は金を取るつもりは毛頭無く、本当に
ただ誰かに傍にいて欲しいと思ったからです。
処女でしたが、誰でもいいから抱かれたいと思って抱かれました。
今はその相手とはセフレになって、ちょくちょくセクースしています。

彼は変な人で、私を美容院やらデパートやらに連れて行って
「もっと大人っぽい格好すれば絶対恋人出来るから!」と言って
服を買ったりしてくれます。
私は自分の欲しいものは自分の力で手に入れたいと思っているので
買って貰うのはあまり好きじゃないんですが、
でも「化粧すれば凄く可愛くなる」と言ってくれて嬉しかった。

やけくそで暴露するが、顔晒しスレのina(>>214以降)と同一人物でつ。あーあ。
49 :03/07/29 17:34 ID:gMlIsql1
なるほど、みんなまだ自分の殻を破ってないわけだな。
もう氏んでもいいと言う状態が無敵ではないからね。
過去などどうでもいい状態になるまで生きて見ようや。
50(・∀・):03/07/29 17:47 ID:doAvcYLi
マジレスタソ
生物学者になって、博物館の館員・・・いい夢じゃねーか!
ちょっと応援したくなった・・・(つД`)
援交は避妊とビョーキにだけは気ーつけてな〜。
51ガーリック ◆9G12fmecqU :03/07/29 17:49 ID:X8e036yo
知ったことを言うほど生きていないが、人間は氏を恐れる。
故に無敵などにはなれない。
大分前だが車に引かれたときマジ氏ぬかと思った。マジあとで思い
出したらぶるったよ。なんか、世界がぐるぐるしてるし、足がくが
くいって立てないし、気持ち悪いし・・・。
52 :03/07/29 17:49 ID:CbVyVDz9
>>48
疲れているみたいだね。
円光って言うと悪い響きだけど、もうその人とは違う状況になっているよね?
決して勧めている訳じゃないけど、その男の人の好意に甘えるのも悪くないと思うよ。
でも、あまり深く関り過ぎないようにね。
53マジレス:03/07/29 18:03 ID:WQZPsCKv
>>49
そのセフレの彼が正にそういう人だわ。
彼の父親はアル中で中学までは殴られまくっていたらしい。
17の時に家を出てとび職に着いたんだって。
ちなみに今はパチンコで生計立ててるらしい…。
彼を見てると自分が不幸だなんてちゃんちゃらおかしいわと思う。
もっと前向きに生きなきゃと思う。強くなりたい。

>>50
ありがとう。
でも多分、その夢はもうかなわないわ。

>>52
彼は妻子持ちだし、私もそのつもりはないから深い関係にはならないよ。
円光はリスクが高いから、多人数とするよりは彼一人で済むのなら
その方が良いと思ってセフレになって貰ってるだけで。
54 :03/07/29 18:10 ID:CbVyVDz9
ちょっとまて。
100歩譲って妻子持ちは良しとしよう。
元々援交だからな。
でも、妻子持ちでパチンコで生計って言うのは不味いな。

まぁ、マジレスの問題では無いから仕方が無いが、その彼とは早々に別れた方がいいと思うよ。
彼の奥さんと子供に同情しちゃうし、家庭崩壊の引き金をあなたが引いたと思われるのは寝覚めが悪いだろ?
彼の境遇も同情したくなるが、更に状況を悪くする怖れが有ると思うよ。

キツイ言い方かもしれないが、傷口を舐め合うにしても、相手を選んだ方がいい。
55マジレス:03/07/29 18:24 ID:WQZPsCKv
>>54
恐らく、彼も父親と同じように奥さんや子供を殴ってるんじゃなかろうかと思います。
「奥さんの事もちゃんと大事にしてやれ」と言うと決まって話を逸らしたがりますから。
だから彼も私に構う事で現実逃避みたいなのをしてるんじゃないかと。
まあ想像にすぎませんが。ただの妄想だといいんですけどね。

私自身、自分がどうなっても良いと思っているくらいだから
彼の境遇とか奥さんのことなんてどうでも良いんですよ。
早めに別れた方が良いとは思っています。でもそれだけです。
56 :03/07/29 18:25 ID:CbVyVDz9
彼からすれば私なんか・・・という力の奮い立たせ方も有るが、負の方向に引っ張られる事の方が心配。
そうせ付き合うのならば、少しでも夢を見させてくれる人(変な言い方だが)の方がいいよ。

人と自分を比較をする時は、なるべくなら上を見て比べた方がいいよ。
余りにも上を見過ぎると苦しくなるが、下の人と比べる時とは沸いてくる力の質が違ってくるよ。

自分よりも悪い境遇の人でも、一緒に浮き上がろうとする同士ならば問題は無いが、妻子持ちである彼は、マジレスの同士には成り得ないと思う。
57 :03/07/29 18:28 ID:CbVyVDz9
>>55
>早めに別れた方が良いとは思っています。でもそれだけです。

自分でもわかっているのね。
余計な事言いすぎた。ゴメン。
58(・∀・):03/07/29 18:38 ID:doAvcYLi
>>50
まあ、そーゆうなって。
うちの死んだバアちゃんは50歳で大学いったよ。
戦争でメチャクチャだった人生を取り返したかったんだろう。
新しい夢ができるかもだしな・・・。
若いから人生のリセットボタンまだ間に合うぞ。
59マジレス:03/07/29 18:39 ID:WQZPsCKv
>>56
一緒に浮き上がろうではなく、今は一方的に引っ張られているだけのような気がします。
というか今は浮き上がるとかの段階ですらなく、ただ「人肌恋しい」から会っているだけで
特別な感情がある訳でもないですし。一時的な感情の消化をしたいだけと言うか。
このままセクースに溺れて落ちぶれていくのか、また立ち上がれるようになるのかはわかりません。
彼は「円光と言う形ではなくて、ちゃんとお化粧すれば可愛くなるし出会いも増えるだろうから
きちんと好きな人から温もり貰いなさい」と言ってくれます。
私も恋人は欲しいです。恋がしたいと思うけど、今の自分を好きになってくれる人なんて
いるのだろうかとも思いますし。

