ナジャフ近郊で民兵ら64人死亡 米軍と民兵組織が戦闘 (抄)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040428/K0027200708042.html イラク駐留米軍のキミット准将は27日、イスラム教シーア派の聖地ナジャフ近郊で
26日から始まった米軍とシーア派強硬派ムクタダ・サドル師率いる民兵組織との激し
い戦闘で、民兵ら64人が死亡したと発表した。米軍はシーア派の反発を懸念して聖地
への進攻は踏みとどまっているが、民兵組織側は徹底抗戦の構えを崩しておらず、
戦闘再燃の恐れが広がっている。
駐留米軍が27日発表したところでは、ナジャフ近郊での戦闘で米軍はAC130攻撃機
を投入し、民兵組織「マフディ軍団」の対空システムを破壊したという。戦闘は、ナジャフ
周辺を管轄していたスペイン軍などの撤退に伴って米軍が駐留を増強し始めた矢先に
起きた。
米軍は、シーア派の最高権威シスターニ師らが聖地への進攻に強く反対していること
も考慮し、ナジャフ中心部への進攻は当面考えていないとしつつ、民兵組織がモスクや
学校などに武器を備蓄し始めていると警告。米軍はナジャフの包囲を強化しており、
民兵組織とのにらみ合いが続いている。
<イラク>ナジャフで戦闘、民兵組織側64人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000046-mai-int 【バグダッド斎藤義彦】イラク駐留米軍によると、イスラム教シーア派の聖地である
中部ナジャフの近郊で26日夜から27日未明にかけて米軍とシーア派の対米強硬派
指導者ムクタダ・サドル師の民兵組織「マフディ軍」が交戦し、民兵側のイラク人64人
が死亡した。サドル師は聖地が攻撃された場合、自爆攻撃による報復を警告していた
ことから、緊張は一層高まりそうだ。
一方、AP通信によると、バグダッドのシーア派地区サドルシティーの近くでは、パト
ロール中の米兵1人が殺害された。
APなどによると、戦闘があったのは、ナジャフ北東約10キロのクーファへ向かう
道路沿い。
駐留米軍のキミット准将は戦闘について、シーア派民兵がパトロール中の米兵を
銃撃したため、民兵7人を殺害したと説明した。さらに約1時間後、米軍戦車がロケ
ット弾による攻撃を受けたことから、激しい戦闘に発展。米軍側は攻撃機を投入して
民兵側の対空砲を破壊し、民兵側に多くの死者が出たという。
米軍はナジャフ近郊に展開し、サドル師を拘束または殺害する構えを見せてきたが、
シーア派の暴動を激化させないようナジャフ市内への「突入」は控えてきた。しかし、
この地域を管轄するスペイン軍の撤兵に伴い、その後の治安維持活動を引き継ぐ
模様で、26日には米兵約200人が初めてナジャフ市内に配置された。
AP通信によると、米軍当局は直ちにサドル師拘束に動くことはないと話しているが、
米軍がナジャフ市内に足場を持ったことで、サドル師派との大規模衝突が頻発する
恐れが出てきた。
◇サドル師派との対立先鋭化
【バグダッド斎藤義彦】イラク中部のイスラム教シーア派の聖地ナジャフ近郊で、
対米強硬派指導者ムクタダ・サドル師の民兵多数が米軍との交戦で死亡したことで、
サドル師派と米軍との対立は、従来に増して先鋭化しそうだ。ナジャフからは27日、
スペイン軍が撤兵を完了、米軍が今後、治安を統括するとみられるだけに、一触即発
の状態が続くのは確実だ。
サドル師派のバグダッド代表部は27日、毎日新聞に、米軍が空爆をも行ったことに
ついて「ひどい行為だ。これがナジャフへの『侵攻』にあたるかどうか検討している。
我々の戦意は高い」と語った。
反米闘争を唱えるサドル師の民兵組織「マフディ軍」は約2万人いるといわれ、既に
戦闘態勢にある。サドル師本人は米軍に包囲され、ナジャフに接するクーファに追い
詰められているが、23日には「聖地(ナジャフ)が攻撃された時こそ、爆発してみせる
時だ」と支持者に自爆攻撃の準備を呼び掛けていた。
米軍は6月30日の主権移譲を前に「過激派」の一掃を目指し、幹部は「民兵組織を
