M・ムーア新作にイラク日本人人質映像

◎クリス･ロック、ジャック･ブラック、デミ･ムーアが「華氏911」のプレミアに出席


映画団体は一斉に各所での上映会を開催し、大絶賛した。ブッシュ大統領と共和党政権を痛烈に批判したフィ
ルムの上映後、ムーア監督はスタンディング・オベーションを受けた。
この日は多くのセレブリティーが、このアカデミー監督の作品を観に訪れた。その豪華な顔ぶれは、オズボー
ン一家（オジーを除く）、ドリュー･バリモア、エレン･デジェネレス、ラリー･デビッド、ジョディ･フォスタ
ー、ヴィゴ･モーテンセン、ダイアン･レイン、スパイク･ジョーンズ、ジョン･シングルトン、映画芸術科学ア
カデミーによる先行上映会とレセプションに参加したマイケル･ベイ、デビッド･ドゥカブニーとティア･レオ
ーニなど。アシュトン･カッチャーとデミ･ムーア、マシュー･ペリー、ジャック･ブラック、レオナルド･ディ
カプリオ、クリス･ロック、ジェシカ･アルバ、シャロン･ストーン、ビリー･クリスタルは、メイン会場と通り
を挟んだLaemmle Music Hallでの上映会の後に姿を見せた。
「彼の作品が好きなんだ。先行でタダで見られるチャンスは逃さないね」とケヴィン･スミス監督（代表作は
「モール･ラッツ」「クラークス」）は語る。取材陣の質問に答えてくれた貴重な数人のうちの1人だ。ブッシ
ュ大統領にとっては映画の公開時期が悪いと付け加えながら、「多くの国民が政権交代を望んでるから、もは
やこういう映画で後押しする必要はないね」と語る。先行上映会に参加したマリサ･トメイは、映画が大統領選
にインパクトを与えることを望むと語った。彼女の周囲も大半が同意見のようだ。
http://www.mtvjapan.com/cgi-bin/news/news.cgi?year=2004&month=06&day=11&no=3