台湾独立派の政党訪日団が靖国参拝…同胞も合祀
【台北=石井利尚】台湾で与党連合を形成する独立派政党「台湾団結連盟」(台連)の蘇進強主席ら
同党訪日団は4日、靖国神社を参拝した。
靖国神社には、旧日本軍の軍人、軍属として戦死した台湾人のうち、約2万8000人が合祀(ごうし)さ
れている。台連などによると、台湾の政党トップが参拝したのは初めて。
同党は李登輝・前総統が後ろ盾の少数政党。李前総統の兄もフィリピンで戦死し、靖国神社にまつら
れている。
中国を刺激するのは必至だが、同党は「自由、民主国家は、国のために犠牲となった人の追悼方法を
自分で決めることができ、いかなる国も干渉できない」とコメントした。
一方、台湾の親中派政党は、「日本にこびる行為だ」と非難している。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050404id27.htm