解散しない限り、さらなる犠牲者が出る」とサドル師に対し警告してきた。スペイン軍
撤兵完了の前夜に空爆を含む強硬策に踏み切ったのは、さらなる強い警告とも受け
取れるが、逆に報復攻撃を招く可能性も高い。
ただ、米英占領当局(CPA)のブレーマー文民行政官は交戦後、アラブ首長国連邦
の衛星テレビ「アルアラビーヤ」に「ナジャフが宗教的に重要な都市だと理解している。
今後の流血を避けるため交渉を続ける」と語り、本格的な「聖地侵攻」にまでは踏み
切らない考えを示した。
シーア派の最高権威で穏健派のアリ・シスタニ師も、米軍によるナジャフへの本格
侵攻を「許容できない一線」と警告している。今後は米軍の出方次第で、情勢が左右
されそうだ。(毎日新聞)[4月28日3時16分更新]
武装解除失敗なら攻撃再開 ファルージャで米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000090-kyodo-int 【ワシントン26日共同】米政府は26日までに、緊張状態が続くイラク中部ファルー
ジャ情勢に関連し、当面は米軍とイラク警察などとの合同パトロール実施を優先、
武装勢力による重火器引き渡しの状況を見極めた上で、攻撃再開の可否を判断する
方針を決めた。パウエル国務長官が記者団に語った。
ファルージャで総攻撃を開始すれば、住民、米兵双方に大きな犠牲が出ることは避け
られない。このため、27日の停戦期限終了に伴う即時攻撃は避け、合同パトロールで
武装勢力の「武装解除」をまず実施。
現地のイスラム指導者や住民に「政治的解決」への努力をアピールした上で、武装
勢力側が要求に応じなければ、総攻撃の最終判断を下すとみられる。米軍と武装勢力
がにらみ合うファルージャ情勢で、米側が初めて具体的方針を示した。
(共同通信)[4月27日11時57分更新]
イラク人警官、停戦続くファルージャ市内に配備
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000810-reu-int [ファルージャ(イラク) 27日 ロイター] イラク駐留米軍の包囲下で停戦状態に
ある中部ファルージャで27日、数百人のイラク人警官が市内に配備された。警察
当局者は、米軍との合同パトロールが始まるかは今のところ不明としている。
米国主導の連合国暫定当局とファルージャ住民の指導者らは、反米武装勢力の
重火器引き渡しを進める目的で停戦期限を27日まで延長するとともに、米海兵隊と
イラク警察による合同市内パトロールが27日にも再開されるとの見通しを示していた。
当局者がロイター通信に語ったところによると、イラク警察は現在、合同パトロール
を実施するかについて米国側からの連絡を待っている。
複数の目撃者らによると、市内に配備されたイラク人警官の人数は、今月5日に
米海兵隊が包囲を始めてから最大規模に膨らんでいる。
(ロイター)[4月27日16時19分更新]
攻撃回避へ駆け引き ファルージャ、停戦崩壊も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000269-kyodo-int 【バグダッド27日共同】駐留米軍とイスラム教スンニ派武装勢力が対峙を続ける
イラク中部ファルージャでは27日、停戦の期限切れを迎え、米軍の大規模攻撃再開
を回避できるかどうかで双方のぎりぎりの駆け引きが続いた。
パウエル米国務長官は米東部時間の26日(日本時間27日午前)、攻撃再開決断の
前に、武器摘発を目指す米軍とイラク治安部隊などとの市内合同パトロールを実施して、
状況を見極めたいとの姿勢を表明。
しかし、市北部で26日発生した衝突では双方合わせて9人の死者が出た上、米軍が
本格停戦の条件とする重火器引き渡しも進んでおらず、今月11日以来続いている
停戦状態の崩壊が危ぶまれている。
26日の衝突は、武装勢力側が警戒中の米軍を迫撃砲などで襲撃して発生。米軍は
攻撃ヘリコプターなどで空爆を実施した。(共同通信)[4月27日22時12分更新]
<イラク国軍>「自国民と戦えない」と半数以上退職