微妙に話がずれた。
60マジレス:03/07/29 18:43 ID:WQZPsCKv
>>58
まだ若いし人生はこれからだと、頭では理解できるんですが、
でも今は将来に何も希望が持てないんですよ。
早く死にたいとしか思えない。
一度自殺未遂してしまって、一度は頭が冷めたんですが
それでもまだ死にたくてたまらない。
鬱病のせいでそう思ってしまうんだと信じて、今はただ
病気を治す事が先決だと思ってます。
治るかどうかはわかりませんけど。
61マジレス:03/07/29 18:45 ID:WQZPsCKv
>>57

いやいや、妻子持ちでその上ズルしてパチンコで生計立ててると聞いたときは
私も相手を間違ったと思いましたし。
まさかセフレになるとも思ってませんでした。
62(・∀・):03/07/29 18:52 ID:doAvcYLi
そっか。なんか焦らすようなこと言っちゃってゴメンね。
今はゆっくり治療する時みたいだね。
自分を大切にね。
63マジレス:03/07/29 19:00 ID:WQZPsCKv
でも働かなきゃいけないからあんまりゆっくり治療も出来ない罠。
だからと言って親には死んでも頼りたくない。
というか親はもう死んだものと思いたい。
親と顔を合わせると欝が酷くなる。家に残してきた猫が気の毒で。

わがままなんだよな、きっと。
まだ17だもんな。普通は17なんてみんな親の庇護下だもんな。
親を殺したいくらい憎いけど、それが許されないのはわかってるし
そんな事を思う自分はどうかしてる。
あんな奴の事忘れて早く楽になりたい。あーもー死にたい。苦しい。

ところで>>1さんはいつごろ帰宅するだろうか。
64通りすがり:03/07/29 22:03 ID:ifBNTLR/
世界中に定められたどんな記念日なんかより
あなたが生きている今日はどんなに素晴らしいだろう
世界中に建てられたどんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう
65合歓:03/07/29 22:58 ID:fxFISmKG
>>63 マジレスさん
いままで親のせいで大変な目に遭ってきたぶん
これからの人生は意地でも幸せになってやりましょうよ。
661:03/07/30 00:15 ID:1Pr3waSh
1です。バイト終わりました。
ネタって言われるのは、哀しいです。
ここのスレ立てる前に、いざ書くとき戸惑わないように書きだめておいたんですが…
いっぱいいっぱいで書いてる、本当の気持ちです。
誰かに聞いて欲しくて書いています。わがままな私の自己主張です。

だから、ぜんぶかくまでかなり時間かかっちゃうかもしれないんですけど…
ちょこちょこ書いていくつもりなので、付き合ってくださったら嬉しいです。

それでは続きを書き始めますね。暇な人はお読みください。

それから、マジレスさん。
マジレスさんの話を、興味深く読ませていただきました。
有難う。
私は…あなたに比べればずっと、幸せだと思います。
私の話を、甘ったれてると思われるかもしれません。
それでもどうか、お聞きください。
67だるだる:03/07/30 00:23 ID:UMT0Q9fe
>>1
このスレ立てたのは、AC治療が目的か?
まぁ、まだ全部書き終わってないみたいだからコメントレスはしないでおこう。
一応、俺はこのスレ読んでるよ。
68:03/07/30 00:26 ID:1Pr3waSh

後で聞いた話に寄れば、朝五時からビールを飲み、家族を送り出した後でまた飲む。
酒びたりの生活を送っていたようです。
私は母の手帳を時々盗み見しました。
そこには、「今日から禁酒!絶対飲まない」などとかいてあり、
その二日ほど後に×印がついていました。
最初は×印のない日付もちらほらありましたが、
ページを追えば追うほど×印は増えていきました。
母の精神状態は限界に近かったと思います。
また、父もずいぶんと精神を病んでいきました。
私は母も父も恨みました。ただ兄だけを尊敬していました。
私たち兄弟は、共存していたのです。

どうしてお母さんは私を殴るの?
どうしてお父さんは助けに来てくれないの?
どうして私はこの家に生まれたの?

