アイドルを愛するあまり奇怪な行動に出てしまう恐〜いファンたち!
その昔は「ジョンレノン」、あのビートルズのメンバーでヨーコ小野
の旦那様(故)も被害者であるファンによる妄想・・・。もう、好きで
好きでたまらない・・・ 誰にも触らせたくない、見られるのもイヤ、
どうにかして自分のものらしてしまいたい・・・ その募る思いは
いつの間にか「殺人」という狂気と変わってしまう。自分の手により
自由の略奪であろうか、妄想というか、単なる勝手か、いずれにせよ
仕打ちは酷い。
『フォーカス』でも記事にしてもらったことだが、コギャルや
マゴギャルとはまったく異なった同世代の特異人種がジャニーズファン
なんだ。一般ファンから「おっかけ」「オリキ」などジャニーズを
応援する人々の呼称も色々あるけれど、中でも特殊なのが、おっかけを
反対する一般ぶっているファン。そういう人に限って『私は剛くんの
彼女!』みたいな疑似恋愛にハマっていくんだ。 ジャニーズファンと
いうのはカナリ特殊で、ほかのアイドルやバンド系のファンと決定的に
異なるのは、そのハマリかたと妄想にある。彼女らは、テレビや雑誌の
向こうで笑顔を振り撤いているアイドルに本気で恋心を抱いては次第に
楽しい病気になっていくんだけど、その想いをセーブすることは不可能
で、やがては精神異常が発覚する。そういうファンに限って「おっかけ」
をしない自分はマトモだと勘違いしているが、「おっかけ」の皆さんは
自分達のやっている事や立場というのを理解している場合が多いので
ホントのマトモであり、とても良いファンといえよう。マトモじゃない
方はどのようにマトモじゃないかというと、「大好きな人を守りたい」
という意識が生んだその想いと方法にある。
ジャニーズファン特有のファン同士間で交換、あるいは流される
「文書」を見れば一目瞭然であろう。例えば「森田剛に彼女がいる」
という情報(噂)が出回ったとしよう。その一週間もしないうちに
「剛くんに近付いた○○をつぶそう!」という呼び掛けが記された文書
がコピーやらファックスで全国に出回るんだ。それが次第に「こうして
〜このように〜」という具体的に方法が伝授されていく。
簡単な方法だと「カミソリレター」が主流だ。それも「封から15ミリ
のところに“このように〜こういう〜カミソリを〜こうして貼る」と
いう説明書きと絵まで書かれている丁寧なもので、中学生らは本気で
これを実行するんだ。というのは、
「この手紙を一週間以内に10人に送りなさい。さもなければ今度は
あなたが狙われます」とか、「実行しないものはファンをやめて
もらいます」というふざけているんだか威張っているんだか、
エラそーな追伸が書かれていたりするから、純粋な中学生だとこれを
信じて一生懸命に従うんだ。
またスッゲーのは「殺そう」とか「事故に見せ掛けよう」という
完全犯罪を試みる者も少ない事。