"34人死亡の謎病は、エボラ出血熱か" 「中国、イメージ低下恐れ全面隠蔽」と医師
中国四川省で発生しているブタ感染病は、7月22日当局が最初のケースを発表してから
30日正午までに、すでに163人の感染が確認され、うち34人が死亡、27人が危篤状態という。
病原について、当局はブタ連鎖球菌の人への感染と公表したが、情報筋によると、エボラ
出血熱である可能性が高いという。
29日にネットに流出された音声資料に、今回の感染病ウィルス検査に関わった四川省の
ある医師が、感染病処理に関して語った詳細から、初めての感染ケースの発見は当局が
公開した22日よりも早かったことが伺える。医師の話によると、6月2日に、四川省衛生庁
から電話を受け取り、ある異常死亡者の病例サンプルを分析するよう命じられた。研究分析
した結果、ペストの関連ウイルスとエボラウイルスが検出され、ペストが誘発したエボラ
出血熱ではないかと判断した。