ODN総合 Part13 

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436日本テレコム お客様各位-1
日本テレコム株式会社 取締役会議長の孫 正義です。
いつも日本テレコムのサービスをご利用いただきありがとうございます。
さて、本日このメールをお送りしたのは皆様に是非ご協力いただきたい、ゆゆしき事が起こっているためです。
ご存知でしょうか? 日本の携帯電話料金は世界一高い! と言われております。これは携帯電話事業に参入している企業がごく一部に限られており、自由
な競争が行われていないことに最大の原因があります。
日本のブロードバンド料金は数年前まで先進国の中で最も高額な部類に属しておりました。しかし、ヤフーBBが参入し、競争が活発になった結果、今や日本
のブロードバンドは世界一安くしかも世界一高速になっています。
また、先日発表の日本テレコム「おとくライン」
http://www.japan-telecom.co.jp/otoku/otokuline_main.html)は、固定電話の基本料金などでも価格競争を起こすでしょう。
携帯電話の世界でも、同じように新規事業者が参入し、競争が促進されれば携帯電話の料金は必ず、今とは比較にならないほど安くなるはずです。
私たちソフトバンク・日本テレコムグループが携帯電話事業に参入したい意向を持っていることは、既にいろいろな場面でお話させていただいています。
また、私たちのもとには「早く携帯事業をはじめて、携帯の世界の改革を推し進めて欲しい。携帯料金も下げて欲しい。」というご要望も毎日のように寄せ
られています。
437日本テレコム お客様各位-2:04/09/04 18:41 ID:p24KYFwY

私たちが携帯電話事業に参入できれば、携帯料金は確実に下がります。
私たちが目指す「いつでも・どこでも・だれとでも」情報のやり取りが安価で
できる、まさに「ユビキタス」な社会が実現できるはずなのです。

現在、私たちは電波の割当が受けられるよう様々な努力をしています。
しかるに平成16年8月6日、総務省から提案された800MHzの電波帯の再編案は、
携帯電話に最も適した800MHz帯を独占的に使っている、NTTドコモとKDDIの2社のみが再編後も引き続き割当を受けるというものでした。そして今回の案では、
平成24年までこのままの状態が続くことになり、結果として携帯事業への新たな参入は著しく困難になると思います。
現在、今回の総務省案に対する国民の皆様方のご意見(パブリックコメント)の募集が行われております。パブリックコメントとは、官公庁が政策、制度を
変更する時などに国民から広く意見を募集するために行うものです。
私は皆様に、今回の総務省案に対するパブリックコメント募集に是非ご意見を出していただきたいと考えています。
本来であれば書面にてお願いすべき内容ですが、今回はあまりにも時間がありません。本件についてのパブリックコメントの締め切りは9月6日(月)の
17:00なのです。しかし電子メールならば充分間に合います。是非皆様にもインターネットの力、電子メールの力を使ってご意見を出していただきたいと思
っております。
皆様の意見で、日本の携帯電話が変わります。是非とも皆様のご協力をお願い申し上げます。

                            平成16年9月4日
                         日本テレコム株式会社
                        取締役会議長 孫 正義