福島原発 NHK実況 避難所31μSv/h

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53名無しさん@お腹いっぱい。
7/17ECRRクリスバスビー博士講演まとめ1

福島の事故後いかに深刻な状態になっているか日本の人々に説明するためにきた。
進化の過程において、人類が経験したことのなかった新たな放射性物質を核分裂は作り出す。それらは核実験、原発事故によって生み出される。私はその健康被害について研究してきた
放射線はまずDNAと染色体を標的にする。DNAの突然変異が白血病、癌などの疾病を引きおこす。
放射線の量は体内に吸収された量を基本に測られる。放射線の問題は、電離性が問題なのであって、質量的な問題ではない(?) 
質量辺りが放出するエネルギーで放射性物質の危険性をはかってしまうと、たとえば暖炉の火なら目の前で当たろうが、口の中に燃える石炭を入れようが、同じ危険性ということになってしまう。
内部被爆と外部被爆の危険性はそのように違うもの。ガイガーカウンターで質量辺りが放出するエネルギーが低いからと安心していたはとても危険。
ICRPのリスクモデルによると、高い線量の被爆をした人においては、被爆線量とともに癌のリスクが上がっている。 これは体中の細胞が同様の線量を浴びたことが前提。
自然放射線の2mSVというのは、一年で体中の細胞が一本の放射線を食らうということ。
これぐらいのダメージは12時間で修復される。だが、全く問題がないというわけではない。たまには修復されないこともある。人間が死ぬメカニズムはDNAに繰り返しダメージがあるからだ。
哺乳類の寿命は放射線への抵抗力と比例している。
体には10^13の細胞があるが、内部被爆となると放射性物質が同じ細胞を何度も何度も傷つけることになる。
プルトニウム、ウラン、ストロンチウム90などは、DNAにくっつきたがる化学性を持っている。
:1/10000cm2でプルトニウムがアルファ線を放射してる写真?細胞中の線量の偏りを指摘。プルトの周辺だけで被爆量が上がる。
1988からECRRでは、内部被爆のモデルに注目し、被爆人口と比較してみた。ウェールズで試験を始めたが、大西洋の西側にあるウェールズでは放射性物質効果量が雨のため高い。
そこで降下量と癌の発生率を、ウェールズとイングランドで比較してみた。結果はICRPのリスクモデルには約350倍の間違いがあることが発見された。原子力施設周辺でも同様の結果が発見された
2003年に新しいモデルを提言。そのモデルによる数値はさまざまな地域における現実と合致している。
今回のような事故は以前にも起きているということを理解することが重要だ。過去の事例を見ることでこれから起こることが予測できる。
チェルノブイリによって癌発生率が上がったという研究。もうひとつの研究がICRPのリスクモデルが300-500倍間違っているという証拠をあげている。これらの研究はそれぞれ独立した研究で、胎内にいた子供の白血病発症率。
こうした結果はちゃんと出版されている。しかし、こういったものは注目されない。ICRPのモデルの間違いを証明するものは無視される。
ICRPのモデルの間違いを指摘する仮説は無数にある。また、疫学的研究成果も多数それを裏付けている。しかし、原子力・軍事複合産業の力によって、ICRPモデルの見直しは一切行われてこなかった。
2007年発表のICRPモデルは、チェルノブイリを一度として言及していない。ジャック・なんちゃらがこの本の著者だが、彼と2009年にストックホルムで会ったが彼はICRPの仕事を辞めたところだった
彼自身が、内部被爆の影響は900倍に及ぶほど間違っているかもしれない、とICRPのモデルについて認めた。それがビデオに納められ、インターネットにあるからぜひ見て欲しい。
退職後、彼は「退職して初めてICRPを批判できる」と言うようになった。もう一度おさらいしよう。ICRPリスクモデルの著者自身が、そのモデルでは内部被爆に関しては900倍間違っていると認めているのだ。
ECRRの研究者たちをご紹介する。彼らが現実の研究者たちだと理解していただきたいからだ。先日もリスクモデルに関する会議があった。
ここで問題にされている、乳幼児の白血病につながる線量というのは200マイクロシーベルトだ。
ストロンチウム90の貯水池の濃度に対する癌発生率の関係。(グラフの線は明らかに呼応している)
累積2mSvで癌の発生率が30%上昇している。こちらでは乳幼児の白血病。2,5,2,5,という数字が続いた後、チェルノブイリがあって突然14に跳ね上がっている。現実の数字、現実の子供たちだ
54名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/18(月) 07:58:12.42 ID:???
