過去乗り越えて協力を 米大統領、仏などに要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000033-kyodo-int 【ワシントン14日共同】ブッシュ米大統領は14日、「自由で平和なイラク
実現に向け、過去の(意見の)違いを乗り越え一緒に取り組んでいくことが
重要だ」と述べ、イラク戦争の是非をめぐり対立したフランス、ドイツ、ロシア
3カ国にイラク復興への協力を呼び掛けた。
またイラク暫定政権の承認と復興活動への各国の参加を促す新たな国連
安全保障理事会決議に期待を示した。
ホワイトハウスで、主要8カ国(G8)外相会合のためワシントン入りしている
川口順子外相やフランスのバルニエ、ドイツのフィシャー両外相らの表敬を
受けた際に述べた。(共同通信)[5月15日8時35分更新]
▲ブッシュ、必死だが、みんなに笑われてるな。すでに死に体。
イラク新政府の要求で撤退=日米英伊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000829-jij-int 【ワシントン14日時事】パウエル米国務長官と日本、英国、イタリア各国の
外相は14日、主要8カ国(G8)外相会合後の共同記者会見で、6月30日
までのイラクへの主権移譲後、新たなイラク暫定政府の要求があれば、
イラク駐留部隊を撤退させることになるとの見解を示した。
(時事通信)[5月15日11時1分更新]
主権移譲後も米軍は駐留 来年1月以降には含み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000095-kyodo-int 【ワシントン14日共同】パウエル国務長官は14日、主要8カ国(G8)
外相会合後の記者会見で、6月末のイラクへの主権移譲に関連して
「移譲後のイラク暫定政権が、有志連合部隊の残留を歓迎すると確信
している」と述べ、米軍の駐留継続方針に変わりがないことを確認した。
長官はまた「暫定政権が自分たちで治安維持をできると言えば、米軍は
撤退する」と述べ、占領ではなくイラク側の要請に基づく部隊駐留との認識を
強調した。
来年1月の選挙で本格政権が誕生した以降に関しては「われわれは
『支援ができて良かった』と言って部隊を米国に戻すかもしれない」と含みを
残した。(共同通信)[5月15日13時24分更新]
▲この矛盾に満ちたアメリカの追い詰められた言動は、笑える。
イラク治安維持の権限が焦点 米軍指揮権に異論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000076-kyodo-int 【ワシントン14日共同】14日に開かれた主要8カ国(G8)外相会合では、
6月末のイラク主権移譲後に治安維持の権限をどう扱うかが大きな焦点
として浮かび上がってきた。
駐留米軍は主権移譲後も当面は新生イラク軍を含め各部隊の統一指揮権を
維持する方針だが、「有志連合」内にも、イラク暫定政権に治安維持権限を
大幅に委ねるべきだとの意見があり、米政府は対応に苦慮しそうだ。
主権移譲後は駐留米軍と有志連合の各国軍、イラク軍のほか、新たな
国連決議に伴う多国籍軍の派遣も見込まれる。
イタリアのフラティニ外相は「有志連合部隊が独断で判断したら、主権移譲
にならない」と記者団に述べ、暫定政権の許可なしには米軍などが攻撃でき
ないようにすべきだと指摘した。(共同通信)[5月15日12時14分更新]
317 :
国連な成しさん:04/05/16 07:00 ID:xjwfBUfo
つうか
いいな、暇そうで。
無職か?