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000009-mai-int 【バグダッド斎藤義彦】イラク中部ファルージャへの米軍の攻撃をきっかけに、
新イラク軍部隊の半数以上が退職し、軍の機能が事実上の崩壊状態にあることが
元将校(31)の証言で明らかになった。「イラクを守るとの触れ込みで入隊した兵士
たちは、自国民と戦わされそうになり、ショックを受けて続々と辞めた」と元将校は話す。
新イラク軍の実情は、6月末のイラク人への主権移譲後も米軍が治安維持にあたる
など、米国の暫定政権構想が変更を迫られる要因ともなっているようだ。
元将校は補給担当の元イラク陸軍大尉で、イラク戦争後に失業。03年9月、経歴を
入念に調べられたうえ、新イラク軍に入隊した。
米国の警備会社社員の殺害をきっかけにファルージャの包囲・攻撃が始まった今月
5日から、海兵隊の他に新イラク軍も投入された。元将校によると、ファルージャに派遣
されたのは「36大隊」と呼ばれる約300人のエリート部隊で、統治評議会のメンバーが
所属する各政党の雇い兵などで構成されていた。
攻撃が始まるとファルージャから、イスラム教の神をたたえる声が聞こえた。「イラク人
やイスラム教徒を殺すことはできない」と、雇い兵を中心に任務を拒否する兵士が続出
した。反乱を恐れた米軍が新イラク軍を一時包囲する事態となった。
米軍は、シーア派の反米闘争が起きていたナジャフに他のイラク人兵士300人の
投入を計画したが、半数以上が退職したため断念した。元将校も10日ごろに退職。
同じ訓練コースに所属した兵士650人のうち350人が辞めたという。
元将校は「イラクを守る軍というのはウソで、米軍に忠誠を尽くすための軍だった。
イラク人の支持を得られない米軍は敗者だ」と強調した。
米軍当局者は21日の会見で「新イラク軍の4割が退職、1割が敵対している」と認め、
米軍主導の治安維持が主権移譲後も続くことを示唆した。
新イラク軍は04年末までに4万人体制を確立するため、昨年7月から募集を始め、
現在は五つ目の旅団を編成中だ。(毎日新聞)[4月27日19時54分更新]
<米国務長官>ファルージャ対応 政治的解決の可能性探る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00001041-mai-int 【ワシントン中島哲夫】パウエル米国務長官は26日、緊張状態が続くイラク中部フ
ァルージャについて、当面は米軍とイラク警察などとの共同パトロールを優先し、
政治的解決の可能性を探るために若干の時間をかける方針を示した。武装勢力に
よる武器引き渡しなどの措置がうまくいかない場合に軍事作戦による制圧を目指す
という。
パウエル長官は国務省で記者団の質問に「ファルージャでの現在の目標は地元の
部族長や指導的人物らと協力し、米軍とイラク警察などの共同パトロールを成功させ
ることだ」と説明。住民の信頼を得ると同時に、武装勢力に武装解除を促すと述べた。
そのために「必要な時間」をかけると長官は語ったが、パトロール中に攻撃を受け
れば反撃して相手を殺害すると明言した。また、長官はロイター通信に対し、「共同
パトロールで状況を見極めるために27日以降から少しばかりの時間が必要だ」と
指摘し、武器の回収などが進まなければ軍事作戦を改めて検討することになると述
べた。(毎日新聞)[4月27日13時18分更新]
米国、主権移譲後にイラクで主権の一部返還を予測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000787-reu-int [ワシントン 26日 ロイター] パウエル米国務長官は、7月1日からの主権を
引き継ぐイラクの暫定政府は、一部権限を米国主導の連合軍に返還せざるを
得なくなるとの考えを示した。ロイター通信に語った。
同長官はまた、米国は、ファルージャでの米軍とイラク側による合同パトロール
が機能するかどうか見極めるため、若干の時間が必要で、その後、軍事行動を
