福島原発 NHK実況 避難所31μSv/h

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103名無しさん@お腹いっぱい。
hi ガンダーセンです8/21 http://www.youtube.com/watch?v=WpacsBHxtwU

福島原発が再臨界していた事を米国NRC新データが証明!! (訳junebloke)

こんにちは。フェアウィンズのアーニー・ガンダーセンです。前回のビデオのあとで、いくつか新たな情報がありましたので、それを報告いたします。
最初は、「ロシア・トゥデイ」で放送され、いくつかのブログでも話題になった話ですが、福島第一原発の敷地に亀裂ができそこから水蒸気が出ているというものです。
その原因-として、炉心がメルトスルーして格納容器から出て、地下水に接触したといわれています。私は「ロシア・トゥデイ」からコメントを求められましたが断りました。それを肯定するにせよ否定するにせよ、
信頼できるデータが十分でなく、そういう状況になっている可能性はありますが、確定的な話ができるだけの技術的データがまだないからです。
ただ、興味深いのは、地面から蒸気が噴き出すという衝撃的な話の陰に、もっと重要な問題が隠れてしまったことです。そして、そちらの問題のほうの証明はできると思います。
まずひとつは、先週カリフォルニアから届いた報告です。研究者グループが大気中で放射性の硫黄35を検出しました。検出されたのは3月で、福島の事故から2週間ほどたった頃です。メディアは硫黄35が「カリフォルニアで」
検出されたことに重点を置いて報じましたが、この報告書には、メディアが報道しなかったはるかに重要なことが書かれています。それは、硫黄35がどうやって生まれたか、という問題です。

福島原発事故に話を戻します。海水に中性子がぶつかると硫黄ができることがわかっています。海水中のナトリウム原子核に中性子がぶつかると、硫黄という別の原子に変わります。それが硫黄のつくられるメカニズムです。
ですが、報告書によれば、カリフォルニアで検出された量の硫黄をつくるには、1平方メートルあたり4,000億個の中性子が-必要です。これは膨大な数の中性子です。誰もその中性子はどこから来たのか聞きませんでした。
このカリフォルニアの報告書は、私が4月3日にお話しした内容を証明すると考えています。福島の原子炉が完全には停止していないと思わせる証拠がそこには十分ありました。-思い出してください。
津波が襲ったとき、1時間原子炉は停止していました。原子炉に制御棒が挿入されて、あらゆる臨界反応を停止させたのです。
ところが、その後再臨界が起-きたのです。カリフォルニアの新データは、私の4月のビデオ報告でそれを証明していると思います。つまり、原子炉が停止されたあとも再臨界状態が継続していたのです。

次に、もっと重要な出来事が2週間ほど前にありました。米国原子力規制委員会の会議が開かれ、NRCスタッフが委員会の理事たちに福島の状況を説明しました。そのときの議事録へのリンクがこのビデオのページに出しました。
最初の60ページでは、福島第一原発の核燃料保管プールにあまり問題がないと報告されています。その会議で電話での参加-者が、重要な質問をしました。それをこれから読み上げたいと思います。
質問者は「ニューイングランド・コアリション」(原発の安全性を研究するアメリカのNPO)のシャディス氏です。こういう内容でした。

「核燃料保管プールの核燃料が損傷していないという発言を聞いて驚いています。報道では、1cmを超える核燃料の破片が燃料保管プールから1マイル(約1.6km)以上離れたところから見つかっています。それが私の最初の質問です。この食い違いを説明してもらえますか?」
シャディス氏が言いたいのは、燃料保管プールが無傷ならプルトニウムが1、2マイル(約1.6〜3.2km)離れたところで見つかったのは、どの様に起ったのか?なのです。
原子力規制委員会の回答は、控えめに言っても気がかりなものでした。 議事録の61ページにグローブ氏の発言としてこうあります。
「発見が報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです。」

つづく。
104名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/26(金) 15:07:27.12 ID:???
東京電力福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の
大気中での挙動に関するシミュレーションの結果について
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2011/20110825/20110825.html
独立行政法人国立環境研究所 地域環境研究センター

福島第一原発で放出されたヨウ素131の13%、セシウム137の22%が日本の陸地に沈着して、残りは海洋に沈着するか、モデル計算領域外に輸送されると推計されました。


      I-131(Bq)     Cs-137(Bq)
放出   1.42x10e+17   9.94x10e+15

142,000,000,000,000,000 Bq 9,940,000,000,000,000 Bq
放出がヨウ素131、142000テラベクレル。セシウム137、9940テラベクレル。
そのうちヨウ素換算で10万テラ、10京ベクレルが日本の大地に降り注いだことと推測されます。
105名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/26(金) 15:20:16.59 ID:???
>>103