どうして私を生んだの?
不幸にするために?
69 :03/07/30 00:28 ID:zlbQNO3n
人生終わってるね。
701:03/07/30 00:29 ID:1Pr3waSh
特殊な家庭環境に育った子供は、常に劣等感を感じながら生きる運命なのだと思います。
私は友達に聞きました。
「私って変だと思う?」
「園子は楽しいよ。私たちは親友だよ。」
そういう友達すら信じられないのです。
私のことをあざけっているんじゃないかと、アル中の娘だと罵っているんじゃないかと、
そんな風に頭がおかしくなりそうなほど考えてしまうのです。
71煎茶:03/07/30 00:30 ID:f08aRr9V
>>1
暇なので読んで行く事にします。
72マジレス:03/07/30 00:31 ID:lQbodklh
見てるよー。
不幸なんてのは比べれるもんではないと思う。
でも気持ちはよくわかる。
731:03/07/30 00:35 ID:1Pr3waSh
夏が好きです。
いつ頃の話だかはっきりとは分かりませんが、
母は私と兄をよくプールに連れて行ってくれました。
今にして思えば、決して大したプールではありませんでしたが、
私たちにとってはパラダイスでした。
日が暮れるまで、何度も滑り台に乗ったり、競争したり、浮き輪でうとうとしたり…
そうして帰る頃にはへとへとで、それでもまだ遊び足りないくらい楽しい一日でした。
母は帰りにアイスを買ってくれました。
メロンの形をしたシャーベットでした。
そういう日は母も酒を飲んでおらず、プールサイドから私たちをじっと見守っていました。
私はお母さんがいつまでもこのままでいてくれたらいいのにと、言葉に出来ずにいました。
74んー:03/07/30 00:36 ID:FoGPHinQ
it(その)と呼ばれた子 日本版か。
75マジレス:03/07/30 00:37 ID:lQbodklh
>>74
それ読んだ事あるぞー
76んー:03/07/30 00:39 ID:FoGPHinQ
1も読んだのかなー
771:03/07/30 00:40 ID:1Pr3waSh
母は私に聞きました。
「そのちゃんは、ママのこと、嫌いだよね。」
私は困惑しました。
「怒ってないママは好きよ。でも怒って怖くなるママは嫌い。」
兄は母を憎んでいましたが、私にはどうしても母を憎むことが出来ませんでした。
半分は大好きなママなのに、半分はこの世で一番嫌いな醜い女性なのです。
私はそれがすべて酒の力だとは思えず、きっとこういう性格なのだと思いました。
「ごめんね…ママお酒止めるから、そのちゃんのためにもう飲まない。」
そんな台詞を、一体何度聞いたでしょうか。

酒を飲み
暴れ
私を殴り
兄に殴られ
やがて眠る母の姿を
私は汚らわしいものと思いました。
やがてよいが覚め、私に泣きつくのです。
「お願いママを許して、お願いそのちゃん、もうママ怒らないから…」
そうやって抱きしめられている間、
私はずっと汚いものが感染りそうな気がして気持ち悪かったのを覚えています。
いつから母に触れられることに嫌悪感を感じるようになったのかは覚えていません。

もうママはだめなんだ…そう思いました。
781:03/07/30 00:46 ID:1Pr3waSh
ここで父の話をしましょう。
父は、仕事が好きな人です。地方の中小企業の課長です、大した収入も有りません。
お祖父ちゃんが残してくれたアパートと貸家のおかげで人並みに暮らしていけるのです。
それでも父は、自分の仕事に誇りを持っている人です。
その仕事中に、私は何度も電話をしました。「お父さん助けて」と。
帰ってくる日もありましたが、「仕事が抜けられない」といわれることもしばしばでした。
電話の頻度は日を追うごとに増しましたから、会社の人もおかしく思ったことでしょう。
今にして思えば、父はとても可哀想な人です。
父は背の高い人ではありません。
一流大学を出た訳ではありません。
日曜日はいつも下着姿でいるような人です。
そんな父を、私は嫌っていました。

父はある夜、母が寝付いた後で私に言いました。
「この家で一番可哀想なのは、俺だよ。」
私は黙ったまま憤怒しました。なにもいわずに、ぎゅっと手を硬く握りました。

何もしてくれないくせに!
いつも殴られるのは私で、それをかばうのはお兄ちゃんで、
お父さんはその間、何をしているの?

父だけが我が家のルールを理解していなかったのです。
何故って、飲んでいる時に居合わせていないのは父だけなのですから。
私は、お父さんもお母さんも家族じゃない、私の家族はおにいちゃんだけでじゅうぶんだと、
とても生意気なことを考えていました。
79マジレス、以降ina:03/07/30 00:50 ID:lQbodklh
まだコメントするには早いんだろうけど、まだ子供なんだから甘えちゃえば良いんだよ。
わがままとか言わずに、ましてや2ちゃんなんだから構わず自己主張して
少しでもストレス吐き出さないと私みたいに病気になるから。
ガンガン吐き出しちまえ。私は見てるから。
801:03/07/30 00:59 ID:1Pr3waSh
小学四年生の頃、母はほとんど料理を作らなくなりました。
そのかわり、家が近い祖母の家に毎日通うようになりました。
学校から帰ってくると、車に乗り、祖母の家に向かいます。
15分ほどで到着し、そこで私たちは普通の食事をとります。
お風呂に入って家に帰り、眠るのです。
そんな生活は一年ほど続きました。
母は慢性的に酒を含んでいたので、飲んでいない日はありませんでしたが、
流石に車を運転するので、ある程度量は減っていたように思います。
…あまりはっきりとは覚えていません。
でも、時々とても酔っている日があって、そういう日はとても乱暴な運転でした。
ガードレールに突っ込んだこともあります。
死ぬんじゃないだろうかと。
それなら、それでも。
どうぞ神様、お好きなように…

私は今でも、執着心が無いとよく言われます。
その地盤は、きっとこのあたりで作られたのでしょう。
81合歓:03/07/30 01:01 ID:92fd/RpG
>>80 1さん
そのお祖母さんは父方のお祖母さん?母方のお祖母さん?
821:03/07/30 01:07 ID:1Pr3waSh
母方の祖母です。
831:03/07/30 01:08 ID:1Pr3waSh
死のうと思ったことは有りません。
痛いのも怖いのも嫌いですし、
死ぬ死ぬといって手首を切る母さんを、何度も見ていたので。
その姿は何度見ても異様で気持ち悪く、
死ぬ気は当然無いのですから、とても見苦しいのです。
そうやって全身で同情を求める母が、私にはみっともなくてたまりませんでした。