とるかどうかを決定する、と述べた。
米国主導の占領当局は、6月30日の主権移譲が迫るなか、ファルージャでの
抵抗活動の沈静化を図るため、米軍が同市を包囲している。同市では、スンニ派
勢力が3週間にわたって米軍と戦闘を行っている。
米当局者によると、ブッシュ大統領は、各司令官に対し、対話による解決の模索を
継続するよう呼びかけた。27日にも米国とイラクによる合同パトロールが開始される
可能性がある、という。(ロイター)[4月27日14時39分更新]
暫定政権は実務に専念 ブラヒミ氏、イラク報告へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000193-kyodo-int 【ニューヨーク27日共同】主権移譲後のイラク暫定政権づくりで中心的な役割を
担う国連のブラヒミ事務総長特別顧問は27日午後(日本時間28日未明)、安全
保障理事会でイラク情勢を報告、暫定政権構想を正式表明する。暫定政権には
政治的対立を回避する狙いから、有力政治家を極力排除して各分野の実務者を
配置。また、有力政治家で構成しイラクの将来構想を担う大規模な協議機関の設置を
提案する方針だ。
米国はこれを受けて、復興プロセスの推進と多国籍軍展開などを目的とした
新安保理決議案の策定を急ぐ。イラク統治をめぐる各国の外交駆け引きが本格化
することになる。
国連外交筋などによると、報告は復興への最大のヤマ場となる来年1月の選挙実施
をにらみ、暫定政権は社会基盤などの整備と選挙準備に全力を挙げる内容となる。
(共同通信)[4月27日18時15分更新]
●ま、このようなギマンは、イラク国民がみずから、たたきつぶすだろう。
米の主権移譲制限を批判 仏外務省報道官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000295-kyodo-int 【パリ27日共同】フランス外務省報道官は27日、6月末にイラク暫定政権に
移譲される主権は限定的でなく、全面的であるべきだとあらためて述べ、主権移譲
に制限を加えようとする米国を批判した。ロイター通信が報じた。
パウエル米国務長官は26日、イラク暫定政権が有効に機能していくためには、
移譲される主権が限定的なものにならざるを得ないとの見解を示した。
報道官は「フランスが常に主張してきたことだが、イラク暫定政権の手に実効的な
主権を回復させる必要がある」と語った。(共同通信)[4月27日23時44分更新]
イラク安定化が優先課題 ネグロポンテ氏証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000014-kyodo-int 【ワシントン27日共同】米上院外交委員会は27日、ネグロポンテ米国連大使の
駐イラク大使への就任承認をめぐる公聴会を開催。ネグロポンテ氏はイラクの今後
の最重要課題として、イラク人治安維持部隊の確立や「有志連合」による多国籍部隊
の強化などを挙げ、治安情勢の安定化を最優先する方針を示した。
また、(1)イラク暫定政権の閣僚選出を6月上旬をめどに進める(2)イラク人治安
維持部隊は米軍主導の多国籍部隊の統一指揮下に入り、主権移譲後もイラク側に
米軍活動に対する拒否権はない−などの米政府の意向を明らかにした。
同氏は、国連は「重要な役割」を担うとし、国連との協力を強調する一方で、国連の
役割が増すことで「米国の影響力が減じるわけではない」とも指摘、主権移譲後も
米国主導の態勢を維持する意向を見せた。
また、全世界的なテロとの戦いに「繁栄する、安定した民主的なイラク」が必要だとし、
イラク完全民主化に向けた意欲を強調した。(共同通信)[4月28日1時45分更新]
上院、早期承認方針を表明 ネグロポンテ氏証言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000001-kyodo-int 【ワシントン27日共同】6月末のイラク人への主権移譲をにらみ、ブッシュ米大統領
から駐イラク大使に指名されたネグロポンテ国連大使が27日、上院外交委員会の