どんなやつにも平等に時間が与えられてるんだもん、
いいよな。
うらやましいよ。
イラク暫定政府権限で米と仏ロが対立 G8外相会合 (まとめ記事)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040515/K0015201910004.html 米国・シーアイランドで6月に開かれる主要国首脳会議(G8サミット)の
準備のための外相会合が14日(日本時間15日未明)、ワシントンの
国務省で開かれ、中東全体の民主化を目指す「大中東構想」について、
中東との「パートナーシップ」構築を目指すことで合意した。しかし、6月末に
主権移譲が予定されているイラク問題では、新たな国連安保理決議の採択
の必要性では各国とも一致したが、暫定政府の権限などをめぐって米国と
フランス・ロシアとの意見が対立。当初検討された議長総括の文書化は
見送られた。
「大中東構想」は、米国が中東全体の民主化を目指すもので、シーアイ
ランド・サミットの主要議題と位置づけている。会合は、一方的な民主化の
押しつけではなく、中東諸国の改革や自主性を踏まえた「パートナーシップ」
構築という方針を打ち出した。
議長役のパウエル国務長官は会合後の記者会見で「民主化」という言葉を
使うことを避け、「対象となる国それぞれの特徴や地域条件を認める必要が
あることで合意した。変化は外部から押しつけられるものではなく、地域の
国自身の手に委ねられる」と述べた。こうした内容は、サミットでの政治文書
に取りまとめられる予定だ。
つづき
一方、イラク問題についてはパウエル長官は記者会見で、主権移譲後も
治安維持は米軍などの駐留軍が担うことから、暫定政府の主権は限定的な
ものになることを説明。これに対し、フランスのバルニエ外相は、暫定政府は
実質的な主権をそなえた政府になるべきだと主張。ロシアのラブロフ外相も
支持した。また、両国は主権移譲後も、部隊を派遣しない考えを表明した。
北朝鮮問題については、川口外相が、小泉首相の再訪朝について「拉致
問題と核問題を含めた議論をして、日朝平壌宣言を前進させるための議論
をするために行く」と説明し、核、拉致を含む問題を包括的に解決したいという
日本の姿勢を強調した。さらに、北朝鮮への経済協力は国交正常化の後に
なることを説明した。日本が突出して北朝鮮との関係改善を図ることへの
懸念に配慮した発言と見られる。これに対して、米国のパウエル国務長官が
北朝鮮の核開発への懸念について短くコメントした。拉致問題についての
言及はなかったという。
<G8外相会議>苦しい米政権 意見対立抱え主権移譲へ (まとめ記事、辛らつ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040516-00000035-mai-int 【ワシントン中島哲夫】米国務省で開かれた14日の主要8カ国(G8)外相
会議は、イラク問題が最大の論点となり、米政府が望むような一致協力の
合意は得られなかった。ブッシュ大統領がホスト役を務める6月のG8首脳
会議(シーアイランド・サミット)も、同様の展開になる可能性が高い。6月末に
予定されるイラク側への主権移譲は、厳しい治安情勢と国内外の意見対立を
抱えたままの苦しい転換点になりそうだ。
マクレラン米大統領報道官によると、ブッシュ大統領は14日朝、ホワイト
ハウスを表敬訪問したG8外相らに「イラクの人々を助けるために過去の
意見の相違を脇に置き、みんな一緒に働くことが重要だ」と訴えた。
しかし「一緒」にはなれなかった。外相会議終了後の共同記者会見で
バルニエ仏外相は「フランス軍は今も、明日も、その後も、イラクにはいない」
という強い表現で、新たな国連安保理決議が採択されても派兵しない方針を
明確にした。
また「この危機を脱する戦略は政治的アプローチであって軍事的解決では
ない」と米国を事実上批判し、「フランスは欧州の仲間とともに」警察官の
訓練や経済分野で役割を果たすと語った。
つづき
「欧州の仲間」であるフィッシャー独外相は帰国便に間に合うためにと
会見を欠席したが、イラクに派兵しないドイツの方針は不変だ。ロシア、
カナダ外相も派兵の意思はないと言い切った。
これに対してパウエル米国務長官は、主権移譲後にイラク側が米軍は
いない方が良いと言えば「我々は去る」と明言しつつ、駐留継続が歓迎される
ことは「疑いない」と自信を示した。川口順子外相や英国、イタリアの外相が
同調した。
派兵をめぐるG8の姿勢は「4対4」ということになる。イラク人を収容した
刑務所での米軍による虐待事件が、派兵拒否を公言する諸国の心理的
負担を軽くしている側面も否定できない。
現在のイラク情勢は、ブッシュ大統領の強固なイスラエル支持姿勢とともに
アラブ世界の怒りを招き、米国がサミットで打ち出す「大中東構想」の妨げに
なっている。(毎日新聞)[5月15日19時19分更新]