【統一】産経の賛戦報道をチェキすれ32【教会】

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715国連な成しさん
2001年9月20日(木) 産経抄

 米中枢同時テロから一週間が過ぎ、テレビに登場する評論家や文化人のコメントが
ほぼ一つに収束されてきた。「テロは断じて許さない」まではいい、当たり前だか
ら。しかしそのあとは「だが報復からは何も生まれない」である。
 むろん米国の意図する軍事行動をきちんと評価する人もいるが、それは例外的で
あって、ほとんどのコメンテーターは「暴力には暴力を、では報復合戦になる」とい
う主張を展開している。こうして“世論”は米国支援とは逆の方向へ形成され、一つ
の流れとなって行きつつある。
 米国の考える軍事行動を「報復」や「復しゅう」と書くのは正しくない、と前に小
欄は書いた。くわしく検証したわけではないが、ブッシュ大統領も「リベンジ」のよ
うな言葉は使っていない。欧米各国も「報復」ではなく「自衛」や「抑止」としてこ
れをとらえているようだ。
 テロから「挑戦」を受けたから「応戦」する。文明への挑戦に対して断固戦うとい
う姿勢の表明のはずなのである。それをテロと同じ暴力として同等視するところに、
平成日本の救いようがない退廃と凋(ちよう)落が示されていた。
 こういうテレビ識者たちは、では一体どうしろというのだろう。テロリストと平和
的に対話せよというのか。ひざをまじえて話し合えとでもいうのか。その答えを示し
ていない。何であれ、米国を批判しつつ冷笑することが文化人や知識人の属性である
と思い込んでいるようなのである。
 十九日あさのテレビで小紙の一面記事、「米軍基地や官邸を警備できるような自衛
隊法の改正」が取り上げられた。それに対しキャスター氏は「日本国民に銃が向けら
れるということか」とコメント。“平和ぼけ”はここまで進んでいるのである。
716国連な成しさん:04/12/29 16:22 ID:???
2001年9月13日産経抄
 この未曾有の事態に、日本政府は日本人の安否を確認する事を最優先課題
にした。日本人をアメリカから脱出させるために?政府専用機を待機させた。
一体これは同盟国である仲間としての友情ある態度だろうか。日本が今やる
事はアメリカを脱出する事ではない。かの地に踏みとどまり自由と民主主義
を守るためにテロと闘う友人の肩を抱き、慰め励ます事ではないか。
717国連な成しさん:04/12/29 16:33 ID:???
353 名前:信濃国民[age] 投稿日:04/12/29 16:10 ID:???
津波といえば問題はこれである。

■2029年に小惑星が地球に衝突?確率は300分の1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000502-yom-int

アメリカの核ミサイルなどはどうせ当たるまい。
これが陸上に衝突した場合はアスパラガス農家以外は等しく飢え死にして
人類はめでたく後進に道を譲ることとなるが、津波が起こるとすれば、
太平洋などに衝突した場合であろう。

この場合、500メートル級の津波が世界各地を襲うことになる。
このさいに助かる世界の主要な都市といえば、マドリード、ジュネーブ、ウランバートル、
蘭州、成都、昆明、タシケント、カトマンズ、カブール、テヘラン、アンカラ、ハイデラバード、
アジスアベバ、ナイロビ、ヨハネスバーグ、ラパス、ボゴタ、メキシコシティ、ブラジリア、
デンバー、ソルトレークシティくらいのもので、これらの都市は新世界連合を
形成して、互いに助け合い、事後処理に当たることになる。
あとの都市はいちどは完全に水没して、ゴミと泥と死体の山をつくっているだろう。

日本国では、飛騨高山のほかは、信濃国の松本、大町、岡谷、諏訪、伊那、駒ヶ根、
飯田、佐久、その頃には市になっている安曇野市くらいしか、完全な形では助からない。
信濃国はほぼ助かるが、日本国としては壊滅するわけである。
ボーダーが標高459mの上田市で、370mの長野市は水没するであろう。

このような場合、のちの食糧確保のため道という道にバリケードをつくり、
低地からのクルマの流れを遮断したとしても、やはり厖大な人間が南北中央アルプス
や美ヶ原、霧が峰、八ヶ岳などの避難先から降りてくるであろう。