公聴会で証言した。
公聴会開始に当たりルーガー委員長(共和党)は、イラク情勢を考慮し「できるだけ
早くイラク大使館を発足させたい」と述べ、早期承認の方針を示した。
承認を得れば、駐イラク米大使の就任は湾岸戦争のあった1991年以来となる。
ルーガー委員長は当面のイラクでの課題として、主権移譲後の米軍の地位、新たな
国連安保理決議との関係、来年1月の選挙実施へ向けた準備、治安確保などを挙げた。
ブッシュ政権内で国際協調路線を推進するパウエル国務長官の強い要請を受けて
国連大使に就いたネグロポンテ氏は、議会からも信頼が厚いとされる。
(共同通信)[4月28日0時11分更新]
○国連で、対イラク主戦論をぶちかましていた奴を大使にしたって、
事態は悪化するだけだと思うのだが。
アメリカって、馬鹿な国だな。
<エジプト>駐日大使、イラク・中東「民衆の怒りがテロに」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000018-mai-int ヒシャム・バドル駐日エジプト大使は27日、都内で毎日新聞と会見し、混迷する
イラク、パレスチナ両問題について「いずれも占領が原因で、民衆の怒りが過激主義、
テロリズムへと向かっている。それぞれが関連し合い、より悪い状況へ進んでいる」と
憂慮を示し、国際社会の関与による一刻も早い解決を訴えた。
バドル大使はイラク・ファルージャなどで続く米軍と武装勢力の衝突に関し「占領が
あれば抵抗が起きるのは当然だ」と述べ、「武力は問題を解決しない」と米軍の鎮圧策
を暗に批判した。さらに危機的状況の解決策として(1)イラクで国連が中心的役割を
果たす(2)6月30日の主権移譲の期限順守(3)同日までにイラク軍と警察の訓練と
装備を充実(4)ブラヒミ国連事務総長特別顧問の提案を尊重――の4点を挙げた。
パレスチナ問題に関しては、イスラエルによる一連のイスラム原理主義組織「ハマス」
指導者暗殺作戦を「国際法に違反したテロリズムそのもの」と非難した。また、シャロン
・イスラエル首相のガザ撤退案について「ガザ撤退は歓迎するが、それがヨルダン川
西岸でのユダヤ人入植地の継続や建設と引き換えになってはならない」とクギを刺し、
新中東和平案「ロードマップ」の順守を求めた。
【海保真人】(毎日新聞)[4月27日19時8分更新]
ダマスカスで爆発音 英大使公邸近く、銃声も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00000021-kyodo-int 【カイロ27日共同】シリアの首都ダマスカス市内で27日夜、大きな爆発音や銃撃戦
の音が響いた。カタールの衛星テレビ、アルジャジーラは、爆発音は英国大使公邸や
サウジアラビア大使館近くで起きたと報じた。
AP通信によると、英外務省は同日、ダマスカスで爆発と銃撃戦があったことを確認、
英国人の負傷者などはないと発表した。英BBCテレビは、3―5回の爆発音が響いた
としている。
現地外交筋によると、爆発音が聞こえたのは中心部からやや西の、外国公館や
外交官住居などが比較的多い地域。市内西部に通じる道路などが封鎖されたという。
(共同通信)[4月28日4時23分更新]
サウジのアルカイダ幹部、04年は米国人を攻撃する年と宣言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000845-reu-int [ドバイ 27日 ロイター] サウジアラビアのアルカイダ幹部は、今年は米国人
や米国の利益に対して一段の攻撃を加えると警告するとともに、イスラム教徒に
対し、米国の民間及び軍関係の場所に近づかないよう求めた。
イスラム教徒のウェブサイトで、テープが流されたもの。
テープは、アルカイダ幹部やタリバン関係者による声明として、先週サウジアラビア
の首都リヤドの内務省ビル近くで起きた自爆テロは、アルカイダの仕業ではない、
と指摘した。
リヤドの自爆テロに関しては、「ハラマイン旅団」というグループが犯行声明を出し、
