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ななしじゃにー:
山田美保子「TOKIO国分太一の結婚」(サンデー毎日 2010/2/21号)
ワイドショーの芸能デスクが頭の片隅につねに置き、いつ発表があってもいいように
準備している大ネタがTOKIOの国分太一の結婚だ。
昨年、某女性週刊誌が巻頭で国分本人にインタビューというカタチで
彼女の存在を報じた。同誌は当時から「決定的なことを掴んでいた」が
“ご相談”の結果、本人のインタビューになったという。
フツーはあり得ないことだ。
それから半年がたち、一部夕刊紙や別の女性週刊誌がお相手の写真を掲載。
赤坂TBSの女性なのだが「そんなの、いいわけ!?」と
ジャニーズ事務所のタレント担当の記者は憤慨気味なのである。
私にもわかるのだが、タレント本人を前にすると、取材者なのか
“ジャニオタ”なのかわからなく瞬間がある。仕事を忘れて“オリキ”や
ルールを守らず突っ走る“やらかし”の行為を、そうならないように、
みんな細心の注意を払っている。
しかし、記者仲間のなかで「一歩リードしたい」という思いは誰にでもある。
インタビュー時は「国分くん」ではなく「太一くん」。仲間内で彼を語る時は呼び捨てだ。
そんなふうに取材と称してきたジャニーズ担当の女性たちにとって、
太一くんが仕事先で出会った在京テレビ局員と結婚する――――
というニュースにザワつくのは当たり前。
太一くんの結婚は荒れると思うよ…。