<イラク>米海兵隊、ファルージャ撤退始める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000117-mai-int 【バグダッド杉尾直哉】イラク駐留の米海兵隊司令官は29日、中部ファルージャで
包囲攻撃を行っていた米海兵隊を撤退させると述べた。代わりに1100人のイラク人で
構成する「ファルージャ防衛軍」を組織し、同日から市内の治安維持に当たらせることで
ファルージャの代表団と合意した。ロイター通信は海兵隊が29日から撤退を始めたと報じた。
一方、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは、地元代表団トップの話として、米軍は
合意から36時間以内に南部から撤退を完了し、5月2日に北部からも撤退を始めると
伝えた。撤退が実現すれば、今月5日に始まった包囲作戦が約1カ月ぶりに終結すること
になる。
米軍のファルージャ攻撃では、民間人を含め600人以上のイラク人犠牲者が出ており、
国際的な批判が強まる一方、ファルージャの武装勢力側の激しい抵抗が続いていた。
このため、6月末の主権移譲プロセスや米国内世論にまで影響が出かねないことを懸念
し、撤退合意に踏み切った可能性がある。
米軍は、ファルージャで、市内に立てこもったイスラム教スンニ派武装勢力との間で
停戦交渉を続ける一方、重火器を渡さなければ総攻撃を行うとして、空爆を続けてきた。
しかし、28日夜、米国当局者とファルージャの住民代表との間で「新たな合意」が結ば
れ、海兵隊の撤退が決まったという。
AP通信によると、米軍幹部は「計画では、ファルージャ全域が、防衛軍の管理下に
入る」と述べた。しかし、26日から4日連続で行われた米軍の空爆で反米感情が高まっ
ている。ロイター通信などは「合意」直後にも、米軍機がファルージャの3カ所を空爆した
ほか、局地的な交戦があったと伝えており、防衛軍が治安を安定させられるかはなお
不透明だ。
防衛軍は、旧フセイン政権のスンニ派幹部らが指揮を執り、ファルージャの周囲にも
新たな防衛線を築く予定。海兵隊はブルドーザーで防壁や土のうを元に戻すなど撤退作業
を行っているが、一部は、郊外にとどまり、防衛軍の活動を支援するとみられる。
(毎日新聞)[4月30日1時12分更新]
ファルージャで米軍、段階的に撤退 地元組織と交代へ (抄)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040430/K0029200708042.html ロイター通信は地元警察幹部の話として、海兵隊の一部部隊が29日、撤退を始めた
と報じたが、米国防総省当局者はAFP通信に、撤退開始は聞いていないとしている。
地元住民代表アフマド・ハルダン氏は米軍との主な合意について
(1)ファルージャ南部からは36時間以内に撤退(2)北部は5月2日から撤退を開始し、
ともにイラク保安部隊(ICDC)とイラク人警察が米軍の代わりに展開する
(3)旧フセイン政権下の軍将官が市内の治安責任者となり、ICDCと警察を指揮する、
との3点だ、とカタールの衛星テレビ、アルジャジーラを通じて説明した。
同氏によると、合意は29日正午(日本時間同午後5時)ごろ、成立したという。AP通信
は、海兵隊は撤退後、包囲網を緩やかに広げる形でファルージャ周辺に展開するとの
見通しを伝えた。
同通信によると、米軍に代わって治安維持にあたるのは新たな治安組織「ファルー
ジャ防護隊」(FPA)。旧フセイン政権下の元兵士、警察官、地元部族ら1100人で構成
され、米軍の指揮を受けるとされる。米CNNはFPAを指揮するとみられる旧フセイン政権
の元軍幹部4人が29日、海兵隊幹部と会談したと伝えた。
これまでICDCや警察の一部が米海兵隊への協力を拒否した例もあり、寄せ集めの部隊
であるFPAがどこまで治安を担えるか定かではない。米軍が求める武装勢力からの
重火器の引き渡しも進んでおらず、29日に予定された米軍とイラク警察などとの合同
パトロールは再度延期された。
今回の合意に武装勢力側は参加していない。実際に撤退が進めば、暗礁に乗り上げて
いた武装勢力との交渉が進展する可能性がある。
ロイター通信によると、29日の空爆はファルージャ北部のジョラン地区など3カ所であっ
た。AP通信は銃撃戦も起きていると伝えた。
イラク>自動車爆弾などで米兵10人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000079-mai-int 【バグダッド杉尾直哉】AFP通信によると、バグダッド南部で29日、自動車爆弾による
攻撃があり、米兵8人が死亡した。またAP通信によると、バグダッド東部でも同日、ロケ
ット弾による攻撃で、米兵1人が死亡。バグダッド北40キロの都市では、米軍車両が
通過中に道端の爆弾がさく裂し、米兵1人が死亡、1人が負傷した。