…というような習作SF小説を、若い頃、書いたことがあったのを思い出した。
とても2029年までは生きのびられそうに無いが、もし生きていたら、
わが米倉や畑の野菜、家畜家禽を守るため、やはり猟銃武装は必要となってくるだろう。
心の穴で済むような話ではない。
718国連な成しさん:04/12/29 16:42 ID:???
2001年9月14日産経抄
・・・冷戦が終われぱ終わったで宗教や民族や人種をめぐる紛争が各地で発生し、人びとは血を流し合う。そんな時代
に、日本国憲法は何とうたっていたか。「日本国民は、恒久の平和を念願し(中略)平和を愛する諸国民の公正と信義
に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」(前文) 書き写しているだけで顔が赤くなってくる。何と
いう太平楽、何という能天気。戦後の日本人は頭の中から「戦争」という二文字を追い出した。戦争のことを考えなけれ
ば、それだけで平和が訪れると思いこもうとした。あるいは思いこむふりをした。
719国連な成しさん:04/12/29 16:43 ID:???
■産経抄(2001年9月15日)
 一枚の写真が目に焼きついている。衝撃の情景は忘れることができない。世界貿易センター
ビルの白い巨大な側壁を背景に、一人の男性がまっさかさまに落下している。片足が曲がって、
体は「4」の字のようである。
 ▼上半身がワイシャツ姿であるのは「さあ、これから仕事だ」というところだったのかもし
れない。この人は爆風によって空中に吹き飛ばされたのだろうか、それとも火勢の恐怖からビ
ル外へ落ちたのだろうか。全くの想像だが、そのどちらでもなく、自分の意志だったように思
える。
 ▼この超高層から飛び降りれば万に一つも助かるのぞみはない。彼にも妻もいれば子供もい
ただろう。ではなぜ彼は自らの意志で空中へ身をおどらせたのか。それは卑劣なテロリズムへ
の激しい抗議だった。身をもって訴えたのだと思えてならないのである。
 ▼この憎むべきテロに抵抗し、挑戦したのはこの人だけではなかった。ニューアーク発サン
フランシスコ行きユナイテッド航空93便の乗客のなかに、自宅の妻に携帯電話をかけてきた夫
がいた。それによると乗客たちは団結し、捨て身になってハイジャック犯から飛行機を取り戻
すことを決意、彼らと格闘した。
 ▼「きっと命を落とすことになるだろう。いい人生を。娘をたのむ」、電話は悲痛な別れの
言葉をのこして切れたという。そのあと同機はピッツバーグ郊外に墜落した。事実だとすると、
犯人らはそのため標的のホワイトハウスに衝突することができなかった。
 ▼ハイジャック事件には、決して犯人に抵抗するなというマニュアルがある。だがこうした
テロ目的の場合は必ずしもその通りではない。テロには決して屈しないという人びとの勇気あ
る意志に、心から哀悼をささげたい。
720国連な成しさん:04/12/29 16:47 ID:???
2001年9月16日産経抄
 ▼テロ発生後、米国は最新の情報網で犯人を追い詰めている。世界一の
ハイテク戦力で報復攻撃をしようともしている。だがその原動力となると
自国への信頼や忠誠心、そして「やられたらやり返す」という古くて素朴
な原理ばかりだ。
 ▼日本ではテロ被害者への同情がさめると、報復やそれに対する支援へ
の反対論が出始めている。例によって一部のマスコミや政党だ。「支持か
支援か」「憲法の範囲でどこまで支援できるか」という空しい議論がまた
延々と続きそうだ。
