三十歳の原点

　サビシイデスネ−−−−−
　　
　二・三〇・深夜。
　みごとに失恋−−−−−？
　アッハッハッハッ。君。失恋とは恋を失うと書くのだぜ。
失うべき恋を君は、その何とかいう奴との間にもっていった
とでもいうのか。共有するものが何にもないのに恋だって？
全く滑稽さ。君は昨日もいっていたじゃないか。「何にもな
い空間で、車輪を九回転に空回りさせただけだ」ってね。
君はその何とかいう奴を愛していたって？君、そんなふうに
愛という言葉を使ってもらっては困るネエ。君はその何とか
いう奴を愛そうとしていただけなのだ。
君のエゴは、絶えず、その何とかいう奴を私有しようとして
いた。君はそのエゴを隠そうとして愛していたなんて言葉を
並べただけなのだ。
そうさ。君に今残っているものは憎しみさ。
アッハッハッハッ。滑稽だねえ。君という人間は全く楽しい
人間だ。そんなことを書いて、密かに悦びさえ感じているん
だから。　　

　なんか分からなくなってきました
　彼に対して一体何を望んでいたのでしょうか
　彼なんてどうでもいいのでしょうか　
　男なんてどうでもいいのでしょうか
　永遠にこの時間が続けばよい　
　人々の中に入れば　また
　自分の卑小さと醜さと寂しさを感じるのだから
　
　彼に乗りたい
　彼に乗って遠く知らない街に行きたい
　名も知らぬどこか遠くの小さな街に。
　彼に乗ろう
　彼に乗って　揺れ動く青空を眺めよう
　そこは小鳥の囀りも新緑の木々のさざめきもないけれど
　果てしない空虚な広がりがある。
　彼に乗ろう
　彼に乗って　揺れ動く青空を　眺めよう。
　　
　さようなら

　さようなら

　まずこの言葉を貴方にいいます。（私がこの言葉をいうのに大きな勇気を必要とするのに
対し、貴方がこの言葉を聞いてなんの驚きも感じないこと、それどころか重荷を下ろした気
持ちを抱くことを、私と貴方の関係がそれだけのことであるということくらいは、私は分か
っているつもりです）

　この2年間は私にとって非常に苦しい期間だった。貴方に逢った回数は
数えるほどしかなかったが、いつも貴方を中心に毎日が過ぎていた。こ
こ数日、ビヤガーデンであれほど逢いたかった貴方の顔を目の前に見な
がら、私は虚しさばかり感じ続けた。（こんなことを書いたところでど
うにもならないのだ。ただ、私は前より一層寂しい独りぼっちの甘えん
坊の、バカなそしてつまらぬ独身男性であることを今では感じているだ
けだ）
　今、最期に私がしようとしていることは、貴方について私が書いた言
葉を貴方へ贈ることです。

　一切の人間はもういらない
　人間関係はいらない
　この言葉は　私のものだ
　総ての奴を忘却せよ　　
　どんな人間にも　私の深部に立入らせてはなるまい
　薄く表面だけの　付き合いをせよ

　1本の注射と　このコーヒーの熱い湯気だけが
　今の私の唯一の友
　人間を信じてはならぬ
　己自信を唯一の信じるものとせよ
　人間に対しては　沈黙あるのみ

　雨チャンにびしゃびしゃと濡れながら裸足で帰って
何もする気なし。
　その何とかいう奴にやる酒と手紙を持って、雨の中
をどこともなく歩き、途中「錦」で男を買う。何にも
やる気がしなかったのが、其奴と雑談しているうちに
楽しくなる。誰でもいいから手頃な男を買って毎日憂
さ晴らしをして過ごしたいと思う。

　毎日笈川のことばかりを考えている。笈川と唇を合わせたり
力強く抱き合ったり、優しく尻を触ったり、私は笈川の小さな
体や唇を愛撫したり、シンボルであるオチンチンを子供のよう
に手で触ってみたり、常に笈川と肉体の関係を持ちたいと願っ
ている。笈川が最初に私の頭に手を載せてくれたのはいつだっ
たろうか。この前、食べに行ったときも軽く頭に手を載せた。
そして私の腕を取りhis business placeにいるらしく「どう
して高野君、帰らないのか」といった。
　
　あれから　逢っていない・・・。

板違いだ！！
失恋板か夢・独り言板とかに逝け。。

　サビシイデスネ−−−−−
　　
　

>>10手の一つも握ってやれよ冷たいやつだな。

八・〇〇ＡＭ
　甘えるのはよそうぜ、孤独か！
孤独って楽しいぜ。

　これから都庁に行こう。国家権力との対決なくしては
人間は機械になってしまうんだ。

わたし『二十歳の原点』て読んだことないんだけど、
ひょっとして>>1さんは、それを踏まえてこのスレを建てたのかしら？

つまり、レス内容は原文のパロディなのでしょうか？

んなわけないか（笑）
失礼しました。

>>15
んなこと大いにある！
今から中央線の国分寺駅で
身を投げてやるから！

　

>>1さん、まだ生きてますか？