一方、停戦状態が続いていたイラク中部のファルージャで28日夜から29日未明に
かけて、駐留米軍と武装勢力の間で、再び激しい戦闘が発生、駐留米軍が攻撃機や
ヘリコプターの攻撃を実施した。
AP通信によると、米軍攻撃機が武装勢力に対し、激しい機銃掃射を浴びせ、市内の
数カ所から煙が立ち上っている。
ファルージャの検問所では、民間人が乗った小型バスに向けて米軍が発砲。少なくとも
3人が死亡し、1人が負傷した。
このほか、AFP通信によると、中部ナジャフ近郊では、駐留米軍とイスラム教シーア派
の対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師の民兵組織「マフディ軍」が衝突。女性1人と
子供1人を含む民間人6人が負傷した。中部クートでは、ウクライナ軍車両が武装勢力の
攻撃を受け、兵士1人が死亡、2人が負傷した。
(毎日新聞)[4月29日21時7分更新]
<仏大統領>イラク主権移譲は迅速かつ完全に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000099-mai-int 【パリ福島良典】シラク仏大統領は29日、来月1日の欧州連合(EU)拡大を控え、
パリの仏大統領府で記者会見し、世界平和の構築に貢献する「強力な欧州」を志向する
姿勢を強調、今夏に予定される米英占領当局からイラク側への主権移譲について、
迅速かつ完全な権限移譲による占領統治終結の必要性を訴えた。
シラク大統領はEUの25カ国体制移行を「歴史的な瞬間」と位置付け、米国主導に
よる昨春のイラク戦争などを念頭に「欧州は国際社会で平和、対話、寛容のメッセージを
表明し、文化的な多様性を尊重する」と述べた。
その上で、イラク暫定政権づくりに向けたブラヒミ国連事務総長特別顧問の提案を
「欧州は承認するだろう」としながらも、「国連安保理新決議で国際社会の決定となり、
イラク再建の土台となるかは定かではない」と指摘。6月30日の主権移譲が「迅速、
実質的、完全かつ目に見える形で」実施され、イラクの占領統治に終止符を打つ
「真の分岐点」になるよう求めた。
(毎日新聞)[4月29日23時33分更新]
スペイン、イラク問題で仏独との協力姿勢示す
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040430/K0029200708010.html スペインのサパテロ首相は28日、ベルリンでシュレーダー独首相との会談後、
記者会見で「イラクの困難な状況をできるだけ早く終わらせるため、国連安全保障
理事会で仏独スペインが協力することに関心がある」と述べ、国連主導のイラク問題の
打開に向け、仏独両国と積極的に協力する姿勢を示した。
サパテロ氏は29日にシラク仏大統領とも会談し、3国の足並みを調整する模様だ。
同氏は「イラクにできるだけ早く完全な主権を回復させることが肝心だ」としたうえで
「具体的な手続きについては欧州の同盟国や米国とも協議しなければならない」と
話した。米などが提出を予定している新安保理決議案に対し、仏独スペイン3国が
対案の提出をめざすかどうかは明確にしなかった。
シュレーダー首相も3国の協力に積極的に加わることを表明。当面、ブラヒミ国連
事務総長特別顧問が提案した暫定政府構想の行方を見据える必要性を強調した。
半数が「戦争は損失」 CNNのイラク世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000045-kyodo-int 【ワシントン28日共同】米CNNテレビとUSAトゥデー紙、ギャラップ社が28日発表した
イラクでの世論調査結果によると、イラク戦争が「同国に損失をもたらした」と考えている
人が46%に上り、「よい効果があった」との回答は33%にとどまった。
調査が終了した4月上旬以降に、反米勢力と米軍との衝突が激化しイラク人犠牲者も
増えており、米国によるイラク戦争や復興への疑念はさらに高まっている可能性がありそうだ。
反米勢力による駐留米軍への攻撃は52%が「正当化できる」と答え、「正当化できない」
を5ポイント上回った。米軍に対する反発は根強く、67%が米軍は戦闘の際に、一般の
イラク国民の犠牲を防ごうとしていないと回答。57%が米英軍の即時撤退を求めた。
イラク戦後の生活に関しては42%が「よくなった」、39%が「悪くなった」と意見がほぼ
二分。ただフセイン元大統領の追放は61%が「価値があった」と評価した。
調査は3月22日−4月9日、イラク全土の成人3444人に面接で実施された。
(共同通信)[4月29日9時26分更新]
イラク戦争支持、過去最低 米世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000049-kyodo-int 【ワシントン28日共同】米CBSテレビなどが28日公表した世論調査によると、
イラク戦争を正しかったとする米国民が47%と、昨年3月の開戦以来最低となり、