彼らはビンラディン氏の信奉者で、アルカイダの代役を務めているとしていた。
(ロイター)[4月27日21時15分更新]
年内に米権益攻撃と主張 アルカイダ幹部名で声明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000271-kyodo-int 【カイロ27日共同】国際テロ組織アルカイダのサウジアラビア国内組織指導者
アブドルアジズ・モクリン氏を名乗る人物が27日、年内に米権益を攻撃すると
主張する声明をイスラム系のウェブサイトに送った。声明は音声によるもので、
内容の真偽は不明。
声明は「ユダヤ人、米国人と十字軍はわれわれが近く行う攻撃の標的だ」と指摘。
さらに米国人にアラビア半島から出て行くよう要求、米政権にイスラム教国からの
軍撤退や対イスラエル支援停止を訴えた。
声明は一方で、21日のサウジ内務省庁舎爆破はアルカイダの仕業ではないと
している。
モクリン氏は8日にも米国人攻撃を扇動する声明をウェブサイトに送付。サウジ
治安当局は同氏を指名手配している。(共同通信)[4月27日22時14分更新]
米政府、アルカイダによる年内の本土攻撃を懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000763-reu-int [ラングレー(米バージニア州) 26日 ロイター] 米政府は、アルカイダが
大統領選などの大きな行事を狙い、年内に米国本土に武力攻撃を加えようと
しているのではないか、と懸念している。米テロリスト対策機関の幹部が述べた。
同機関のディレクター、ジョン・ブレンナン氏は、ロイター通信に対し、「我々は、
アルカイダが年内に我が国本土を攻撃する可能性について、非常に緊張し、
懸念している。攻撃が大統領選の時期に合わせられる可能性もある」と語った。
こうした懸念が強まっている背景には、3月にスペインのマドリードで起きた
列車爆破事件の数日後、総選挙で親米政権が敗北したことや、その後、ウサマ・
ビンラディン氏やザワヒリ副官の肉声として放映された複数の映像で、米国関連
施設への攻撃を公言していることなどがあるとみられている。
(ロイター)[4月27日12時8分更新]
<米大統領支持率>48%まで回復 米世論調査機関
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00001028-mai-int 【ワシントン佐藤千矢子】米世論調査機関ピューリサーチセンターが26日
発表した世論調査によると、ブッシュ大統領の支持率はイラク情勢の悪化にも
かかわらず、今月初旬より5ポイント上昇し、48%まで回復したことが明らか
になった。またイラクが「ベトナム化する」という人は25%と低水準にとどまる
一方、「米国はイラクで目標を達成する」と見る人が54%と過半数を占めた。
同センターは「ブッシュ大統領が(会見や演説で)イラク情勢が悪化しても
イラクを見捨てることはできないと強調したことや、大統領選の対立候補ケリー
上院議員が明確な代替プランを描けないことが、大統領の支持率のわずかな
上昇につながっているのではないか」(キャロル・ドアティー氏)と話している。
大統領の支持率は、イラクで反米武装勢力の攻撃が激化した直後の前回調査
(今月1〜4日実施)で就任以来最低(43%)を記録した。今回調査では、
支持率がやや回復する一方、不支持率も4ポイント減って43%となった。
個別政策では、イラク政策への支持が前回から4ポイント増えて44%、
不支持は5ポイント減って48%となったが、依然として不支持が支持を上回る
状態が続いている。
大統領がイラク政策に明確なプランを「持っている」と見ている人も前回より
4ポイント増えて36%となったものの、「持っていない」が54%と過半数を
占めている。
調査は今月21〜25日、全米1000人を対象に行われた。
(毎日新聞)[4月27日10時19分更新]
○まあ、これと同じように、日本国民も世界からバカにされてるわけだ。
381 :
中南米:04/04/28 07:13 ID:???