 この人の様には絶対ならない

それが私のモットーでした。

ただ時々、酷く叫びたくなるのです。
 
 助けて
 ここにいるから、誰か助けて



誰にも聞かれたくない、――でも聞いて欲しい――思いを、
一人で、部屋にこもって、布団に包まったまま、涙と共に流しました。
布団は私にとって母親の代わりでした。
無償の愛情で、私を抱きしめてくれる…柔らかな感触。
私は、それだけを求めていたのです。
誰かに大丈夫と、そういってほしかったのです。
84:03/07/30 01:13 ID:1Pr3waSh
私は子供でしたが、いろんな人の顔色を無意識のうちに窺う癖を持っていました。
生まれついての童顔と甘えん坊な性質を生かして、
誰にも嫌われず、犬のような存在として人気を集めていました。
人ではありません。
私は、だれにも拒絶されたくありませんでした。
それは今も変わりません。
一人の人間として見られなくてもいいのです、ただ存在を認めて欲しかったのです。
851:03/07/30 01:26 ID:1Pr3waSh
小学校生活の中で、私がとてもショックだったことを二つ書きます。

 ひとつは、雨の日の出来事。
 母さんは、私に買物に行こうといいました。
 
  「校門で待ってて、四時に迎えに行くから」

 私は嬉しくて、友達の遊びの催促も振り切って、三十分も前から母さんを待っていました。
 
 やがて雨が降り出しました。時計は四時を回っています。
   ――もう十分待とう、きっと来てくれる――
 雨は激しく降り出し、私はすっかりびしょぬれで、時計はあと数分で五時を指そうとしていました。
   ――あとすこしだけ、きっときてくれる――
 自分を励ましながら、ガタガタ震え、じっと母さんを待ちました。
 とうとう母は来ませんでした。
 
私は六時を回った頃ようやく家に着き、のんだくれて寝ている母と、TVゲームをしている兄を見ました。
一瞬事態が飲み込めず、私は呆然と立ち尽くしました。
そうしてようやく状況が分かった時、涙が次から次へとあふれ出て、私は部屋に駆け込みました。
布団に潜って、わんわんと泣きました。
私は人前で泣かない子供でした。
泣いていると誰にも悟られたくなくて、声をぐっと押し殺して、ひたすら泣きました。
861:03/07/30 01:38 ID:1Pr3waSh
もうひとつの出来事は、母が倒れた日のことです。
学校から帰ると、なぜか父の車がありました。
私は異変を感じて、急いで家の中に入りました。
すると、―――あまり思い出したくありません。
母は朝から浴びるように飲んでいたらしく、すっかり泥酔状態でした。
その日は土曜で、父は兄からの電話で駆けつけたそうです。
あまりにひどい状態でした。
「救急車呼ぶの?」
「よぶかもしれない」
「本当?じゃあ乗れるかな、私救急車1回乗ってみたかったんだ」
無邪気にはしゃぐ私に―勿論父に気を使った演技ですが―父は苦笑いを浮かべました。

結局、近所の人に騒がれない為、父の車で運ぶことにしました。
すっかり酒の支配下に置かれた母の身体はぶよぶよで、口には嘔吐の後、異臭。
これほど人間が醜くなれるものかと思いました。

父は母の上半身を、そして私は足を持ち、二人でその肉の塊を運び出している時――
見られたのです。
向かいの奥さんが、ちょうど家から出てきたところでした。
私たちはまるで、死体を運ぶ殺人犯のようでした。
父は下を向いていました。
私はただ恥ずかしくて、情けなくて、顔から火が出るような思いでした。

そのときの奥さんの顔を、私は決して忘れません。
驚愕と好奇心、そして侮蔑。
871:03/07/30 01:52 ID:1Pr3waSh
兄は両親を憎み、私を守ってくれました。
母は酒による支配下でのたうちまわっていました。
父は自分自身と家族のことでひどく苦しんでいました。
私は兄を尊敬し、父を軽蔑し、母を、おそらく憎んでいたのでしょう。
なのになぜか、私は母のことを捨てられませんでした。
嫌悪しつつ、どこかで愛していたのです…。
それは子が親に対する、ある種本能のような愛情なのでしょうか。
母がどんなに駄目になっても、子供である私は、ひたすら母性愛を求めていたのです。
私たち家族は、みんながみんな、助けを求めていました。
881:03/07/30 01:52 ID:1Pr3waSh
私や兄の精神状態も、おかしかったと思います。
私たちは共通の意識をもっていました。
 「私たちは特別」だと。
そうやって苦しい毎日の中で、私たちは確実に人と違うものを持ち始めていました。
それは劣等感なのか、あるいは狂気なのか―――
 兄は時々言いました。
 「俺も将来、アル中になるのかもしれない。お前は大丈夫だよ、能天気だから」

兄は所謂切れると手のつけられない子供で、喧嘩を始めると収まりがつかなくなり、
一度などは鉄パイプを持ち出し、クラスメイトたちに取り押さえられたそうです。
私もまた、そうでした。
兄ほどではないにしろ、一度頭に来ると普段の愛嬌のよさも忘れ、
子供とは思えないような暴言を吐きました。
私たちの暴言は、子供の単純な言葉の羅列とは違い、相手の短所、劣等感を見出し、
なにが相手を一番傷つけるのかを目的に吐かれていました。
そうして傷ついた友達を見るのが、そして慰めるのが、楽しみでもあったのです。
891:03/07/30 01:58 ID:1Pr3waSh
これが年少期の私の思い出です。
あまり細かくは覚えていません。
国語が得意でした。
体育が苦手で、いつも成績は1か2でした。
それから、図工の時間が大好きでした。

時々友達といるのにやり切れなくなって、体育館のネットに包まっていました。
そうすると安心するのです。
誰かに守られているようで…
そんなとき、そっと呟くのです。
 「お母さん…」

ここで一旦、話を区切りたいと思います。
流石に書くのに疲れました…
続きはまた後日と言うことで、よろしいでしょうか?
というより、ここまで付き合ってくださった人はいらっしゃるのでしょうか?
暇つぶしにでもなったのなら、大変光栄に思います。
90だるだる:03/07/30 07:24 ID:UMT0Q9fe
>>89
読んでるよ。
で、どう?
こうやって自分の体験を綴っていると、自分が癒されると感じるかい?
今はまだ、「君の話しを聞いている人間がいる」とだけレスするに留めておくよ。