逆にイラクにかかわるべきではなかったと答えた人は46%と最高を記録した。
昨年3月は戦争支持69%に対し、不支持は25%だった。
「イラクの脅威は即座の武力行使を必要としていた」と回答したのは32%で、
1年前の58%から急落。41%はイラク戦争の結果、米国へのテロの危険が高
まったと見ている。
同テレビは、フセイン政権崩壊から1年を経て続く最近のイラクでの戦闘激化
などで、ブッシュ政権の対イラク政策への不信や懐疑が急速に強まっているため、
と分析している。(共同通信)[4月29日10時35分更新]
米国民のイラク戦争支持率、47%で過去最低
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000111-yom-int 【ワシントン支局】米CBSテレビとニューヨーク・タイムズ紙の最新の共同世論調査
(28日発表)によると、「イラク戦争は正しかった」とする米国民は47%で、戦争が
始まった昨年3月以降、最低だった。
イラク戦争への支持率は、先月の前回調査で58%、昨年3月は69%だった。
今回調査で、「イラクへの関与は誤りだった」と考える人は48%で、1年前(昨年4月)
の調査より24ポイント増加。さらに「イラク戦争により米国でテロの脅威は増した」と
答えた人は41%で、「減った」(18%)を大きく上回った。
一方、次期大統領候補の支持率では、ブッシュ大統領は44%で、民主党の
ケリー上院議員(46%)を2ポイント下回った。
同調査は、ベトナム戦争の泥沼化で「関与は誤りだった」という意見が48%を
占めた1968年4月の世論調査との類似性を指摘。イラクで米軍が武装勢力の
激しい抵抗に直面し、イラク戦争に懐疑的意見が増えていると分析している。
調査は約1000人を対象に、今月23―27日に行われた。
(読売新聞)[4月29日23時19分更新]
イラクの反米闘争は正当 シリア大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000048-kyodo-int 【カイロ29日共同】シリアのアサド大統領は28日放映のカタールの衛星テレビ、
アルジャジーラのインタビューで、イラクで続く対米武装闘争を正当な「抵抗運動」だと
評価した。
米政権は反米勢力をシリアが支援していると繰り返し非難しているが、大統領の発言は
米シリア関係をさらに緊張させそうだ。
アサド大統領は、米軍のイラク占領に対する「民衆の反発が抵抗運動に正当性を与
えている」と主張。抵抗運動は米軍のイラク民間人殺害から生じていると述べた。
(共同通信)[4月29日9時48分更新]
人質解放願いローマでデモ 市民が自発的に行動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000168-kyodo-int 【ローマ29日共同】イラクで人質になったイタリア人3人の家族が一刻も早い解放を
願って呼び掛けた「市民デモ」が29日、ローマで行われた。約3000人が参加した。
デモは、米軍の攻撃で多くの死傷者が出ているファルージャのイラク人への連帯も
表明。多くの市民が「個人の立場」でデモに参加するなど、悲しみに暮れる家族の訴え
に動かされた市民の自発的な行動となった。
「テロリストとは交渉しない」という立場だった最大野党の左翼民主党や緑の党は
有志での参加に切り替え、世論に同調する姿勢を見せている。
中東の衛星テレビは26日、人質の映像とともに、イタリア軍のイラク撤退を求める
大規模デモが5日以内にローマで起きなければ人質全員を殺害するとの犯人側の
声明を流していた。(共同通信)[4月30日0時21分更新]
英軍、イラク増派に抵抗 米主導に反発と英紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000059-kyodo-int 【ロンドン29日共同】29日付の英紙ガーディアンは、英軍や英国防省の幹部が
イラクへの部隊増派に抵抗していると報じた。米軍主導に反発する声が強いためで、
政府筋は「軍幹部は、スペイン軍が撤退した地域を引き継いだり、増派することに
強く反対している」と話している。
ロイター通信などは、英政府が最大2000人規模の部隊をイラクに追加派遣する
ことを検討中と伝えている。
しかしガーディアンによると、国防省高官は「英国は米国とともに戦うことはできるに
違いないが、米軍として戦うのではない」と指摘。軍の司令官は、結果的に増派する
ことになっても米軍の指揮下には入りたくない、と強調している。
(共同通信)[4月29日11時32分更新]
フセイン第1夫人、夫の弁護士選びを開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000202-yom-int 【アンマン=緒方賢一】イラクの特別法廷で裁かれる元大統領サダム・フセインの
弁護士選任を元大統領の第1夫人サジダさんが始めた。