カダフィ大佐、EU委員長と会談 敵対政策に終止符強調
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040428/K0027200708050.html 長年、国際社会から孤立してきたリビアの最高指導者カダフィ大佐が27日、
ベルギーの首都ブリュッセルを訪問、欧州連合(EU)のプロディ委員長らと会談
した。大佐は記者会見で、「武装闘争を続けた時代に決別すべき時が来た。リビア
は大量破壊兵器を廃棄し、世界の平和と安定のために立ち向かう」と述べ、国際社会
との敵対政策に終止符を打つ考えを強調した。
会談では、リビア経済の全面開放とともに、EUが地中海沿岸・中東12カ国との間で
進める政治経済協力の枠組み(バルセロナプロセス)への参加準備を進めることで
合意した。大佐は会見で「欧州とアフリカを結ぶ『橋』として協力を深めたい」とし、欧州
との関係緊密化への意欲を示した。
さらにアラブ中東情勢の混迷にも触れ、「自動車を爆破し、爆弾を寝室に隠し持つ
といった、イラクやパレスチナで起きているような日々に戻らないよう望んでいる」と述
べた。また、米国や中国など世界各国が大量破壊兵器を廃棄するよう呼びかけ、
「我が国は他国が追随すべき良い例だ」と語った。
協議の中でEU側は、86年に200人以上が死傷した西ベルリン(当時)でのディスコ
爆破事件の補償などの早急な解決を求めた。プロディ委員長は記者会見で、「大量
破壊兵器廃棄に関するカダフィ大佐の決断を支持する。数週間のうちに懸案は満足
すべき解決に達するだろう」と述べた。関係正常化に向けてEU側はすでに同国へ
調査団を派遣している。
大佐の欧州訪問は、89年に旧ユーゴスラビア(現セルビア・モンテネグロ)のベオ
グラードで開かれた非同盟諸国首脳会議に出席して以来15年ぶり。厳重な警備の
中、会見に臨んだ大佐は、えび茶色の民族服姿で約45分間、政策の歴史的転換の
意義を語った。
28日までの滞在中、大佐はベルギーのフェルホフスタット首相やベルギー経済界
代表とも会い、貿易投資交流の強化について話し合う予定だ。
>>381 >○小泉にもやってやろうぜ。
通報しますた。
太鼓やダンスで大佐出迎え 欧州委員会前で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000292-kyodo-int 【ブリュッセル27日共同】15年ぶりに欧州を訪問したリビアのカダフィ大佐は
27日、訪問先のブリュッセルで支持者から太鼓やダンスで熱烈な歓迎を受けた。
欧州委員会本部ビル前では、大佐の顔をプリントしたTシャツを着たり、ポスター
を持った支持者約200人が「カダフィ」を連呼。「カダフィはアフリカ連合の設計者」
「欧州とアフリカの連帯を」などの横断幕を掲げながら、ダンスを踊ったり太鼓を
たたいたりして雰囲気を盛り上げた。
一方、反対派約50人は離れた場所で「カダフィはテロリスト」などと叫んだが、
支持者に圧倒されていた。
カダフィ大佐は、帽子に褐色の民族服姿で欧州委員会ビルに到着すると、支持者ら
の声援に応えた。大佐の後ろには常に青い制服姿の数人の女性ボディーガードが
付き添っていた。(共同通信)[4月27日23時36分更新]
○ブッシュより人気あるな。
新EU、今年2%成長へ 独6大経済研が予測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000230-kyodo-int 【ベルリン27日共同】ifo経済研究所(ミュンヘン)などドイツの6大経済研究所は
27日、春季合同経済予測を発表し、5月からの新規加盟10カ国を含めた拡大
欧州連合(EU)の2004年の域内総生産(GDP)実質成長率を2・0%とし、昨年
10月時点の2・1%から修正した。
03年は0・9%成長で年後半に景気停滞感が出ていたが、04年は、個人投資や
