あぁ、神様教えて欲しい!
なぜ貴方はこの世からブルマー姿の女の子を消してしまったのですか!
漫画やビデオの世界でしか見られない女の子……。
俺は……俺はあの健康的だけど、いやらしいブルマー姿の体操着が大好きだ!
もしも願いが叶うなら、俺の赴任する学園でブルマー着用を義務付けてくれ!
……と思っても、それは詮無きことだった。
ところが、俺の赴任する学園では、2つの大きなニュースで湧き上がることになる。
ひとつは、俺の赴任と時を同じくして新任の学園長がやってきたこと。
そして…もうひとつ驚くべきニュースは、その新任の学園長の口から発表された…
「本学園指定の体操着として、ブルマーの着用を義務付ける!
学校中の女子がブ〜いんぐする中、半ば独裁的にその決定は遂行されることとなった。
俺は心の中で「やったぁ〜」と叫び、頭上2万光年の彼方までジャンプしてしまいたいほどの喜びに打ち震えた……。
その日、俺は急な腹痛に襲われ、保健室に向かうことになった。
しかし、保健室に入った途端、俺は腹痛も忘れるくらいに、全身の血液が股間に流れ込んだ。
保健室で待っていたのは、男の視線を釘付けにしないはずのないコケティッシュな容姿をもった、これまた新任の保健女医。
彼女は名前を三上鏡花(みかみきょうか)という。
鏡花先生のコケティッシュ・ビームにヤラレていた俺だったが、やっとのことで初期の目的を思い出しだ。
そう、俺は腹痛で保健室に駆け込んだんじゃないか……。俺は保健室の簡易ベッドに横になった。
俺の腹部を触診する鏡花先生――
そしてその口から想像を絶する言葉を聞く――
「青山先生……これは私の勘なのだけど……
「はい?」
「アナタ……いつもブルマーのことで頭がいっぱいなんでしょ?」
「えっ……えぇ……えぇぇぇぇぇえええッ!」
……どうして、どうしてバレたんだ!?
知らぬ間に頭からブルマーを被っていたのかぁぁ!?
そんな馬鹿な!! 俺はブルマーは好きでも、頭から被ったりする趣味はナッシングだ!
できればぽっちゃりとした体系の巨乳の女の子が、乳首の形がわかっちゃいそうな体操着を着ていてほしい。
そして、おもむろに下半身に目を移すと、体操着の下から僅かに見えるブルマー。
腰をつつむ体操着と太ももの付け根が織り成す、ブルマー・トライアングル。
ブルマーの股上は意外と深い……。腰まで下げられた体操着の奥には、そのブルマーの深い股上がある。
それを想像するのがたまらないんだ……。
そう、何を隠そう……俺は、ブルマーの中に体操着を入れない派なのである。
……!
そんなことはどうでもいい!
なぜ、新任の鏡花先生が俺のヘンタイ趣味を知っているんだ!
「そんなあなたにプレゼントがあるの……コレよ!」
鏡花先生の手には、二枚一組のブルマーが握られていた。
俺はこれから、そのブルマーこそが呪われし「あやつりブルマー」であることを思い知るのだった……。