サジダさんとの間でフセインの代理人契約を結んだヨルダン人弁護士ムハンマド・
ラシダン氏はアンマンの事務所で本紙に対し「元大統領との接見を求め米国や赤十字
に働きかけている」と活動について説明するとともに、「イラクは不法な占領下にあり、
米国が後押しする判事が元大統領を裁くことに正当性はない」と述べ、占領統治下で
設置された特別法廷を批判した。
ラシダン氏は、湾岸戦争時の米軍による劣化ウラン弾使用についての調査にかか
わったことがある。ラシダン氏によると、サジダさんはイラク戦争後シリアに逃れたが、
現在はカタールに滞在している。(読売新聞)[4月29日9時41分更新]
イスラエル国旗みたい?不評のイラク新国旗、一部修正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000413-yom-int 【カイロ=柳沢亨之】イラク統治評議会は28日、先に公開したイラク新国旗を
一部修正したことを明らかにした。
地元紙で公開されていた新国旗には、イスラム教の象徴、三日月の下に、チグリス、
ユーフラテス両川を示す青い横線2本などが描かれていた。だが、この2本線がイスラ
エル国旗の青線に酷似しているとの批判がイスラム法学者らから出され、28日には
北部モスル大学の学生ら約1000人が、新国旗に反対する抗議デモを行った。
このため、統治評議会は青線と3日月の青をもっと濃くするよう一部修正。また、
バルザニ評議会議長は記者団に、新国旗の有効期限は「今後数か月」に過ぎず、
別の正式な国旗が6月の暫定政権樹立以降に制定されるとの見方を示した。新国旗
制定を急いだ理由について、評議会メンバーの1人は27日付の汎アラブ紙アッシャル
クルアウサトに、「アテネ五輪に間に合わせるため」と解説している。
イラクではフセイン政権崩壊後も国民の反イスラエル感情が強く、パレスチナ過激派
ハマスの精神的指導者ヤシン師殺害への報復を訴える武装集団も存在する。
(読売新聞)[4月29日22時9分更新]
●あれは、俺が見たってそう思う。元の国旗のほうが、かっこいいし。
<米同時テロ>正副大統領、独立調査委員会で証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000133-mai-int 【ワシントン和田浩明】ブッシュ米大統領とチェイニー副大統領は29日午前
9時半(日本時間同日午後10時半)から、01年米同時多発テロをめぐる米政府の
対応を調べている独立調査委員会で証言した。同時テロの具体的な場所や時間は
予測できなかったとの主張を展開、「事前の脅威を軽視した」との批判に反論すると
見られる。
証言は数時間にわたる予定で、大統領執務室「オーバル・オフィス」を委員らが
訪問する形で実施され、ゴンザレス大統領法律顧問も同席する。非公開で録音も
行われず、発言記録公表も予定されていない。宣誓証言ではないため、虚偽を
述べても偽証罪に問われることはない。
しかし、委員らの質問に十分な回答を提示できなかった場合、11月に大統領選を
控えているだけに、野党の民主党などを中心に、政権批判が強まることも予想される。
同時テロの1カ月前に米中央情報局(CIA)が大統領に提出した機密報告書(今月
上旬公表)は、アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン氏の支持者が、米国で爆弾
攻撃を計画中との情報を米政府が同年5月に把握したと述べていた。
ブッシュ大統領はこれまで会見などで「事前情報は日時や場所があいまいだった。
可能な予防策は取っていた」などと主張。これまでに調査委で公開宣誓証言した
ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やテネットCIA長官らも「予測は不可能
だった」などと説明している。
一方、元国家安全保障会議のテロ対策担当者、リチャード・クラーク氏らは「イラクの
フセイン政権転覆に固執する余り、テロの脅威を軽視した」と同委員会での証言で批
判した。(毎日新聞)[4月30日3時7分更新]
ブッシュ風刺画で米の高校生を聴取 「過剰反応」と波紋
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040429/K0028200708031.html イラク戦争反対のメッセージを込めて、美術の宿題でブッシュ米大統領の風刺画を
描いた米ワシントン州プロサーの男子高校生(15)が、学校からの通報で駆けつけた
シークレットサービスに事情聴取される出来事があり、「いくらなんでも過剰反応では
ないか」と波紋を呼んでいる。
地元紙によると、問題とされたのは、銃を持ったアラブ風の男が、ブッシュ大統領の
頭が先端についた棒を手にしている作品。イラクでの戦争をやめるよう求める説明書き
がついていた。驚いた教師が上司に報告し、上司が教育長、教育長が警察に連絡。
