朝鮮代表、国連人権委で日本を追求 過去の罪認め謝罪と補償を
「独島」問題にも言及、「領土拡張の野望」と非難
ジュネーブ発の報道によると、14日から始まった国連人権委員会第61回会議で朝鮮代表が、
日本が朝鮮に対して過去に犯した犯罪の法的責任を認め、誠実な謝罪と補償を行うことを強く求めた。
21日、議題6(人種差別)に関する討論の場で演説した朝鮮代表は、「今日に至るまで日本政府は過去の
犯罪に対する責任を認めてこなかった」と指摘し、自らの過去を反省せずに正当化している態度を非難した。
また「独島問題」についても言及し、独島に対する日本の「領有権」主張は「不当」だと非難。日本側の主張は、
領土拡張への野望の表れであり、朝鮮の主権に対する侵害であると批判した。また、この問題が単なる領土問題にとどまらず、
日本が過去の人権侵害を未だに清算せずに新たな人権蹂躙を犯している実例であると指摘した。
朝鮮側の主張の後、日本側が発言。それを受け朝鮮側が再反論するなど、双方とも反論権を行使し2回ずつ発言を行った。
[朝鮮新報 2005.3.26]
http://210.145.168.243/sinboj/j-2005/05/0505j0326-00001.htm 小説『独島奪還作戦』が爆発的人気 著者の李勇雨さん
「想像力で書いたフィクションなのに、それが現実のこととして起こるとは夢にも思わなかったです」
半生を報道人として活動し、退職した李勇雨(イ・ヨンウ、65)さんは、
自分が書いた長編小説「独島奪還作戦・鬼狩り」が最近になって大反響を起こしたことで、非常に興奮した表情だ。
去年の4月に出版したこの小説は、今月16日に日本の島根県議会が「竹島の日」条例を制定して以来、売上が「急上昇」している。
当初3000冊を刷り、2000冊あまりを売り1000冊ほど残っていたが、最近では入手困難なほど爆発的な関心を呼んでいる。
この小説は日本政府から隠密に支援を受けた日本の極右団体会員たちが独島を武力占領するや
韓国の海兵戦友会会員たちが立ち上がって紆余曲折の末取り戻し、日本政府が謝罪するという内容のフィクション小説。
この過程で北朝鮮の核と中国の北東アジアでの影響力をけん制するための米日安保同盟と歴史歪曲、
平和憲法改正など急速に軍事大国化の道を突っ走る日本の動き、
東海岸の海底で繰り広げられる中・ロ・北朝鮮の潜水艦と韓・米・日の潜水艦同士の情報戦争などが興味深く展開する。
李さんは、「特に明成皇后暗殺事件を指揮した日本公使『三浦梧楼』の4代孫である海自幕僚長出身と
明成皇后家門の4代孫である海兵戦友会総裁を主人公に仕立て、面白みを加えた」と説明した.
この小説の鮮やかな描写には、
1963年に海兵特殊捜索隊・創設要員として独島に3泊4日間滞在した李さんの個人的体験が生かされている。
李さんは中央日報で社会部長、編集副局長、嶺南(ヨンナム)総局長などを歴任し、
その間「戦争と修道女」「混沌の歳月」など7冊の小説とノンフィクション「記者、それは誰にでもできるものではない」を出版した。
最近では「青い鬱陵・独島を手入れする集い-独島歴史探求・鬱陵(ウッルン)運動本部」の顧問も引き受け
独島への愛情を実践している。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/21/20050321000067.html