 ▼なぜ空しいかといえば、日本が支援しようがしまいが、アメリカは報
復すべきときにはやる。良くも悪くもそれがこの国の原理だからだ。ただ、
共に戦わない国は「まさかの時に頼りにならない国」とみなされる(本紙
「正論」ジェームス・アワー氏)だけである。
721国連な成しさん:04/12/29 16:52 ID:???
2001年9月17日産経抄
 ▼中枢同時テロに対抗して断固立ち上がった米国の決意に、案の定「報復
からは何も生まれない」といった議論がでてきた。「憎悪の悪循環 になる
だけだ」とまじめな顔で説く人もいる。テロリストと話し合うことが最良の
解決策と考えているようなのである。
 ▼ハンチントン氏『文明の衝突』批判もある。こんどの惨劇はイスラム文
明対西欧文明の衝突ではなく、一握りのテロリスト対西欧文明という図式だ
という。湾岸戦争のときの解説と全く同じ、中東問題評論家はおおむねそう
で、ハエとりの米国の手をしばろうとする。
 ▼驚いたことに日本には「テロは米国の外交の失敗? ざまーみろと思っ
ている国だってきっとある」とホームページで表明した社民党議員もいた。
さすがに批判が殺到、あわてて取り消したそうだが、ハエはテロリストばか
りではなかった。
 ▼考えてみたい。米国がとろうとする軍事行動を「報復」ととるのは間違
いではないか。報復ではなく「防衛」なのだ。このテロは単に米国社会への
攻撃ではなく、人類全体への挑戦だった。人びとが営々と築いてきた自由と
民主主義を守るための「自衛行動」と考えた方がいいのではないか。
 ▼ハエたたきも、人間の虫に対する報復ではなく、暮らしと健康を守るた
めの最低限の自衛手段なのである。「そんなに力入れずとも」と詠まれたの
はごもっともで、ハエをつぶして周りが汚れないようにする工夫が必要だ。
だがハエは断固たたかなければならない。
722国連な成しさん:04/12/29 17:02 ID:???
2001年9月17日産経抄
 ▼米中枢テロの惨状には胸を痛めるばかりだが、米国民のもらす感想の
中に少々気にかかるものがある。「まるでカミカゼみたいだった」とか
「パールハーバーを思い出した」などと語る声があることだ。
(中略)
 ▼一方は民間人を巻き添えにした憎むべきテロリズムであり、一方は戦
艦や軍事基地を標的にした戦闘行為である。事柄の本質も性格も違い、全
く次元が異なっている。二つを軽々に結びつけるのは間違っているし、そ
うあってはならない。
(中略)
 ▼パールハーバーを持ち出すなら、もっとおかしいことがある。米ジャー
ナリスト、スティネット氏の『真珠湾の真実』という本がでたが、それに
よると日本を挑発して戦争行為をとらせたのは米大統領ルーズベルトその
人だった。彼は日本機の攻撃が“不意打ち”だったことを装ったという。
▼この本の信ぴょう性を買う人は次第にふえてきた。そこで「パールハー
バーを思い出した」などと感想をもらすことは、物騒きわまりないことに
なる。米中枢同時テロのシナリオは、米国自身が書いたことになってしま
うからだ。
723国連な成しさん:04/12/29 17:02 ID:???
>>722
× 2001年9月17日産経抄
○ 2001年9月18日産経抄
724国連な成しさん:04/12/29 17:23 ID:???
朝日の社説に間違った事など書いていないのだ
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/iraq/1104308446/