警察からシークレットサービスにファクスで絵が送られ、23日の事情聴取となった。
描かれた頭は、見方によっては大統領の「首」ともとれるが、高校生は「醜く戯画化
したかっただけ」と話している。
9・11同時多発テロ事件以降、テロ再発への警戒心から神経過敏気味の米社会。
教育現場で銃器がらみの暴力事件が多発する背景もあり、学校と警察の過剰反応を
誘発したようだ。
高校生はもちろん罪に問われなかったが、学校側は「罰を与えた」という。高校生の
家族の友人は「15歳の子が大統領への脅威になるなら、私たちが生きているのは
(未来の超監視社会を描いた英作家ジョージ・オーウェルの)『1984年』の世界だ」と
話している。
アインシュタイン、晩年は普通の人 記憶衰え恋人に甘え (部分)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040429/K0028200708029.html 日記によると、アインシュタインは年とともに記憶力が衰え、「古い車のように」
あちこちにがたが来ていることを嘆いた。また、名声を慕う訪問客にうんざりし、
しばしば「病気」と偽って面会を断ったという。
女性には日々のニュースに目を凝らすよう諭し、核軍拡や当時の米社会を覆って
いたマッカーシー議員による「赤狩り」に怒っていた。自分自身については、「政治的には
革命的」で、「いまでも火を吐くベズビオ火山(イタリアの活火山)のよう」と形容していた。
女性にゲーテを朗読してくれるよう求め、自作の詩を贈る甘い恋人らしい面もあった。
日記を発見した同大学の研究者は「アインシュタインにとって彼女は、自分の世界に
ないものを補充してくれる人だったのだろう」と同紙に語っている。
走る2台の火星探査車=最初の任務終え、新たな調査へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000902-jij-int 【ワシントン28日時事】米航空宇宙局(NASA)によると、火星で活動を続けている
無人探査車2号機のオポチュニティーは、26日の段階で当初予定された90日間の
探査任務を終えた。1号機のスピリットは、既に4月中旬に活動期間が100日を超え
ており、2台とも当初3カ月とされた探査計画を大きく上回って活動を続ける見通しと
なった。 (時事通信)[4月29日9時2分更新]
●何度も言うが、アメリカはチンコメ連れて、火星へ行け!
496 :
国連:04/04/30 06:58 ID:???
OPECが臨時総会か 原油高に対応、5月に
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20040429/20040429a3910.html 【ロンドン29日共同】原油価格高騰への対応策を協議するため、石油輸出国機構
(OPEC)が5月に臨時総会を開く案が浮上している。同月22日からアムステルダムで
開催される国際エネルギーフォーラムには各国石油担当相が出席予定で、「この機会
に臨時総会を開く可能性」(カタールのアティーヤ・エネルギー相)が出てきた。
OPEC筋によると、臨時総会が開かれた場合、加盟国は安定供給に努めることを
確認し、生産枠を超過した「ヤミ増産」を事実上、黙認する見通しだ。
原油価格は(1)米ガソリン在庫の低水準(2)中国の原油需要増−−などを背景に、
主要7油種平均価格が1バレル=30ドル台前半の高値圏で推移。イラク最大の石油
積み出し港バスラでの自爆テロや中東でのテロ拡大懸念も供給不安に拍車を掛けて
いる。先週末の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)も原油高に懸念を表明、
OPECは対応策を迫られている。
中・東欧など10カ国新加盟 拡大EU、1日発足
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000012-nnp-int 【パリ29日坂井政美】欧州連合(EU)は五月一日、ポーランドなど中・東欧を中心と
する十カ国が新たに加盟し、二十五カ国体制が発足する。旧共産国の西側加盟で、
欧州は東西冷戦時代から半世紀にわたって続いた分断の歴史に終止符を打ち、
米国に匹敵する政治・経済的基盤を持つ「大欧州」として新たなスタートを切る。
新規加盟国は、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国と、ポーランド、チェコ、
ハンガリー、スロバキア、スロベニアの中・東欧五カ国、地中海の島国キプロス、マルタ
を加えた計十カ国。五月一日、議長国アイルランドの首都ダブリンに各国首脳が集まり、
加盟式典が行われるほか、各国で記念行事が開催される。
EU域内人口は七千五百万人増えて約四億五千万人に膨らみ、域内総生産(GDP)
は九兆五千億ユーロ(約千二百兆円)を超える。「ヒト、モノ、カネ」が自由に行き来する
