過去最悪の1400人死亡 5月のバグダッド
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000079-kyodo-int 【カイロ7日共同】イラクの首都バグダッドで、5月中に遺体安置所に運び込まれた死者数が、
月間としては2003年のイラク戦争開戦後最悪の約1400人に上り、今年になって計6000人を
超えたことが保健省のまとめで6日、分かった。英BBCなどが報じた。
2月下旬のイスラム教シーア派聖廟(せいびょう)爆破事件後に激化した宗派対立や、
政治の空白を突き激増した犯罪集団による襲撃の犠牲者とみられる。憲法に基づく新政府が
発足し米政府主導の民主化プロセスは完了したものの、治安の泥沼化が進むイラクの現状が
あらためて浮き彫りになった。
(共同通信) - 6月7日11時30分更新