1 :国連な成しさん :04/12/29 17:20 ID:iGaOaeSU
理解力の低下が招いた悲劇だ。
725国連な成しさん:04/12/29 17:39 ID:???
まさか、ネタニヤフまで持ち上げているとは思わなかった。
石井英夫、恐るべし。

■産経抄(2001年9月25日)
 二十四日付小紙「主張」でもお伝えしたが、テロとたたかう軍事行動をテロと同じレベルの
“暴力”や“報復”ととる論調が日本には少なくない。「暴力には暴力を、では果てしない報
復合戦になる」などというように…。
 ▼多数の日本人が犠牲になり、日本自身もテロの被害者であり、当事者であるのに、なぜこ
のようなテロリストを許してしまう論理がまかり通るのか。これもまた「日本が平和でありさ
えすればよい」という戦後民主主義の落とし子なのかもしれない。
 ▼そんななか、イスラエルの元首相ベンヤミン・ネタニヤフ氏が六年前に書いた『テロリズ
ムとはこう戦え』(ミルトス刊)を読んで、教えられた。イスラエルの強硬な反テロ論者という
立場を割り引いても、国際テロリズムの現場でたたかった対策が示されていたからである。
 ▼同氏はテロ行為にそなえる十カ条を次のようにあげていた。(1)テロ国家に核技術を提供
する国に制裁を加える (2)テロ国家に外交的・経済的・軍事的制裁を加える (3)テロリス
トのエンクレーブ(飛び地)を制圧する (4)西欧におけるテロ政権とテロ組織の資産を凍結する。
 ▼(5)情報を交換する (6)テロをあおる組織の監視と対テロ行動の規模を拡大できるよう
に法を改正し、定期的にそれを見直す (7)テロリストを積極的に追跡する (8)テロリスト
の囚人を釈放しない (9)テロリズムと戦う特殊部隊を養成する (10)一般大衆を教育する…。
 ▼急ぎ足で個条書きしかご紹介できなかったが、ここにはテロを憎み、テロの恐ろしさを身
にしみて知る人が語る説得力がある。しかし日本の世論の流れは、どうやら一国平和主義に向
かっているらしい。平和は願うものでなく、創るものであるはずなのに。
726国連な成しさん:04/12/29 17:44 ID:???
2001年9月13日の完全なもの希望。
727国連な成しさん:04/12/29 17:45 ID:???
■産経抄(2001年9月27日)
 本日は少々言いにくいことを書かせていただく。結論を先に書くと、実習船「えひめ丸」の
引き揚げは一時中断したらどうか。待つことにしたらどうだろうということである。なぜなら
テロによる大惨事が発生したからだ。
 ▼米海軍による「えひめ丸」引き揚げ作業は八月末から始まったが、水深六〇〇メートルの
海底に沈む船体の傷みがひどいことなどから難航につぐ難航。必死の努力にもかかわらず大幅
に遅れて、いまは左舷の碇(いかり)の鎖を切断する作業を終えたところだという。
 ▼このため当初の予算費用の四千万ドル(約四十八億円)を超え、六千万ドル(約七十二億円)
になろうとしている。しかも油漏れなど環境汚染への見通しは立っていないというのである。
慰霊の引き揚げに対して米海軍は十分な誠意を見せてくれていた。
 ▼そんな時の米中枢同時テロの出来(しゅったい)である。崩壊した世界貿易センタービルの
がれきにはまだ六千人が埋まっており、犠牲者救済に全米市民が結集しているところだ。その
米国には不況の影が忍び寄ってきた。一方、テロリスト制裁の準備が慌ただしく進んでいる。
引き揚げ作業中の米海軍は気が気ではないだろう。
 ▼しかし作業の中断といった申し出は、米国側からは言い出しにくいことである。そうであ
るなら日本の方から申し出てやってほしい。引き揚げの予算なども、まずテロの犠牲者のため
に使ってもらったらどうだろう。緊急性の問題からみても、そう不当ではないのではないか。
 ▼「えひめ丸」のご遺族の無念といらだちには心から同情申し上げるが、非情な言い分であ
ろうか。それとこれとは別だといわれればそれまでだが、日米の友情のためにもご一考願いた
いと思う。言いにくいことを書いてしまった。
728国連な成しさん:04/12/29 17:49 ID:???
■産経抄(2001年9月29日)
 チーズならぬ田中真紀子外相はどこへ消えた? いや消えたわけではなく、霞が関
の外務省にご健在なのだが、さっぱりお「顔」が見えない。いまの流行語ふうに表現
すれば「存在感がない」というところだろう。
 ▼目下、パキスタンは米中枢同時テロに関連して地球で最も注目されている焦点の
地である。その地へ緊急経済援助や自衛隊派遣の承認などを求める特使として白羽の
矢が立った。当然の任務と思われるのに田中外相は強くこれを拒否したという。「こ
れは小泉、福田のワナね。私は行かない」(読売)。
 ▼やむなく外務省の杉浦正健副大臣が赴き、小泉首相の親書をムシャラフ大統領に
手渡して国際テロへの日本の断固たる対応を強調した。四千万ドル(約四十七億円)の
経済支援や難民対策などを外相に代わって申し入れたという。
 ▼それとは逆に、小泉首相訪米の際、外相は「ついていきたい」といいだした。と
ころが官邸サイドはこれを断った。というのは、あのテロの惨事が起きて数時間後、
日本のテレビ会見で田中外相は米国務省の緊急避難先など具体的な場所までしゃべっ
てしまった。
 ▼それには米政府高官が「重要情報を同盟国の外相がマスコミに流してしまうとは
ひどい不注意だ」と懸念を示したという。日本側も、何をしゃべられるかわからない
と心配して同行を遠慮してもらったのだろう。田中真紀子さんは「私ははずされてい
るの」とおかんむりだったそうだ。
 ▼何であれ、日本外交の進路や施策を決めるというときに外務大臣が“カヤの外”
にいる。これが異常でなくて何だろう。田中真紀子さんは個性的な言動ゆえに高い人
気を得てきた。その人がテロリズムと対決の秋というのに“かくれんぼ”して遊んで
いる。
729国連な成しさん:04/12/29 18:01 ID:???
結局、いまだに証拠は何一つ提示されていないのは周知の通り。