世界最大の単一経済市場としての発展が期待される。二〇〇七年にはルーマニア、
ブルガリアが加わる見通しで、トルコも加盟の意向を表明している。
東方拡大に伴い、EUは新しい欧州の基本法となる「欧州憲法」の策定作業を進めて
おり、六月の首脳会議での合意を目指している。同憲法は、EUの顔となる「大統領」や
外交政策を担う「外相」ポストの新設を盛り込んでいる。
一方、現加盟国の西側先進国と、旧共産圏の新規加盟国との経済格差是正のための
負担は重く、統合に伴う大規模な移民流入や失業増、インフレ、先進国の産業空洞化
なども懸念される。(西日本新聞)[4月30日2時21分更新]
5月1日、EU拡大=25カ国体制の大欧州誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000933-jij-int
韓国が約30億円分の追加支援決定…北朝鮮爆発事故
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000404-yom-int 【ソウル=豊浦潤一】韓国の丁世鉉(チョン・セヒョン)統一相は29日、北朝鮮・
竜川(リョンチョン)駅の列車爆発事故で、北朝鮮に対し、ブルドーザー、掘削機、
トラック、セメントなど約300億ウォン(約30億円)相当の重機や物資の提供を決定
したと発表した。先に100万ドル(約1億1000万円)分の被災民向け緊急支援を
行ったのに続く措置。丁統一相は、韓国の支援総額が、他国や国際機関などの
支援額の総計の4倍近くに達するとした。
今回の支援は、北朝鮮が27日の開城での南北協議で要請した内容をほぼ全面的に
受け入れたもので、2週間以内を目標に海路で北朝鮮の南浦港か中国・丹東に輸送
する方針。被災民向け救援物資を乗せたコンテナ船は29日、南浦港に到着した。
(読売新聞)[4月29日21時37分更新]
<6カ国協議>韓国、作業部会で議題は設定せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000122-mai-int 【ソウル堀信一郎】韓国の李秀赫(イスヒョク)外交通商次官補は29日、6カ国協議
作業部会の開始決定を発表した会見で、「核問題は各国の立場が微妙に異なり、
敏感な事案なので、議題を設定しないことにした」と述べた。
韓国政府は、対話の流れを重視しており、第2回協議で合意した「会談プロセスを
継続させることで一致」に重きを置き、北朝鮮に対して、対話の継続を説得する方針だ。
一方で、強硬派の米国にエネルギー支援などへの理解を求める必要もあると見ている。
このため本協議での基調演説のような形式張った方式ではなく「自由活発な意見交換
を通して、各国の共通点を探るのが望ましい」(外交関係者)という考えだ。
韓国政府は、前回の6カ国協議で合意した「6月末までの第3回協議開催」を実現する
ため、来月12日からの会合を含めて少なくとも2回の作業部会が必要とみている。
(毎日新聞)[4月30日0時22分更新]
●中国と一緒に、北朝鮮側についたな、これは。
510 :
韓国:04/04/30 07:16 ID:???
現職知事、川に飛び込み自殺か=韓国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000959-jij-int 韓国・全羅南道知事が自殺、検察の捜査を苦に?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000411-yom-int 【ソウル=河田卓司】ソウル中心部を流れる漢江で29日昼過ぎ、朴泰栄・全羅南道
知事(62)が橋から飛び込み、救助隊に引き上げられたが、病院に運ばれる途中で
死亡した。
朴知事は国民健康保険公団の不正事件に絡んで検察当局の取り調べを受けており、
捜査を苦に自殺したと見られている。韓国では昨年から検察による不正腐敗の徹底
捜査が続く中、取り調べを受けた政財界関係者が自殺する事件が続き、これで自殺者は
4人となった。
朴知事は国会議員などを経て1998年、産業資源相に就任。国民健康保険公団
理事長の後、2002年に全羅南道知事に当選した。同公団理事長当時、職員による
人事・納品不正事件に関与していた疑いが持たれ、27、28日、取り調べを受けていた。
韓国では昨年8月、鄭夢憲・現代峨山会長が対北朝鮮秘密送金事件や贈賄事件で
取り調べを受けて本社ビルから飛び降り自殺したほか、今年2月には釜山市長が拘置所
内で自殺した。3月には、大宇建設の前社長が盧武鉉大統領の実兄に人事に関して請託
した疑いで取り調べを受けた後、漢江で入水自殺した。(読売新聞)[4月29日22時50分更新]
●汚職がバレたら自殺するくらいの倫理は、日本の政治家どもにももってもらいたい。
対中301条調査見送り 米、労働問題と人民元で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000040-kyodo-int 【ワシントン28日共同】米政府は28日、労働団体や産業界が「中国での労働者の