発見が報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです
>これは何を意味するの?
怖すぎるんですけど
昨日、関東のいろんな場所で硫黄やガス臭いって話も出てたし・・
106名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/26(金) 16:25:21.09 ID:???
いまだに燃料破片を遠くで拾ったという事実がつかめない。
なんだろうね。
107名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/27(土) 01:42:42.40 ID:???
ガンダーセンつづき

2ページ後の63ページで、ホラハン氏がこう発言しています。「敷地内のさまざまな形状で散乱している放射性物質がどこから来たかは、複数の燃料保管プールよりも複数の原子炉から発生していると思われます。」by Mr.Holahan
私の考えでは、保管プール核燃料がプルトニウムを放出したとする仮説よりも、これはより問題が大きいのです。
私の4月26日のビデオ報告を思い出してください。3号機の保管プール核燃料が「即発臨界」を起こしたのではないか、とお話しました。それを裏付けるデータもたくさんあります。
原発建屋側面に炎が発生、爆発による噴煙が高く立ち昇ったこと。この爆発により原発から1,2マイル離れた敷地外にプルトニウムが飛散したと私は仮定しました。原子力規制委員会が考えているのはそれより深刻な状況です。
原子炉が壊れ、格納容器も壊れ、そこからプルトニウムが敷地外に放出されたというのです。私にはこの解釈が理解できませんし、率直に言って正しいとは思えません。やはり私は核燃料保管プールがプルトニウム飛散の原因だと信じております。
しかしながら、もし私が間違っていて、核燃料保管プールからでないならば、原子力規制委員会の解釈では、実際ははるかに恐ろしい事態だったのです。
もし原子炉が壊れ、格納容器も壊れてプルトニウムが放出されたのなら、私たちはアメリカの原子炉の設計を真剣に見直す必要があります。
次に手短にお話したいのは、1号機にかぶせる鉄骨製テントがほぼ完成したことです。このテントにより多くの問題が解決するわけではありませんが、2つの問題を解決します。
テントの目的は、原発建屋内の線量を下げることです。テント内の放射性物質はどこかに逃がさないといけません。でなければ濃度が高まって、致命的なレベルになります。ですから、放射性物質は排気塔で排気しなければなりません。
これは作業員にとっては良いことで、放射性物質をもっと高い位置で空中に放出できるからです。周辺地域にとっても良いことです。しかし、福島原発の放射性物質放出の問題解決にはなりません。
1号機に鉄骨製テントが覆っても問題は解決しません。セシウム降下を敷地から遠ざけるだけです。作業員にとってセシウム量は重要ですが、地球規模で私たちが浴びるセシウム量が減るのではありません。
このことが最後の指摘事項に繋がります。東北日本のセシウム降下は大量です。日本政府は、放射能汚染ガレキを焼却許可しようとしてます。放射線濃度が8000ベクレル/kg以下ならばです。
これは1kgあたり原子核崩壊数が毎秒8000個です。日本政府はその焼却許可をしようとしています。アメリカであれば、放射性廃棄物として処分して何千年も地中に埋めなければなりません。ところが、日本政府は8000ベクレル以下なら焼却許可を与えるというのです。

つづく
108名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/27(土) 01:58:27.48 ID:???
それだけではなく、もっと当惑させることがあります。放射能汚染ガレキを他のガレキと混ぜる許可をしようとしています。たとえば1つのサンプルが24000ベクレルで他の2つが未汚染ならば、全部足して3で割ると平均8000ベクレルになり、焼却許可されます。
これを行えば、深刻な問題が生じます。まず一つは、福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を再び空気中に拡散させることになります。故意に!
福島の周辺市町村の除染が済んだ学校周辺や校庭に、ガレキの焼却で再びセシウムが降ってきます。
別の地域の放射能の雲が、日本に災いをもたらし、ガレキを燃やす地域は、今は汚染がない状態または少ない状態でも再汚染され線量が高くなるでしょう。
その放射能の雲は、日本だけにとどまってるわけではなく、もちろん太平洋を越えて太平洋北西部にも届きます。汚染ガレキの焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。地面に落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げるということです。
また、地面に落ちた放射性物質が川に入り、海に流れているという福島から比較的はなれた地域のデータもあります。福島原発そのものに注目が集まっている間に、実際に今は、遠くはなれた川が汚染され、海が汚染されているのです。
日本は問題をかかえています。厳しい問題です。その厳しい問題を解決するためには、まず厳しい問題があるということを認識しなければいけません。
日本政府が大きな問題を無視し続けるなら、実際は問題を長引かせ、結果、最初からきちんと対処するよりも多くの費用が掛かるでしょう。
まず、日本人は問題を認める必要があります。それは深刻である と。
問題解決には、多額の費用がかかることも認めなければいけません。しかし、問題は解決可能です。もし解決すべき深刻な問題があるとの認識から始めれば。

ありがとうございました。(訳junebloke、junebloke.blog.fc2.com) http://www.youtube.com/watch?v=bSZzhBXLuLk