>>243 適材適所で効果のある/なしは変わりますね。
例えば、電源コンセントから低周波ノイズが入ってきているとして、
電源側に高周波ノイズ用フィルタを入れたり、電話線側にいかなるフィルタを入れても無駄になります。
無駄なフィルタは百害あって一利なし、ADSL信号を減衰させるだけなので外しましょう。
ノイズの侵入経路、周波数帯域、モード[コモンかノーマル(ディファレンシャル)か]、
強さ(影響力)などを探って適切な処置をすることが大切です。
フィルタでノイズを減衰させることを考えるより先に、ADSL信号の伝送損失をなるべく減らすように配線を見直しましょう。
・保安器〜スプリッタ(タイプ2の場合はモデム)をシールド付き(STP)エンハンスドカテゴリ5や6で配線し、
モジュラジャックを使わず直接モジュラプラグを圧着する。
・スプリッタ〜モデム間やスプリッタ〜電話機間はカテゴリ6で配線する。
・モデムへの配線はL1/L2の極性を正/逆試してよい値が出るほうを採用する。
・モデムは単独でアースをとり、それ以外の機器はまとめてアースをとる。
・モデム〜ルータ間のLANケーブルはシールド無し(UTP)もしくはモデムとルータのシールド(アース)が接続されないよう工夫する。
・電源コンセントへ接続するプラグの極性(コールド側、ホット側)を全ての機器で揃える。
・有料ですが回線調整(保安器交換、収容替え、ブリッジタップはずし)を徹底して行う。
ISDNとの干渉が少しでもあればまずは収容替えをして、そのあと線路上の全てのブリッジタップを外してもらいます。
効果のわからないフィルタに金をつぎ込むより、「改善しなければ無料」の回線調整は得だと思います。
>>246 カテゴリ6と書いたのは一例でして、太い線などなるべく損失の低くてノイズに強いものを最短で配線するのがいいと思います。
長さによってはラジオ放送の影響を受けやすくなる場合があると思いますので、その場合は意図的に長くした方が良いかもしれません。
ノイズの少ない場所ならツイストペアではなくて同軸ケーブル2本や純銀線の方が低損失だと思います。
極論から言えば、保安器を介さず電柱からの引き込み線にモデムをスポット溶接なりハンダ付けなりするのが「最短」でしょうけどね。
>>248 実はWN1318とAT-NF1とAT-NF508を組み合わせて使ってるんですが、リンク速度に変化なしです。
フィルタの対象となる周波数からノイズの周波数が外れているのか、そもそも電源からのノイズの影響を受けていないのかはわかりませんが。