権利侵害や事実上の固定相場制度採用により、対米輸出が増え国内の雇用が奪わ
れている」と訴えていた問題で、通商法301条に基づく調査は見送り、外交努力で問題
を解決する方針を決定した。
人民元の問題は近く予定される中国の黄菊副首相の訪米、テーラー米財務次官の
5月上旬の訪中の際に協議。中国の労働問題については国際労働機関(ILO)などを
通じて改善を働き掛ける。
決定はゼーリック通商代表、スノー財務長官ら4閣僚が緊急会見して発表した。
301条調査は民主党大統領候補になるケリー上院議員の支持団体が要請していた。
調査見送りでブッシュ政権は民主党陣営と一線を画する姿勢を強調した。
(共同通信)[4月29日9時9分更新]
人民元政策の改革は慎重に行うべき=中国首相
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20040429/JAPAN-144974.html [北京 28日 ロイター] 中国の温家宝首相はロイター通信との単独インタビューで、
米ドルに事実上固定している人民元政策の改革は「大変慎重に」行わなければならない
との考えを示した。改革を急げば、中国経済だけでなく、世界経済にも混乱を引き起こす
可能性があるとしている。
インタビューは欧州訪問の前夜に行われた。
同首相は、「(改革を)始める方法や時期については、大変慎重にならなければなら
ない」と指摘。さらに、「制度を急いで変えれば、国内経済に予想のつかない問題を
引き起こすことは確実だ。また同時に、アジア、さらには世界の金融の安定にも影響を
及ぼす可能性がある」と述べた。
○米日の株価はこれで下がると見るが、どうか。
世界のテロ発生、昨年最多 公安庁が概況発表
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040429/20040429a4160.html 公安調査庁は28日、世界のテロ・ゲリラ活動の概況を発表した。2003年に発生
したテロ・ゲリラ事件は計3213件で、統計を取り始めた1991年以来最多。死者数は、
巻き添えになった市民を含め計7476人で、ピークだった98年の約半数だった。
死者の中には昨年11月、イラク北部で起きた射殺事件で犠牲となった外交官の奥
克彦さんと井ノ上正盛さんの2人が含まれている。
公安庁によると、テロ・ゲリラ事件の発生件数は2000年に3182件と初めて3000件
を突破。01年に2535件といったん減少した後、再び増加傾向を示していた。
地域別では、アジア・オセアニアの1478件が最多。以下、中東801件、旧ソ連・東欧
295件、北米・中南米251件、アフリカ196件、西欧192件の順。
公安庁は概況を「2004年版国際テロリズム要覧」として刊行。市販はしないが、関係
機関や団体などに配布する。
●無能な公安調査庁、足し算間違えていなければいいが。
石破長官、イラク訪問延期
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20040429/NAIS-0429-04-04-48.html 石破茂防衛庁長官が五月の連休明けにイラク訪問を計画していたが、延期した
ことが二十八日、分かった。計画では、石破長官は政府専用機などで、五月七日から
九日ごろにかけて、陸自の宿営地があるイラク南部のサマワを訪問し、浄水・給水、
医療、道路補修などの復興支援を行う第一次イラク復興支援群の一次部隊(約五百
六十人)を激励する予定だった。
しかし、第一次イラク復興支援群の二次部隊の部隊編成完結式が来月八日北海道で
行われ、これに出席する必要があるほか、ファルージャで米軍と反米武装勢力の衝突が
激化するなどイラクの治安状況が悪化していることなどから、延期を決めた。
イラクの陸自部隊の激励は、先崎一・陸上幕僚長が今月行ったが、石破長官のイラク
訪問が実現すれば閣僚としては初めてだった。状況が改善されれば改めて訪問を目指
す考え。
サマワ陸自宿営地付近で爆発音、迫撃砲で狙う?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000006-yom-int 防衛庁に29日入った連絡によると、イラク南部のサマワ郊外にある陸上自衛隊
宿営地付近で、同日午前2時(日本時間同7時)過ぎ、砲弾が着弾したとみられる
爆発音が2回あった。
陸自派遣部隊は、隊員を退避壕に避難させるなどの措置を取ったが、夜が明けた
同6時過ぎに解除した。隊員は全員無事で、施設への被害もなかった。
防衛庁は、迫撃砲で陸自宿営地をねらったものと見ており、治安を担当するオラン
ダ軍や地元ムサンナ県警察と連携し、情報収集している。
陸自宿営地近くでは、4月7日深夜(同8日未明)にも、殺傷力が強い「りゅう弾」など
