【速報】ソニー Nifty買収へ So-netとNiftyが合併

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 ソニーはプロバイダー(インターネット接続業者)最大手、ニフティ(東京・品川)を買収する方針を固め、
ニフティの親会社である富士通と交渉に入った。買収額は一千億円前後とみられる。ソニーはブロードバンド
(高速大容量)戦略の軸と位置付ける一般消費者向けネット事業拡大へ向け、プロバイダー首位の座を目指す。
富士通は優良子会社の売却で財務体質を改善し、主力の起業向け情報システム事業に経営資源を集中させる狙
いがある。

 十一月上旬から両社の経営陣が会談を重ね、買収額を中心とした調整に入った。来年二月までに結論を出す。
ソニーは買収後、傘下のプロバイダーであるソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)統合させる方向
で検討している。ニフティは会員数約五百万人でシェア一位。二〇〇一年三月期の売上高は六〇四億円。SCN
は同約百八十万人で業界六位、売上高は三百四十七億円。
 ソニーは映画、音楽などグループのソフト資産をブロードバンド時代のデジタルコンテンツ(情報の内容)
として販売するにはプロバイダー事業の拡大が不可欠と判断した。プロバイダー分野で一気にシェア一位に躍
り出ることになり、急成長が見込まれるデジタルコンテンツ流通事業の主導権を握れるとみている。
14名無しさんに接続中…:01/12/28 05:42 ID:JyE5yRES
富士通は情報技術(IT)不況のあおりを受け、二〇〇二年三月期に
三千百億円の連結最終赤字に転落する見通し。売却益を赤字補填に活用
するほか、ニフティとSCNとの統合会社の情報システムの運用管理受託、
安定収益を得る。長期契約を締結すれば数百億円から一千億円前後の収
入も見込める。
 富士通は、一九九〇年代に個人向け事業を縮小し、起業向け事業に収
益の軸を移しており、個人向けサービスを展開するニフティは中核事業
の領域外となっている。
 通信会社系プロバイダーの攻勢で接続料金は大きく下がり、プロバイ
ダー各社の収益環境は悪化している。しかし、ADSL(非対称デジタル
加入者線)の普及などでブロードバンド環境が整えば、プロバイダー事
業はデジタルコンテンツの流通基盤として重要な役割を果たし、コンテ
ンツ事業との相乗効果が得られると見られている。