YAHOOのADSLってPART4

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ヤフーの料金設定に衝撃
=ADSL事業の戦略練り直しは必至−通信業界(6月19日配信)

 ソフトバンクと関連会社のヤフーが19日発表した月額2000円台のADSL(非対称デジタル加入者線)の料金について、通信業界関係者からは「相当にインパクトがある」(NTTグループ関係者)、「この料金で利益を出せるのか」(独立系通信事業者)など、驚きの声が上がっている。今後、競合するほかの通信事業者が価格設定を含めた事業戦略の練り直しを迫られるのは必至だ。

 ADSLは、既存の電話回線を利用して高速でインターネットに接続するサービスで、昨年末ごろから急速に利用者が増えている。利用料金はプロバイダー(接続業者)料金を含め月額5000円台後半が相場。ソフトバンクが打ち出した月2280円の料金に、業界関係者が驚いたのは無理もない。

 昨年末にNTT東西地域会社が月4000円程度(プロバイダー料金除く)でADSL市場に本格参入した時も、イー・アクセスなどADSLで先行した事業者に衝撃が走ったという。その、わずか半年後にもう一段の“価格破壊”が行われた格好だ。

 ソフトバンクの孫正義社長は「グループの総力を挙げてブロードバンド事業に取り組む」と宣言し、コンテンツ(情報の内容)配信や広告など収入源の多様化によって、ADSLサービスの低料金化を図る構えだ。

 こうしたビジネスモデルは、インフラ事業者としての色彩が強い通信事業者にとって苦手な分野。あるADSL事業者は「他業種との合従連衡が必要になる」と、事業構造の抜本的な見直しの必要性を感じている。

 ADSL主要各社比較



             月額料金
              
ヤフー         2,280円
NTT東西       4,050円
KDDI        5,700円
日本テレコム      5,700円
東京めたりっく通信   5,500円
イー・アクセス   5,400― 6,300円

(注)NTT東西はプロバイダー料(800― 2,000円程度)
が別途必要で、月額料金は7月に 3,800円へ値下げ予定。
イー・アクセスの最低料金も7月に4,980円へ引き下げる。