1 :
隆男(仮名):
人生版の皆さんに聞いて欲しい悩みがあります。とても信じられない話かも
しれませんが一切、嘘はありません。その悩みとは妻の事です。
結婚するまではよかったんです。彼女はいいところばかりを私に見せていたんでしょう。
でも決して見せなかった半面があったのです。いや、半面以上と言っていい
でしょう。最初に妻が理解しがたい行動に出たのは、籍を入れてから三日後でした。
仕事が終わって家に帰ってみると、妻は何枚かミニスカートを買い込んでいました。
見た事もないような、超ミニスカートでした。しかも妻はさらに短くして履こうと
していました。「何してんだ」と聞くと、もっと短くしてスツールから降りた時に
中が見えるようにしたい。男達が私のアソコを見て赤面するように、と言うのです。
そして妻は次の日の晩から、下着なしの超ミニスカートであちこちふらつき始めました。
妻と一緒にバーに入ると、客達はまず妻をじろじろと見て、それから私を見ました。
店を出ると妻は私にこう言うのです。「隅に居た人に気付いた?あの人、私のアソコを
見て赤面してたよ」と。そういうことを幾晩か繰り返した後、妻の奇行はさらにひどく
なっていきました。
ある晩、家に帰ると妻はいませんでした。家の窓という窓、鏡という鏡が全て
割られていました。妻の筆跡で、「隆男は豚以下」「隆男は死んだ蝿を食う」「隆男は
小便を飲む」と壁中に書いてありました。テーブルの上にメモが残っていました。
長野にいる母親のもとにバスで帰る事、母親の事が心配だという事、が書いてありました。
急いで近くのバスの待合所まで行き、妻を説得し二人で家に帰りました。
次の夜、私の友人が部屋に訪ねてきました。すると妻はこっそり友人の後ろに忍び寄り、
おたまで頭を殴りました。友人が帰ったあと、妻は泣きながら謝罪し、陶器教室に通わせ
てくれたらまともになれると言いました。無論、わたしはそうさせてやりました。
が、何の効果もありませんでした。ある晩、私はすんでのところで目が覚めました。
妻が奇声をあげながら寝ている私に包丁を突き刺そうとしていたのです。ギリギリで
体を反転させて避けましたが、包丁はベットに深々と刺さっていました。立ち上がって、
妻を怒りに任せて殴りました。妻は泣きながら、「あんたは弱虫よ!女を殴るなんて!
卑怯者卑怯者!」と叫びました。その後、私は部屋を出て離婚の準備を進めました。
しかしそれでも妻と縁が切れたわけではありませんでした。妻は私を追い掛け回しました。
コンビニのレジで並んでいるとき、妻は店に入ってくるなり「あんたなんか小汚い変態
だよ!ホモ野郎!」と罵りました。コインランドリーで追い詰められ、洗濯物を全て
奪われた事もありました。アパートに押しかけてきて石で窓を割られた事もあります。
もうこれ以上、妻の嫌がらせに耐える事はできません。疲れ果ててしまいました。
どうやったら妻と完全に縁を切る事ができるのでしょうか?教えてください。