オランダ軍宿営地に砲弾 サマワ、けが人なし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000121-kyodo-int 防衛庁によると、イラク南部サマワで現地時間の22日午前3時(日本時間の
同8時)ごろ、オランダ軍宿営地に砲弾が撃ち込まれた。
同宿営地から約7キロ離れた陸上自衛隊の宿営地では、隊員らが一時、敷地内
のコンテナに退避したが、約3時間半後、平常に戻った。隊員にけが人はない。
オランダ陸軍によると、迫撃弾2、3発が撃ち込まれ、うち1発が宿営地内に着弾
したが、施設に被害はなく、けが人もないという。
また、サマワの警察当局によると、午前2時半ごろ、サマワの連合国暫定当局
(CPA)事務所付近に、迫撃弾3発が撃ち込まれた。オランダ軍宿営地への攻撃
との関係は不明。
防衛庁がオランダ軍などを通じて情報収集している。
サマワでは4月7日夜(日本時間8日未明)、陸自宿営地近くに砲弾2発が撃ち
込まれた。けが人はなく、宿営地から北に約3キロ離れた場所で発射装置が見つかった。
その後、オランダ軍がサマワ近郊で拘束した4人組が持っていた砲弾が、宿営地
攻撃で見つかった砲弾と同じ形だったことも分かった。
(共同通信)[4月22日15時54分更新]
オランダ軍への砲撃は2発=「人的被害の情報ない」−陸幕長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000516-jij-int イラク南部サマワで22日、オランダ軍の宿営地キャンプ・スミティに迫撃砲と
みられる攻撃があった事件で、先崎一陸上幕僚長は同日の定例記者会見で、
撃ち込まれた砲弾が2発であることを明らかにした。
先崎陸幕長は「詳細は把握できていない」とした上で「着弾点は宿営地の敷地内か
外かははっきりしないが、周辺に落ちたとの情報がある」と述べた。同軍に人的被害
があったとの情報はないという。
(時事通信)[4月22日19時5分更新]
サマワ、「非戦闘地域」の要件を現在も満す=官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000293-reu-int [東京 22日 ロイター] 福田官房長官は、イラク南部・サマワのオランダ軍
宿営地に迫撃砲とみられる砲弾が打ち込まれたとの情報に関連して、同地域が、
自衛隊派遣の条件とされる「非戦闘地域」であるとの要件は現在も満たしている、
との認識を示した。
午後の記者会見で述べたもの。
福田官房長官は、オランダ軍宿営地に現地時間午前3時(日本時間午前8時)に、
迫撃砲らしきものが落ちたとの連絡を受けたことを明らかにし、現在、迫撃砲かどうか
も含め状況を確認中だとした。
オランダ軍宿営地と約5キロ離れたところにある自衛隊宿営地の状況に関しては、
「現地陸自部隊に異常はない」と語った。
サマワの状況については、「比較的安定している」とする一方、「安全確保に細心の
注意を払う」と述べるにとどめ、自衛隊派遣の条件とされる「非戦闘地域」に当たる
のかとの質問に対しては、「サマワについては、安全確保は取れると思う。地域が
非戦闘地域であるという要件を、現在満たしている」と述べた。
イラク全体の治安状況については、バスラでの自爆テロや今月の米軍兵士死亡者
数が100人に達したことを挙げ、「今月は以前と違う状況があるとの感じがある」
としたが、復興支援活動は続けていかなければならない、と述べた。
(ロイター)[4月22日18時29分更新]
写真は20日、自衛隊の演奏を楽しむサマワの子供たち
(2004年 ロイター/Mohammed Ameen )
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000293-reu-int.view-000
キャンプ内に1発着弾=イラク警察と警戒強化−砲弾撃ち込みで・オランダ軍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000577-jij-int 【サマワ(イラク南部)22日時事】 陸上自衛隊が派遣されているイラク南部
サマワのオランダ軍キャンプ・スミティに22日未明、砲弾が撃ち込まれた事件
について、同キャンプのオランダ軍広報官が取材に応じ「キャンプ内に砲弾1発
が着弾したのは確認している。負傷者はなく、施設にも損害はなかった」と話した。
広報官は「犯人の特定には至っていない。イラク警察と協力してキャンプ周辺と
サマワ市内の警戒警備を強化している」と述べた。同キャンプ付近に住む住人に
よると、砲弾が撃ち込まれた時刻に3回爆発音が聞こえたという。
(時事通信)[4月22日23時3分更新]
陸自部隊、宿営地外での活動縮小 オランダ軍へ迫撃弾で
http://www2.asahi.com/special/jieitai/TKY200404220299.html イラク・サマワのオランダ軍宿営地に22日未明、迫撃弾とみられる砲弾が撃ち
込まれたのを受けて、陸上自衛隊の派遣部隊は同日、予定していた宿営地外での
活動を縮小した。
防衛庁によると、陸自物資の輸送を請け負う民間車両の誘導や、宿営地での
給水活動は予定通りに実施したが、同日午前にサマワ総合病院で予定していた
医療指導は見合わせた。宿営地外の活動再開は、治安情勢を見極めたうえで
判断する。
派遣部隊は、米軍とシーア派強硬派との衝突が激化したため4日から宿営地外
の活動を一時見合わせ、13日以降、学校の修復現場の視察や医療支援など一部の
活動を段階的に再開していた。