先の人質3人を叩き、今回二人を崇める連中の大矛盾

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1国連な成しさん
まず、亡くなった橋田さん、甥のご冥福をお祈りしたい。

イラクに行く動機は、このように、退避勧告が出ていようと、その人なりの確固とした
理由があるのだから仕方がない。 そういう事について、日本国民、理解してもらえた
だろうと思う。 「行くな」という方が無理であると。なぜならこれだけの人口を抱えた
先進国家なんだから。 そして理由は、先の人質となった3人だって同じ事なのだ。 
それなのに、何故亡くなった二人だけ評価され、先の三人には今もバッシングが?

この理由は、多くの人が「理論」でなく「感情」でものを考えてるからに他ならない。
その「感情」とは、先の三人について「生理的に嫌い」とか「皮膚感覚で」とかいう
ことだろう、結局。 そして、その連中があてにする「感情」も、家族の身になって
考える事は残念ながら出来ないようだ。

テレビを見てる連中は「態度」で人を判断する。一段上から、高見の見物気分でいる
からそうなるのだ。結局、自分の虫に好くか好かないか?だけ。 自己中心的考え。
狭さの極致。 ゴーマニズムもいいとこだ。 拉致被害者家族についてのバッシングも
先の人質3人と同じ理由。 「あの奥さんの態度爽やかね」そんな態度だけで物事の
応援基準にされたらたまらない。 テレビに出る一般人へのあら探しゲームなわけだ。 

確かに、あの3人の家族の最初の方の言動は違和感あったかもしれない。
でも「3日以内に自衛隊撤退させなければ焼き殺す」とか要求が、あんなビデオを共に
来た事考えろ。 パニックになるどころじゃない。 なんとか出来るだけやろうと精一杯
になった不器用な結果、自衛隊撤退にも言及するわな、それは。 そういう心情を何故理解
できないのか?   
とどのつまり、大衆の批難は皮膚感覚、及び弱いモノ虐めの心理である。