それと、もしこのサイト↓を知らなかったら、ちょっと覗いてみてごらん。
http://www.09chan.com/~adultchild/self_help_group/index.html

91だるだる:03/07/30 07:28 ID:UMT0Q9fe
あれ?>>90のリンク先に飛べないな。
こっちで試してくれ。
http://www.09chan.com/~adultchild/index.html
92ワキ:03/07/30 07:53 ID:6gHisOjk
しかし…おっそろしい程の文才だな。
その辺の新人ブンガク賞作家顔負けだぞ。自分の子供の頃の事思い出して泣…
いや、うん、続きを待とう。
9317です:03/07/30 12:44 ID:aMgxVcQ6
俺の家も母親がつーか家族全部おかしいんですが似てるな〜と思いました、お互いがお互いを激しく憎みあってます特に父と母が何かあまりにも考えてる事や家庭が似ていたので書き込んでしまいました。すみません
94ina:03/07/30 13:05 ID:lQbodklh
>国語が得意

ちょっと納得。
95(・∀・):03/07/30 14:20 ID:C10IlAHx
昨日は早く寝ちゃったから気がつかなかったけど、1さんつづき書いてくれたんだ〜。
う〜ん、ネタとかいっててごめんね( ;´Д`)
おいらはもう冗談にも十六歳といえる年齢じゃないので語りませんが、
幼少時における心境がとっても似てますね。
わたしは家から逃げ出し、あの頃から十年以上立ちましたが、
いまだ母親、家庭のトラウマに縛られたままです。
愛を求め、得られない苦しみを憎しみに換えていかなければ生きてこれなかった。
この歳になり父も母も老い、落ち着きを取り戻していますが、私はあの頃のまま
子供の時のまま止まってしまった気がしています。
後悔していることは一つ。もっと早く自分の気持ちを正直に親に告げればよかったと。
1さん、まだ間に合うかもよ。自分を解ってもらうというのはとても楽になる。
たとえ、それで親が傷ついたとしてもだ。オススメは手紙だ。その文才をいかしてみては?
長くなっちゃったな・・・すまんです。
96めいじ:03/07/30 14:25 ID:dIS62be8
なんだかみんな大変な家庭に育ったんだな
オレは幸せ者だな
97ROM人:03/07/30 14:26 ID:6aBHpxMq
素晴らしい文章力ですね。
感動しました。
98にゃ:03/07/30 14:58 ID:vawwfUcv
一気に読ませてもらったぞ。
もっと言いたいこと、いっぱいあると思う。
どんどん書いてくれ!
99ina:03/07/30 16:35 ID:lQbodklh
私にとって重要なのは今のところ親離れすることかな。
(・∀・)さんはそれが出来ていないっぽ。ガンガレ…
「あいつが憎い!」なんて思ってる段階ではまだ家に縛られてるからね。
普通の幸せ掴み取るためには、過去を捨てる強さも必要だと思った。
だからもう両親は死んだものと思いたい。
家なんてのは、私にとっちゃ安らげる場所でも帰る場所でもないからな。

私の場合「母親が」アダルトチルドレンだった。あいつは頭ん中がまだ子供で、
私たちや猫の事なんて眼中になかったんだな。
それを哀れんでやる事はいくらでも出来ただろうけど、
言ってみれば私も被害者だからな。自分を産んで、育てた母親を一生許さないと思う。
とか言ってる内は親離れできてないんだけどさ( ;´Д`)
100 :03/07/30 16:40 ID:0A4Y0s34
100
10117です:03/07/30 17:00 ID:ysElU58d
>99アダルトチルドレンなるほどうちの親の病名が解りました。母親は自分で更年期て言ってさわぎます。多分更年期とアダルトチルドレンを併発してるんだと思います。はぁ〜
102ミ☆:03/07/30 17:37 ID:YXxMq/W/
両親の理解してるって言いたげな目線が嫌い
姉の見下した目線が嫌い
自制心と正体のない
自分が凄く嫌い

こんな感じ

103さやか(^∇^)/~~ ◇qmym754Kt. :03/07/30 20:34 ID:vNFF/qos
さやか(^∇^)/~~ ◆qmym754Kt.
1041:03/07/30 23:18 ID:1Pr3waSh
続きを書きます。
みなさん、どうぞお付き合いを。

中学校に入った頃の話。

ここからは、話の趣旨が少しずつずれていくと思います。
このスレは、ACの治療や、私のトラウマ克服などのために書かれているのでは有りません。
十六歳のわたしの、一つの告白なのです。

わがままな小娘の話を、お暇つぶしに。
1051:03/07/30 23:26 ID:1Pr3waSh
私には、ある癖がありました。

「見ないで!」

部屋一人でいるとき、突然叫ぶ癖です。
ふと、誰かの視線を感じるときがあるのです。
実際は誰もみていやしません。分かっているのです。
それなのに、誰かに監視されているような気がしてならない時があるのです。
これは小学校高学年の頃からの習慣でした。
たしか、マスターベーションを覚えた頃からだと思います。
私は性に対し、人より過敏な部分があるようです
1061:03/07/30 23:29 ID:1Pr3waSh
マスターべーション。
このように書くと、どことなく事務的なものに感じます。
私はこのことを誇張して書くつもりも、また白々しく冷淡に書くつもりも有りません。
誰もがいつかは気づいてしまう、自分の体の中に新たなものを見つける瞬間を、
人は決して忘れないでしょう。
好奇心と罪の意識、嫌悪感と快感。そして胸に残る空しさ。

