歴史を忘れず、長く警鐘を鳴らせ
http://jp1.chinabroadcast.cn/1/2005/01/13/[email protected] -----------------------------------------------------------------
国連のアナン事務総長は11日、ナチスドイツがユダヤ人を大量虐殺した
ポーランドのアウシュビッツ強制収容所の解放60周年を記念する国連総会の
特別会合を24日開催すると発表しました。
先月15日、ベルリンで建設されていたホロコースト(大量虐殺)記念館の工事が
完成し、過去の歴史に対するドイツの正確な認識を示しています。
第2次世界大戦中、ナチスドイツはおよそ600万人のユダヤ人を虐殺し、
ポーランドに設置されたアウシュビッツ強制収容所では最大規模100万人以上
のユダヤ人が殺害されました。
1945年1月27日、ソ連赤軍はアウシュビッツ強制収容所を解放しました。
戦争が終結して以来、ドイツは過去の歴史に対する反省を徹底し、批判の
度合いを強化し続けています。
1970年12月6日、ドイツ連邦のウィリー・ブラント首相はポーランドの首都
ワルシャワを訪問し、ユダヤ人慰霊塔の前に跪いて、政府と国民を代表して
ナチスドイツに虐殺されたユダヤ人に哀悼と謝罪の意を表しました。
ドイツ政府は国民に対する歴史教育を非常に重視し、戦後のドイツでは「二度と
戦争を起こさない」、「自らの歴史を回避する民族は前途がない」など、政治スロー
ガンがよく見られています。