胎児が受けた線量は200マイクロ。実に小さな線量だ。
これはアイルランドだが、癌の発生率が海際であるほど高い。これはセラフィウム?再処理工場で汚染されたもの。
原発のあるイングランドの南東部でも、海際では癌の発生率が高い。しかし海から少し入ると癌が発生していない。しかし問題は癌だけではなく、幼児の死亡率があがる。英医療誌で発表されたグラフ。幼児死亡率とストロ90濃度。
スウェーデンの研究について。チェルノ後、バルト海は世界一放射性の高い海となった。チェルノの汚染(写真)。レントゲンフィルムが放射性物質によって感光した。これと同様のデータを東京の車のエアフィルターから採取して米で発表がある。
100kBq/m2 の汚染で、癌発生率が11%上がった。こちらの研究者はちゃんと大学で仕事を持っていた人。彼は研究の成果仕事を追われた。原子力村によって。
彼の上司はICRPの議長。スウェーデンは原子力のさかんな国。原発も多く再処理工場も多い。発ガン率の変化は放射能の影響を知るために重要な要素であるため、スウェーデンの医療記録を?
バズビー講演前半1: ICRPのリスクモデルが間違いまくっている。内部被爆の影響を全く考慮していない。2007年ICRPリスクモデル研究報告書著者は退職後、ICRPモデルには最大900倍の内部被爆に関するエラーがあると認めた。
チェルノ後、核実験後あるいは原発施設周辺の疫学的研究データは、低線量被爆における癌・白血病発症率や幼児死亡率などの上昇を裏付けている。がICRPはそれらの研究を頑なに無視しており、原子力軍事複合産業の圧力は強い。
2mSvで11%は、幼児?それとも胎児?画面見てる暇があまりないので、スライドが見れなくてよくわからない。通訳さん補足説明を色々ありがとうです。
放射性核種による汚染は広範に広がっている。汚染の形にはいくつかある。1、外部被爆。2、食事等から入るもの。3、もっとも危険といわれる、呼吸器からの汚染。現在汚染度は基本的に外部被爆で測られている。
だから20mSvで安全だなんていえるわけだ。それに関してちょっと見てみよう。まず、車のエアフィルターについて。2004年以来、私はエアフィルターを使った研究をしてきた。主に中東のウランについて。
エンジンも人と同様に空気を吸う。量は排気量などから簡単に計算できる。フィルターはもっとも小さな粒子やヨウ素のような気体はキャッチできない。だが大きいものはひっかかる。
ほぼ半数の核種がフィルターにひっかかる。今見ているのは、週刊ゲンダイなどから送られてきた車のフィルターのデータ。その話が今週号の下゛んだいにのる。このフィルターはとても危険である。だからこんなオカシイカッコウをしている
まずγ線を計測。福島から送られた車だが、?は大したことはない。がスペクトルを見るとセシウムその他のピークが見える。ピークの大きさが量を示す。
:こちらは千葉と東京の間を毎日往復(100日)したもの。これに対して違うγ測定器を使うと、これらの中にある核種を測定できるが、高いので毎回はやれない。200ドルぐらい。
核種分析をすると、セシウム、ヨウ素、カリウム、ロディウム、テルル、その他が出てくる。
α線観測写真?初公開らしい。ここに移っている飛跡のひとつひとつが、500ミリシーベルトの被爆に相当する?
ウラン235、プルトニウム239などが発見されている。これらの粒子は肉眼で見えるか見えないかぐらいの粒子。見てもふつうにしか見えない。
ただの埃にしか見えない。放射能で汚染された場所は、普通に見える。緑があり、犬がいる。特別な機器がないと何がおこっているかわからない。だからガイガーカウンターを持つTEPCOの職員を信じるしかない。
東京のフィルターにから見る空気中濃度は734mBq/cm3。これはただの数字。1963年の核実験時のピークの数字を見てみよう。2.7mBq/cm3。チェルノ後英国の数字は8mBq/cm3
だから現在の東京の空気は、世界中の核実験全盛期に比べて200倍汚染されている。あなたたちは初めてそれを知る人々だ。
これは東京の全体に共通している話ではない。たまたま千葉と東京の間を往復していた車の話だ。東京には安全な地区もある。福島では2.5-3Bq/cm3。ミリベクレルじゃなくてベクレル、東京の3倍強。
これらのフィルターから取れた数値を、ガイガーカウンターではかると、0.2マイクロ/hという数字にしかならない。しかし、これらを吸引して内部被爆したとするとセシウム同位体の被爆からだけで0.3-0.5ミリシーベルトになる。
ウランとプルトニウムも注目している。これらの分析を、ECRRやトンデル氏(?)のリスクモデルに沿って計算してみた。トンデルは、100kBq/m3で11%癌発生率が上昇するという。そこでまずフィルターから汚染を計算。

55名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/18(月) 08:01:15.93 ID:???