父の書斎で見つけた、青いカバーの成人漫画。
何となく開いたページ。のけぞる裸体の女性。
今にして思えば、大した場面ではないのです。
その漫画自体"それ"を目的にしたものでは有りませんでしたし、
所謂読者サービス程度のいやらしさでした。
私は本をしまい、慌てて書斎を出ました。
体中がかっと熱くなり、頭の中がその場面でいっぱいになりました。

子供といえど、私はその行為の意味を知っていました。

そして真夜中、誰もが寝静まった頃。寝付けない私は父の書斎へ足を踏み入れたのです。
そうして、誰に教えられるでなく、ただ高ぶる感情を抑えるために―――
初めての性行為を、あの刺すような下腹部に広がる快感を―――
震えるため息と共に覚えたのです。

 こんなこと、誰にも知られちゃいけない…

そう思いながら、私は毎晩のようにこの行為を繰り返しました。
罪悪感を持ちながらも、罪の快楽から私は逃れることが出来ませんでした。
1071:03/07/30 23:33 ID:1Pr3waSh
私は精神面の脆い分だけ、気の強い娘でした。
人前で弱い部分を晒すのは生き恥だと思っていました。
意地っ張りだったのです。
そんな私が"中学"という新しい社会に足を踏み入れる時がきたのです。
高ぶる気持ちが、小さな私に大きな負担を与えました。

 制服 成績 順位 部活 新しい生徒 新しい社会

 未だ知らない

 嫌われてはいけない

 勉強をしなければいけない

 母さんもきっと期待している

 怖い…


やはり、環境のせいなのでしょうか。
人の目を気にしすぎる、プレッシャーに弱い、自意識過剰な人間が出来上がっていました。
1081:03/07/30 23:42 ID:1Pr3waSh
母はその頃、AAという団体に通っていました。
正式名をアルコホーリクス・アノニマスというその団体は、
無名のアルコール依存者たちが、週何回かのミーティングに参加することで回復を目指す、
アルコール依存者による共同体のことです。
この説明はすこし難しいので、簡潔に終わらせてもらいます。
母はそこで、私たちの知らない間に、少しずつ回復を始めていたようでした。
私や兄は母に関する一切諦めていたので、いつまで続くやらと真剣に考えはしませんでした。

しかし確実に酒の量が減ってることを、私も兄も、うすうすと感ずいていました。
ただ、信じたくなかったのです――もう母を信じるには、あまりに多くの傷を負っていた後でした。
期待すると言うのは、とても勇気の要ることです。
なぜなら、ひとときでも幸せを、安堵を感じてしまうから。
そうして一瞬の隙をついて、溜め込んだ思いがあふれだしそうになってしまうから――
その後に待つ絶望は、計り知れない恐怖なのです。
1091:03/07/30 23:43 ID:1Pr3waSh
当時、私は家庭のことよりも、もうすぐ始まる中学生活で頭がいっぱいでした。
1クラス42名前後、一学年5クラス。
田舎の学校です、3割ほどは同じ小学校卒業者でした。
小学校では、割と人気者だったと自負しています。
何より先生に好かれていたので、何も恐れることは有りませんでした。
新しい社会。
ここでは、私の知らない権力や組織、今までとは違う力が動いているのです。
私は怖くてたまりませんでした。

しかし同時に、好奇心もありました。

 友達は出来るかな?新しい先生は?中学校って何が要るんだろう?

新しいポーチやペンケース、新品の制服にかばん。
元々単純な私は、新しいものでいっぱいの中学生活を段々楽しみにするようになってきました。

 大丈夫、私ならきっとできる!それにいざとなったら、きっとお兄ちゃんが助けてくれるから――

兄は私の二つ上なので、ちょうど私が入学時三年生でした。
そのおかげで先輩とも知り合いになり、その先輩が権力を持った人だったので、
むしろ私は安心して入学を待つようになりました。
かっこよくて、スポーツが出来て、不良の匂いがする…
第二の兄のような、優しい先輩。
私のことを、ちょっと変わったアクセントで「園子ちゃん」と呼ぶ、低い声。
私は、そんな先輩を慕うようになっていきました。

そして1998年の春、十一歳の私は中学生になりました。
110ina:03/07/30 23:44 ID:lQbodklh
機能不全家庭に育ったものの宿命か。
なんか、心理状況とか似てるな…。
私がマスターベーション覚えたのは中2くらいのときだった。
母親の部屋にあったレディスコミックを読んでからだったな。
1111:03/07/30 23:47 ID:1Pr3waSh

明日早いので、今日は早めに切り上げさせていただきますね。
また誰かが見つけてくれることを、楽しみにしています。
それでは、おやすみなさい。
112だるだる:03/07/31 07:29 ID:PmEXCmQd
>>108
>ただ、信じたくなかったのです――もう母を信じるには、あまりに多くの傷を負っていた後でした。
>期待すると言うのは、とても勇気の要ることです。
この部分、とてもわかる気がする。
 〜 死ぬほど 悲しい目に 遭わされて来た 夢見るたび 〜
時に、期待は絶望の引き立て役になることがある。期待したくても期待する勇気を失ってしまう苦しさ。

今日から数日、日本を離れるので、帰ってきたらまた覗いて見るよ。
11332:03/07/31 08:42 ID:oK3DzDkd
マスターベーションは良いことだ
114山崎 渉:03/08/01 23:41 ID:VK1JpoLA
(^^)
115だるだる:03/08/02 17:23 ID:NX9M2k7Z
帰国age
116_:03/08/02 18:02 ID:QMmLaCX6
>だるだる
おかえりーsage


