ADSL@神奈川 Part6

このエントリーをはてなブックマークに追加
608名無しさんに接続中…
落雷で電話やモデムが故障 ICで高機能化が背景

 首都圏で25日夕にあった落雷の影響で、電話機やパソコンにつなぐモデムの故障の訴えがNTT東日本に相次いでいる。25日から27日までに、電話の故障の訴えを受けて人を派遣したケースが東京都内で4000件、神奈川県内で2000件あった。落雷で過剰な電流が流れ、機器内部のICなどが故障したのが原因という。高機能電話の普及が被害増の背景にあるようだ。

 NTT東日本広報室によると、電話の故障を受け付ける113番への通報が25日からの3日間に急増し、両都県で約5万5000件に達した。通常の1.5倍〜3倍という。落雷の直後には故障に気づかず、時間がたって公衆電話や携帯電話でかけてくる人が多かったようだ。

 留守番電話などICを使う多機能電話機は、機器が精密なので故障しやすいという。DSL(デジタル加入者線)用のモデムやISDN回線用のTA(ターミナルアダプター)が壊れたケースもある。プラグや電源を入れ直すだけで復旧するものと、基板を取り換えたり電話機自体を買い替えたりしなければならないケースとがあるという。

 NTT東日本は「電子メールやネットの利用者が増えているのが一因。防ぐためには、過剰電流を防ぐ専用の機器を付けたり、雷雨のときは電話線を抜いたりしてほしい」と話している。(15:40)