CIA機密漏えい事件で第3の情報源?=NYタイムズ記者が手記−米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000026-jij-int 【ワシントン15日時事】16日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、中央情報局
(CIA)秘密工作員の実名が漏えいした事件に関連して収監された同紙のジュディス・
ミラー記者の手記を掲載。この中で同記者は情報源がリビー副大統領首席補佐官だったことを
改めて確認しながらも、焦点の工作員の名前を聞いたのは別の情報源だったことを明らかにした。
同記者はそれが誰か思い出せないとしている。
この事件で情報源として疑惑が取りざたされている政府当局者はローブ大統領次席補佐官と
リビー氏。ミラー記者に実名を教えたのがこの両者でなければ、疑惑はさらに拡大することになる。
(時事通信) - 10月16日15時0分更新
イラン南西部で爆弾爆発、4人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000826-reu-int [テヘラン 15日 ロイター] イラン南西部のアフワズで15日、爆弾2個が爆発し、
4人が死亡、多数の負傷者が出た。
地元当局者が明らかにした。現在のところ、犯行声明などは出ていない。アフワズが
位置する同国石油産業の中心部フゼスタン州では、今年に入って、攻撃や暴力事件が
頻発している。
地元当局者によると、爆弾は15日午後、アフワズ中心部にあるショッピングセンター
付近で、5分の間隔を置いて爆発した。
当局者の1人は、イラン国営通信(IRNA)に対し、「爆弾は50メートル離れた2つの
ごみ箱にそれぞれ仕掛けてあった」と話したうえで、「4人が死亡したほか、70人以上が
負傷した」と述べた。
一方、アフワズの知事は「これはテロ行為だ」と強く非難した。
(ロイター) - 10月16日15時29分更新
<バリ島爆弾テロ>JI独立部隊関与 強硬派が単独行動加速
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000014-mai-int 【クタ(インドネシア・バリ島)岩崎日出雄】バリ島の同時爆弾テロ事件で15日、
東南アジアのイスラム過激派「ジェマー・イスラミア(JI)」のテロ推進派らが今年6月に
独自に結成した「トイファ・ムカティラ」(アラビア語で「戦闘部隊」の意)という先鋭的な
独立部隊が関与していることが捜査で分かった。02年以降のインドネシアの
大規模テロの首謀者とされるJI幹部らが設けた新部隊で、JI内で増えているテロ
反対意見にしばられずにテロを続ける狙いがあるという。
部隊の中心人物は、02年バリ島爆弾テロ事件などの首謀者とされるヌルディン・
ムハンマド・トプとアズハリ・ビン・フセンの両容疑者。捜査当局によると、02年の
事件後、東南アジア各国でJI幹部が多数逮捕され、JIの弱体化が進むとともに
内部にテロ反対派が増えてきた。このため、強硬派の両容疑者らが今年6月、
JI強硬派と新メンバーを中心に「トイファ・ムカティラ」を結成し、単独行動を加速
させているという。
勧誘が得意なヌルディン容疑者は、反米思想を持つ元アフガン戦争義勇兵などを
フィリピン南部の軍事訓練所に派遣し、テロリストを養成。爆弾製造の専門家の
アズハリ容疑者が作った爆弾で大規模テロを行う。今回の自爆犯3人もJI本体
ではなく、同部隊であることが捜査で判明した。
当局は今月6日、両容疑者が潜伏していたジャワ島の民家から犯行計画を
示唆するノートを押収したが、この中にも同部隊に関する記載があったという。
(毎日新聞) - 10月16日3時4分更新
米軍基地の外で車8台爆発、カンダハル
http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3138365.html アフガニスタン南部のカンダハルで14日、駐留アメリカ軍の基地の外に
停まっていたタンクローリー8台が爆発・炎上し、運転手2人がケガをしました。
爆発したのは隣国のパキスタンからアメリカ軍基地に燃料を運んできていた
タンクローリー8台です。
アフガニスタン軍の当局者によりますと、爆発した車のうち1台か2台に
爆発物が仕掛けられていたということです。
一方、アメリカ軍はタンクローリー7台が延焼したものの、理由はわかって
いないとしています。
カンダハルでは最近、旧タリバン勢力とみられる武装組織が治安当局や
駐留外国軍の関係者を襲撃する事件が増えていて、今回も旧タリバン勢力
によるテロの可能性が強いとみられています。(15日04:13)
イラク従軍拒否で軍法会議 「違法」と英軍大尉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000060-kyodo-int 【ロンドン16日共同】16日付の英紙サンデー・タイムズは、イラク戦争は「違法」
と主張、従軍命令を拒否した英空軍大尉が軍法会議にかけられることになったと
報じた。大尉の弁護士によると、英国で同戦争の法的解釈に絡んで罪に問われる
のは初めて。審理は年内に始まる見通しという。
この大尉は軍医のマルコム・ケンデルスミス氏(37)。アフガニスタンでの作戦や、
イラクに展開する空軍を支援する遠征は参加したが、戦争の法的な側面を研究
した結果、今年になって違法との見解に至り、イラク南部バスラでの従軍を拒んだ
という。
弁護士は「大尉はいわゆる良心的兵役拒否者ではない。この戦争が違法なのは
明白と主張しているだけだ」と説明した。
(共同通信) - 10月16日17時3分更新