>>1さん
私も見させてもらってます。
自分の経験を語るの勇気いると思うけどココで吐き出して少しでも気が楽になる事を願ってます。
117:03/08/02 18:02 ID:+vAgAjzc
だるだるって、、、他板のだるちん?
1181:03/08/03 20:22 ID:yT6tdfbe
皆さん私の作り話につきあってくださってありがとうね。
いい暇つぶしになったよ。
119_:03/08/04 08:11 ID:DVtTFcyx
作り話でも本当の話でもとりあえず文構成が上手。
小説家向いてると思うなぁ。
他に夢があるなら別にいいがね( ´∀`)
120ina:03/08/04 14:18 ID:caI/7u6l
ネタであるに越した事はない( ´∀`)
でもオチがないのもまた、気になる訳で…
暇になったらまた書いておくれよ。
121だるだる:03/08/04 23:01 ID:XmxRpqTL
>>117
前にも誰かに言われたけど、だるちんって誰?
俺とは別人だと思うが。
122:03/08/05 00:04 ID:D6SGTDRN
>だるだる
自分のいってるだるちんとは、前に哲板で見かけたコテさんです。
人違いのようですね。失礼しました
123ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/06 15:44 ID:gCiT/X1p
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124ぼるじょあ ◆yEbBEcuFOU :03/08/06 15:44 ID:BJdpT5Da
        ,,,--─===─ヽ/へ
      /iiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡|≡ヾ ヽ
     iiiiiiiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡≡|≡ミミヾ丶
    iiiiiiiiiiiiiiiiiiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ミiiiiiヽ
   iiiiiiiiiiiiiiiiii/             \iiiiiiiゞ
   iiiiiiiiiiii/                \iiヽ
  iiiiiiiiiiiiiii《    ━━━'/  ヽ━━━ ヽミヽ
 ...iiiiiiiiii彡/      __,.::  :: __  ヽiiiii|
 ..iiiiiiiiiiiii》|             :::      |iiiii|
 iiiiiiiiiiiiiiii|,                     |iii|
..iiiiiiiiiiiiiiiiii,         ( ● ● )      .|iiii|
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii       》━━━━《       |iiiii|
iiiiiiiiiiiiiii《《《ヽ     》 / ̄ ̄\ 《     |iiiiiiii|
iiiiiiiii《《《《《《《《    《《 \ ̄ ̄/ 》》   |iiiiiiiiiii|
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125ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/06 15:47 ID:BJdpT5Da
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126ぼるじょあ ◆yEbBEcuFOU :03/08/06 15:48 ID:q0s5Smr4
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1271:03/08/08 02:21 ID:vkIJ0YXL
みなさん、お久しぶりです!
今、ちゃんと見ていてくれた人がいたことに対して、感激してました。
ホント、ずっと書き込まなくてごめんなさい…。
ちなみに118は私じゃないです。

なんで書き込まなかったのかと言うと、バイトと予備校で忙しかったのと、
ぶっちゃけていうと、中学当たりのことがよく思い出せなくて、
良い文がかけなくて…。
+父さんと進路のことでもめて、それどころじゃなかった感じです。
1281:03/08/08 02:23 ID:vkIJ0YXL
まさかまだ見てくれている人がいたなんて思わなくて。
嬉しいです。

ちょっと今まで無理して書いてたようなトコロがあったので、
これからはもっと気軽にちょこちょこっとでも書きにきます。
1291:03/08/08 02:25 ID:vkIJ0YXL
さて、それではさっそく続きを書きます。
先輩の話からですね。
1301:03/08/08 02:30 ID:vkIJ0YXL
私は中学に入学したと同時に、人が変わったようにハイテンションになりました。
疎外されるのを恐れ、無理に自分を創り出していたのです。
誰からも好かれる、誰にも苛められない存在。

たとえ、それがかりそめのものであったとしても構いません。
「園子は楽しいよね」
それが生きがいだったのです。

人からの評価、それだけで私は動いていたのです。
1311:03/08/08 02:36 ID:vkIJ0YXL
そんな私に、先輩はとても優しい存在でした。
先輩は私が中学に入る前からよく私の家に泊まっていましたが、
だんだんと回数が増え、そのころには居候同然の存在でした。

母は精神病院、AAに頻繁に行くようになり、しだいと酒の量も減り、
私たちと会う時間すら少なくなっていました。

実際、先輩は母の病気に気づいておらず、
私たち兄弟もいつのまにかそのことを忘れかけていたように思います。
1321:03/08/08 02:42 ID:vkIJ0YXL
夜、11時をまわったころ。
お風呂を済ませ、歯を磨き、別に興味も無い本を読みながら、私はそのときを待ちます。

兄の部屋のドアが開けられる音。
そして、ノックが2回。

「まだ、起きてる?」
「はい!」
1331:03/08/08 02:50 ID:vkIJ0YXL
日付が変わるまで会話が途切れることは有りません。

優しい声。
筋肉質なのに細い、焼けた腕。
ヴェルサーチのレッドジーンズと、セブンスターの香り。

みんなの憧れだった先輩。
二人だけの時間が何よりも嬉しかった、春の夜。
1341:03/08/08 02:55 ID:vkIJ0YXL
またまた半端なトコですが、もう眠さの限界なので寝ます…
頑張って書きに来るんで、1ヶ月に一回くらい覗いてみてください(笑

それでは、おやすみなさい。
135sdf:03/08/10 17:56 ID:u/9Qafg3
dfdfdffdfdffsdf
136山崎 渉:03/08/15 10:06 ID:Yh2a5I+8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
137 :03/08/20 06:33 ID:+wLGJePe
ホッシュ
138 :03/08/24 23:49 ID:ySDdz9pq
保守
1391:03/08/30 02:33 ID:BxMZjw9u
ある日、先輩は言いました。