セシウム137の場合1マイクロSv/hが308KBq/m2になる。単純な物理的計算
文科省のサイトからマイクロSv/hという線量を落としてきて、そこから汚染量を計算し、そこからのリスクを計算した。
2マイクロ/時にさらされている人口に癌発生率は以下の通り。ICPRモデルは今後50年で2800名程度、ECRRのトンデルモデルでは今後10年で103329、ECRR2003モデルでは50年で191936 。
100km-200km圏の、1マイクロ/時では以下の通り。人口が増えるため、数値は似ている。ICRP: 50年で3320、ECRR Tondel: 10年で120,894、ECRR 2003: 50年で224,623
ECRRは癌以外の様々な疾病、遺伝障害なども考慮に入れている。たとえば被爆量が高かったある地域では癌発生率は上がらなかったが、それは30-40代で皆亡くなっていたからだ。そういうこともある。
チェルノでは皆の寿命が10年縮んだ? 「皆」が誰なのかよくわからない。
その他の症状・感染症発生率の上昇、筋肉、内臓その他の異常。核実験に参加した兵士たちの記録によると、初期症状は下痢、かぶれ、インフルエンザ、鼻血、奥さんに流産、子孫に遺伝・出産障害
ではどうすればいいのか。1マイクロ/時以上の地域からは住民を避難させる。汚染はヘリからガンマカメラでわかる。
:これは300kBq/m2ぐらい。.
:これは国連による放射能汚染地域の定義。
チェルノは500kBq/m2以上を強制避難地区としたが、1秒あたり50万の分裂が起こっているということ。ガイガーカウンターのカリカリいうやつ、あれが一秒間に50万回。
はいはいしたりしてると、被爆は当然大きい。自然放射線量以上の線量がある地区では、食物と水はきれいなものでなくてはならない。必要ならば輸入しなければならない。
国連の人権憲章によると、自らの健康を守る権利が全ての人にはある。愛ではなくマーケットの力によって推進される社会においては、お金で保障されなければならない。
この場合簡単に、保障ができる。残る人に対しては1Bqあたり$1などの保障をうけとるべきだ。これは冗談じゃない。保障しなければならないのは日本政府ではなく、国際的原子力産業である。
皮肉なことに、1945に最初に核の被害を受けた日本が再び原子力の被害を受けている。ここで重要な点。彼らはこれを隠蔽する。彼らは既に始めている。
:誰かが国連科学委員の長に抜擢された?ドイツ人の誰か。
彼はWHOとともに福島における健康被害の研究をはじめるという。彼らは影響は予測していないと言っていた。彼らはそのような調査結果を導き出すだろう。だからあなたたちは独立機関(単純なもの)を設置しなければならない
5000人でいい。その単純な機関でいい。その独立した機関が単純な調査をすることを要求しなければならない。
ファルージャで同様の調査を私は行った。過去5年間にさかのぼり、また今後10年間追跡調査をする。政府に任せず、自分たちの手にことを握れば、あなたがたは強くなる
もし誰かが癌で亡くなった場合、その髪を採取して裁判に行きなさい。それであなたたちは何億円をとることができる。それを繰り返せば、政治が変わる。
重要なのは、この資金が独立したものであること。さほど多額である必要はない。だが独立した基金を設置する必要がある。
政府は海岸線上で、私が車のフィルターを作ったのと同様に、核種分析をできるような装置を設置して汚染を常に分析するよう強制されるべきだ。これらは二週間で分析できる。結果はネットで公表されるべき。
現在の福島第一からは、常に放射性物質が沸騰して漏れてきている。多いときもあれば少ないときもあるが、これは環境から隔離されねばならない。
そし御用学者たちを訴えなければならない。かれらを裁判にかけて裁かなければならない。我々がこのような状況に至ったのは、巨大企業が哲学を金で買えるようになり、科学者が嘘をつくようになったからだ。
科学の欺瞞が、何百万の人々を殺している。科学者が一般に科学的説明を行うのは、裁判で宣誓証言をしているのと同じ。世界中どこの国でも、証人が偽証すれば犯罪となる。
今回の事故に関して「なんでもない」「安全だ」と言い続けてきた御用学者たちを私は見てきた。これは殺人事件の裁判と同じだ。逃げて自分の命を守るべきだった人々が、彼らの嘘によって殺されることになる。
世界中の学会というのは、世界的マフィアへと姿を変えた。WHOはIAEAにつながっている。
放射線の健康被害に関する研究に対しては、EUからも予算がおりない。昨年もスウェーデンとの共同研究費用を申請したが、ダメだった。 .
それどころか相手は研究費をストップされ研究室を閉鎖された。このような状況なので、研究を発表することは難しく、活動が効果的であればあるほど危険をともなう。
色々大変だけど、やめるわけにはいかないそうです。
(訳 azu_ume)