【フォーリーブス】北公次より涼ママの方がヤバイ件

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757ななしじゃにー
この私の説明で、ようやく人々は納得したようであった。

宴が終わり、呆然としながら、外へ出た私を、先ほどのアメリカ人は
ある小高い丘へ案内した。彼女は、北公次が不当な扱いをうけていることが
我慢できないと言った。

「大丈夫ですよ。北さんと奥さんは立派な方だ。決して負けない。安心していい。」
励ますように私は言うと、彼女もうなずいた。
帰途に着く彼女の後姿を見送った私の眼に、赤々と燃える朝日が映った。
生きる喜び、北公次とフォーリーブスと同じ時代を生きる喜び・・・
私は、熱いものがこみ上げてくるのを押える事ができなかった。