 園子ちゃんは好きなひと居るの?
  俺は園子ちゃんが好きだよ。

 私の好きな人は、せんぱいです。

嬉しくて、それを言うのが精一杯でした。
1401:03/08/30 02:39 ID:BxMZjw9u

顔を真っ赤にして喜ぶ先輩が可愛くて、
2人で信じられないね、と笑いました。

 高校生になっても付き合いたいね、
  大学生になっても、いっそ結婚しちゃいたいね。

先輩は笑っていました。
嬉しくて、夢のようで。

唯一瞬、何か冷めた気持ちが私の中を通じたのです。
違和感。
好きな人に好きだといわれたのに、胸に残る蟠り。

結局私は、冷たい人間なのかもしれませんね。
1411:03/08/30 02:45 ID:BxMZjw9u
 「キスしてもいい?」

殆ど私の答えを待たずに、先輩の唇は私に触れました。
暖かく弾力のある肉の感触。
私の頬一寸先にある先輩の肌。
体温が冷めずに伝わる距離。
肩に触れる先輩の大きな手。

 怖い

目を閉じて、私は確実にその行為に嫌悪感を抱いていたのです。
どうしてなのでしょう、あんなに好きな先輩だったのに。
ただやめてという勇気もそういえるだけの理由も見つからず、
なすがままに唇を重ねました。

そのような状態で、私たちは付き合い始めたのです。
1421:03/08/30 02:48 ID:BxMZjw9u
先輩は兄の前で、私にキスをしました。
そうして、これからは義兄さんって呼ぶべきかな、と笑いました。
兄はちょっと困ったように目をそらし、
私は一人複雑な感情を抱き、
先輩だけが幸せそうに笑っていました。
1431:03/08/30 02:53 ID:BxMZjw9u
何度も私は先輩を好きなんだ、と自分に言い聞かせ、
無邪気な゙彼女゙を演じ、
全て時間が解決するだろうと、今自分の気持ちをごまかせばいいのだろうと思っていました。

何度もくちづけを求められ、どうやって逃れるべきかと、そればかりを考えていました。
先輩もそんな私を気づいていたようです。
ある晩、兄が私の部屋を訪れました。
1441:03/08/30 03:01 ID:BxMZjw9u
「お前、あいつのことどう思ってんの?」
「わかんない…付き合う前は好きだったの…」
「困ってたよ、園子が冷たいって。あいつは真剣にお前を好きだよ。何で避けるの?」
「知らない。ねぇ、別れたほうがいいのかな?」
「いやでもさ、俺あいつが悲しむのみたくないよ。何が駄目なの。」
「……」
「……」
「駄目なの…」
「お前さ…」

兄はそれ以上言葉を見つけられず、フィリップモリスに火をつけて言いました。

「だってさ、まだ一週間もたってないんだぜ?」

結局、先輩に兄伝いに別れを告げ、一度も出かけることも無く私たちは終わりました。
先輩は今でも私を「元カノ」といいますが、私たちが彼氏彼女であった期間は、
本当にあの告白の一瞬だけだったように思います。
145 jinsei ◆0001.Tezz6 :03/08/30 06:20 ID:17RmxfZU
自分の抱いた感情がどういうものだったのか、
理解出来ないまま急かされたみたいで
戸惑ったのですかね・_?
いや、すいません、続けて下さい
1461:03/08/30 23:41 ID:BxMZjw9u
それから暫くの間は憂鬱で、そのことばかり考えていました。

キスしてもいい?といわれたときの威圧感。
断れない自分。
ぼんやりとした夢心地が、現実に引き込まれて無理矢理"オンナ"にされていくような…
先輩は男の人で、肉感のある、性的な――気持悪い。

「あれでしょ?手に入れたら飽きちゃうってやつじゃん?」
「そうなのかな…」

違う気がするけれど、否定しきれない。
ただ罪悪感だけが残り、私と先輩は会話をすることもなくなりました。
といっても、私が一方的に避けていたのですが…
1471:03/08/31 22:10 ID:UCrT182V
そうして、私の初めての恋は終わりました。
ほんの一瞬、夢を見ていたような気分でした。
何が欲しかったのか。
大切な人に、大切だと思われること?
愛情?
少なくとも私は、あんな先輩を求めてはいなかった
   ――彼氏彼女という肩書き。

ただ守って、私をあやして、暖かく包んで…
私の持っていた思いは、恋愛とは違った種類のものだったのかもしれません。
148 :03/09/04 03:55 ID:JxRHTUmG
おっ!1タンの書き込みが!
相変わらず凄い文才だね。
君みたいに賢い娘なら将来素敵な恋愛ができるよ。

落ちすぎてるから一旦アゲ。
149dd:03/09/04 16:12 ID:ZUDYQ7vF
すげーいいよ。
がんばってー
150 :03/09/04 17:33 ID:uEyXTcy1
うん すごい
151あー:03/09/04 18:14 ID:+DCScp04
>>1さん
ここの掲示板に自伝を書くのはもったいないですよ。
いつ盗作されたり悪用されるかわかりませんから。原稿を出版社に
持ち込むなり、きちんと投稿するなりされてはいかがですか。

その前にここは人生相談板です。相談ではなくただ誰かに読んで
欲しいのでしたらそのような目的のサイトを探すか、自分でHPを
作り、熱心な読者さんたちを誘導してあげてください。
繰り返しますが、著作権を守ってください。あなたが将来、作家に
ならないとも限らないのですから。
152 :03/09/05 06:41 ID:gF/PqTrx
ここで>>1を誉めてる奴ら、
http://human.2ch.net/test/read.cgi/dame/1061689590/
ここのスレの>>1はどう思う?

因みに↓は>>1の発言のまとめサイトらしい。
http://www8.tok2.com/home/RYU/
153151:03/09/09 07:42 ID:zpytdK7R
>>152

どちらも イマイチ。

154
続き読みたいよ