2発が、宿営地から500メートルと1キロ離れた地点に着弾した。陸自宿営地をねら
ったとみられる砲撃は2回目で、派遣部隊は前回との関連についても調べている。
(読売新聞)[4月29日20時3分更新]
宿営地付近に迫撃弾2発=隊員一時退避、被害なし−サマワ陸自・イラク (抄)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000926-jij-int 5月の連休以降、第11師団(司令部札幌市)を中心とした陸自第2次イラク復興支援群
が交代部隊としてサマワに派遣される。宿営地もほぼ完成に近づいており、武装勢力の
攻撃とすれば、人道支援活動の本格化を担う2次部隊の派遣を前に、サマワの治安悪化
が浮き彫りになった形だ。 (時事通信)[4月29日23時1分更新]
<サマワ>陸自宿営地付近でまた爆発音 隊員一時退避
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000003-mai-int 29日午前2時(日本時間同日午前7時)すぎ、イラク南部サマワの陸上自衛隊宿営地
付近で、2回の爆発音がした。防衛庁によると派遣隊員らはコンテナなどに退避し、
施設・装備にも被害はなかった。爆発は宿営地の外だった。退避措置はまもなく解除
された。夜明けを待って、隊員が宿営地の外を捜索、情報収集に当たった。この日
予定されていた給水などの支援活動は予定通り行うという。
陸自の宿営地は、今月7日深夜(同8日未明)にも砲撃を受けた。着弾点はいずれも
宿営地外で、1発は煙を出す発煙弾で、もう1発は殺傷能力の強い「りゅう弾」だったこと
が判明。また、宿営地から約3キロ北北東の地点で発射装置の一部らしい部品も見つ
かっているが、どんな相手が撃ったのかは特定できていない。さらに、22日にはオランダ
軍の宿営地が狙われ、1発は宿営地内に着弾。治安の悪化が懸念されていた。
石破茂防衛庁長官が27日、陸自第11師団(札幌市)を中心に編成された第2次部隊に
派遣命令を出し、サマワの宿営地は5月の連休明けから交代時期を迎える。防衛庁幹部
は「交代する期間は不安定要素が増すので、隊員の安全確保は徹底させたい」としている。
【滝野隆浩】(毎日新聞)[4月29日19時49分更新]
200m先に砲弾2発 陸自狙った連続攻撃か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000142-kyodo-int 【サマワ29日共同】イラク南部サマワの陸上自衛隊の宿営地付近で29日午前
2時(日本時間午前7時)すぎ、爆発音が2回あった。サマワの地元治安当局者らが、
宿営地から200メートル先に砲弾2発が着弾しているのを確認した。
隊員は宿営地内の退避壕(ごう)や軽装甲機動車の中に夜明けまで数時間退避した。
けが人や施設への被害はない。
4月7日夜(日本時間8日未明)にも陸自宿営地近くに砲弾が撃ち込まれており、
現地の治安維持を担当するオランダ軍などは、陸自を狙った連続攻撃の可能性も
あるとみて調べている。
地元治安当局によると、砲弾は破片などから口径約80ミリの迫撃弾。発射地点は
陸自宿営地の東約1キロの線路付近で、治安当局とオランダ軍が発射装置の一部を
発見した。付近には数人の足跡が残っており、治安当局は発射地点近くまで車で運び
込んだとみている。爆発直後、周辺で不審なタクシーが数回目撃されたという。
(共同通信)[4月29日21時7分更新]
サマワ陸自宿営地近くに迫撃弾、隊員ら一時退避
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040429/K0029201908008.html イラク警察当局によると、南部サマワの陸上自衛隊宿営地近くに29日午前2時
(日本時間同7時)ごろ、迫撃弾2発が着弾した。隊員にけがはなく、施設にも被害
はなかったが、隊員らは宿営地内の壕(ごう)やコンテナなどに一時退避した。
同警察当局がサマワに駐留するオランダ軍から得た情報では、迫撃弾は計4発
発射され、うち2発が陸自宿営地の東方約500メートルに着弾、破裂した。
防衛庁に入った連絡によると、陸自派遣部隊は午前6時(同11時)すぎに隊員の
退避を解除し、2発の着弾を確認した。宿営地での給水活動やサマワ市内の病院
での医療支援は予定通り実施した。
7日にも陸自を狙ったとみられる迫撃弾が宿営地の近くに着弾しているが、今回は
7日の地点よりも宿営地の近くに着弾しており、防衛庁は陸自を狙った攻撃とみている。
サマワでは22日にもオランダ軍宿営地に迫撃弾が撃ち込まれ、陸自は宿営地外での
活動を縮小した。物資輸送の民間車両の誘導や、宿営地での給水活動は実施したが、
サマワ総合病院での医療指導は見合わせた。
25日にもオランダ軍宿営地近くに迫撃弾3発が着弾したが、陸自は復興支援活動の
再開を進め、同日、治安状況の悪化から中断していた中学校の補修工事の指導監督を
約3週間ぶりに実施した。