地方都市、町村民にも常時接続を 3

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581名無しさんに接続中…
■NTT東日本 ADSL全市部に拡大 2001.06.07管内17都道県、年内に 高速インターネット回線として急速に普及が進んでいるADSL(非対称デジタル加入者線)について、
NTT東日本は六日、今年中にサービス区域を管内十七都道県の全市部に拡大することを明らかにした。
平成十五年三月までに管内のおおむね全域でサービスする計画を大幅に前倒しする。
 政府のIT(情報技術)戦略本部で、高速ネットの普及などをうたった「e−Japan重点計画」の達成を早める動きがあること、この分野での競争の激化などが理由。

 ADSLサービスには現在、接続業者や独立系など、主な業者だけでも四社が参入しているほか、光ファイバー、無線など、
ADSLを超える伝送速度のサービスも一部では始まっている。

 これらは現在、サービス区域が大都市部に限られているが、
同社ではいち早く全国に区域を拡大することによりシェアを確保、
投資額を回収し、安定した利益が出る態勢を構築したいとしている。

 ADSLは、電話回線用の銅線を使って高速でデータ伝送を行う技術。
アメリカや韓国ではすでに普及しているが、日本では立ち上がりが遅れ、
昨年末から本格的にスタート、
今年四月には十万回線を突破している。NTT東日本の「フレッツ・ADSL」は現在、
約六万回線のユーザーを確保しており業界トップシェアを得ている。

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