■産経抄(2001年10月5日)
 テレビのサスペンスドラマというと犯人はきまって「証拠があるか、証拠が」と開き直る。
どういうわけか、終末近く、犯人はこれもきまって波の荒い海のがけの上などに探偵役の若
い女性を呼び出すのである。
 ▼米中枢同時テロでは、アフガニスタンに潜伏するウサマ・ビンラーディン(四四)が事件
の黒幕とされているが、国会で野党の一部は「証拠があるのか。ないのに自衛隊を出すのか」
と難くせをつけていた。「証拠があるなら世界に公表せよ」と注文をつけてもいた。まるで
安手のテレビドラマか何かのように。
 ▼ならばといって? ビンラーディンがテロに関与していた「証拠」をアシュクロフト米
司法長官がNATO諸国や日本に提示した。報じられるところでは(1)ビンラーディンは事
件二日前、義母に電話して「二日後に大きな事件が起きる。しばらく連絡できない」と。
 ▼(2)同じ日、実行犯のモハメド・アタらがビンラーディンの“金庫番”のアルカーイダ
幹部から送金を受けていた(3)同じ日、テロ組織アルカーイダが訓練施設から撤退した、な
ど五点あるという。プーチン大統領が「これ以上は必要ない」と語ったのをはじめ各国首脳
も「納得するに十分」と同意している。
 ▼恐らく報じられた以上の雄弁な証拠が示されたのだろう。しかしこれにもまた難くせを
つけたがる向きがあり、「報じられた証拠だけでは、裁判になっても公判は維持できない」
などとテレビでコメントする識者?がいた。
 ▼どこまでおめでたいのか、捜査の手の内や容疑者の犯罪証拠をすべて明らかにするばか
はいない。それに情報源がわかってしまう危険もある。小泉首相は「いちいち情報を公表す
る段階でない」と述べていたが、それが正しい。
730国連な成しさん:04/12/29 18:28 ID:???
■産経抄(2001年3月2日)
 米ワシントン・ポスト紙の「われわれはもう十分に謝罪した」(R・コーエン氏)というコ
ラムが反響を呼んでいる(本日の主張もご参照を)。朝日新聞の社説に対する反発でもあるよ
うだ
 ▼「人々の日常の安全を脅かして何の安全保障か」という同社説は“度の過ぎた謝罪の要求
である”という趣旨だが、コーエン氏は大いなる誤解をしている。問題は、はたして朝日の社
説が日本の国民感情を代表しているかどうか。抄子の見るところ代表していないのである
 ▼コーエン氏も述べているが、日米間に「謝罪の文化」の落差が大きいという指摘もある。
確かにあるだろう。しかしあるにはあるが、それは根源的なものではない。日米の謝罪の文化
の比較というが、問題は何を指して日本の文化というかなのだ
 ▼たとえば「土下座して謝れ」といった謝罪の要求は、本来、日本人の一般的で日常的な習
慣のなかにはない。土下座の歴史は、江戸時代の大名行列などで庶民に強いられた差別的で屈
辱的な礼法である。だからこそ心ある人は他人に強いることはしない
 ▼ところがエイズ薬害問題では、ミドリ十字の社長と役員が土下座をして謝っている異常な
光景が新聞にでたことがあった。幹部たちにも家族があり、知人があることだろう。この人間
の尊厳と誇りを踏みにじった謝罪の要求は、かえって誠意ある問題解決を遠くへ押しやってし
まった。
 ▼これでもか、これでもかといった執拗(しつよう)な謝罪要求の習慣は日本にはない。そ
れが東洋的な特色だというのは誤りである。東洋は東洋でも別の国である。善くも悪くも、か
つての日本の文化は禁欲的であり、自制的であって、それを“優雅”とした。