離婚と飯

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1やめられない名無しさん
ウマー
>>1
意味不明
「また随分とシュールなタイトルつけたのね。私あなたのそういうとこ好きよ」
4アルフォンヌ ◆.LmHqnyEoI :04/06/01 01:39
ソバイヌ!
5やめられない名無しさん:04/06/01 02:28
離婚すると合意に達した日の晩飯はしゃぶしゃぶだった。
「おぉ!?なに?どしちゃったの?俺ゴマダレ!」
圭吾はいつもの席について、肉を2枚鍋に放り込んだ。
席がひとつ、あいていた。
「茜は・・・また勉強か?」
テレビを見ながら>>1はつぶやいた。カンガルーの出産ドキュメンタリーだ。
誰もそれに返事はしなかった。
妻である和子が少し枯れた声で叫んだ。
「茜ー!ごはんー!!」
 私はあまりテーブルの方を向かずに、CMの間じゅうもテレビの方を見ていた。
ちょうどこの席はテレビに背を向けることになるので、テレビを見るには
体を捻らなければならないのだが、今日は逆にそれが良かった。
 
和子はため息をついて、エプロンをはずしながら階段を上がっていった。
ノックもせずにドアを開け「ごはん!」とだけ言った。
茜はただ、机に向かっているだけだった。旺文社の英文法の参考書が開かれていたが、
正面を見ているだけだった。
「いらないの?しゃぶしゃぶ」
ほんの数秒、間があった。窓から入る風が参考書のページをすすめた。
「ねえ仲直りしたの?離婚しない?」はっきりと和子の目を見て、早口で話した。
茜の目は真っ赤に充血していて、それは澄んだ白目によく生えた。
鼻水をすする音と、風の音だけが部屋にあった。
12やめられない名無しさん:04/06/01 05:56
13やめられない名無しさん:04/06/01 12:21
>>6-11のせいで台なしだな。
おもろいスレになるかと思ったのに。
14やめられない名無しさん
茜は、全てを消してしまいたかった。
母・和子はランページ・ジャクソンとの結婚を控えてうきうきしている。
そんな母が嫌いだった。
自分がWebサイトで公開しているバトルロワイヤル風小説も自然と
バイオレンス度が増してくるというものだ。
茜の右手には鉛筆ではなく、カッターが握られているのであった。