そろそろひっそりいかせて・・・PART6

このエントリーをはてなブックマークに追加
635サンスポ甜菜
魅せるぜ!少年隊
 ミュージカル“新世紀EMOTION”PLAYZONE2001
大野智(嵐)
 「ボク、人を感動させれるんだな。それが一番の驚きでした。」
 主役の少年隊演じる若き創造者とともに重要な役「KARE」で主演して
いる「嵐」の大野智(20)は新鮮な喜びに浸ってる。
 「PLAYZONE」への出演は2年ぶり2回目。今回のように沢山のセリフ
がある役は舞台では初めてだ。
 「今まで芝居というのは奥が深すぎて、どうやっていいのかわからなくて嫌い
だった。でも、今回やってみて役に入れたし、入れるもんだなと思いました」
と素直にうれしい表情をみせる。
 20歳という記念の年に経験する今回の大舞台は、大野にとって人間的にも
ひと回り成長できる貴重な体験となった。
ふだんどちらかといえば引込み思案タイプの大野。
「人前に立ったり、見られるのは嫌い」と苦笑する。
だから稽古の時も、最初は演出家や少年隊、ダンサーら大勢に見守られると、
「『みるなよっ』って感じで思い切って芝居できなかった」と振り返る。
 彼の意識をかえさせたのが、大野、TOKIOの松岡昌宏(24)とともに
トリプルキャストを務める先輩、V6の井ノ原快彦(25)の一言。
「恥じらいをなくせば、思いきってできるよ」。この一言で、心のモヤモヤは
吹っ飛び、周囲の視線も気にならなくなった。
「あの言葉がなければどうなっていたか…。少しだけど、人間的に成長したと
思います」ときっぱり。1回目の公演もミスなく務めあげ、「自分に感動して
います」すっかり、舞台に開眼≠オたようだ。
 「もっと勉強して、みんなからいいところを盗み、どんどんいい舞台にしたい。
これからが勝負です」。
そう話す大野の表情からは、自信があふれている。