設備投資に力強さはないものの、米国や東アジア、中東欧への輸出に支えられ、
輸出主導の回復になると予測している。
04年の現EU15カ国の成長率予想は1・9%、独仏両国はともに1・5%、英国は
3・2%。これに対し新規加盟10カ国は4・0%の堅調な成長を見込んでいる。
GDPに占める独仏の財政赤字比率はともに3・7%と、3年連続でEUの財政安定
成長協定を破ることになる。05年も両国の協定違反は続くとみており、財政状況の
深刻さを裏付けた。(共同通信)[4月27日19時59分更新]
新加盟国にも貿易協定適用 EUとロシアが合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00000289-kyodo-int 【モスクワ27日共同】ロシアと欧州連合(EU)は27日、ルクセンブルクで閣僚級会議
を開き、現在ロシア、EU間にある貿易や経済などの基本的な枠組みである「パートナー
シップ協力協定(PCA)」を旧ソ連圏の新規EU加盟国にも適用することなどで合意し、
議定書に調印した。
同時に、拡大EUとロシア間で生じる通商摩擦などロシア側の懸念に配慮して交渉を
継続する方針を盛り込んだ共同声明も発表した。
合意によると、ロシアと同国の飛び地であるカリーニングラード間を行き来する貨物
への関税は、その間に位置するリトアニアなどの諸国が5月にEU加盟した後も低く抑
える。また、拡大EU内でのロシア人の査証制度について簡素化に向けた協議を年内に
始めるともに、バルト3国に住むロシア人の人権に配慮する。
(共同通信)[4月27日23時33分更新]
388 :
アジア:04/04/28 07:20 ID:???
392 :
中国:04/04/28 07:25 ID:???
ロシア公使の車の走行を妨害 容疑の右翼団体6人を逮捕
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040427/K0027201911021.html ロシアのカシヤノフ前首相が訪日した昨年12月中旬、ロシア大使館公使らが
乗った車両の走行を妨害、拡声機で脅したとして、警視庁は27日、「和興起塾」
塾長、菅沼康夫容疑者(56)=東京都墨田区菊川3丁目=ら右翼団体の構成員
計6人を、暴力行為等処罰法違反(集団的脅迫)容疑で逮捕した。
公安部などの調べでは、6人は昨年12月15日、カシヤノフ前首相を出迎えた後、
羽田空港から千代田区のホテルなどに向かう途中だった同大使館公使(43)ら2人
がそれぞれ乗った乗用車2台に対し、街宣車2台で幅寄せするなど進行を妨害。
さらに、拡声機で「北方領土を還せ」「ぶっ殺されたいのか」などと脅した疑い。
被害に遭った公使は約20分間、計約4キロにわたっていやがらせをされた。これを
受けて同大使館が翌16日、外務省に容疑者の摘発や再発の防止を求めていた。
カシヤノフ前首相は3日間の日程で来日し、小泉首相と会談。北方領土問題の解決
と日ロ平和条約の締結交渉について意見を交わしていた。
神戸事件加害者も標的に 建国義勇軍、村上被告ら供述 (抄)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040427/K0026201911050.html 「建国義勇軍」などと名乗るグループによる一連の事件で、刀剣愛好家団体
「刀剣友の会」会長の村上一郎被告(55)=銃刀法違反などの罪で起訴=らが
昨年12月に逮捕される直前、神戸市で97年に起きた連続児童殺傷事件の加害者
=今年3月に仮退院=らへの襲撃を計画し、実際に関係者の住所を特定するなどの
準備を進めていたことがわかった。建国義勇軍は「北朝鮮寄りの言動をしている」とみた
団体を中心に攻撃を重ねてきたが、さらに対象を広げようとしたとみられる。
関係者によると、村上被告らがほかに襲撃対象と考えたのは、「ロス疑惑」の銃撃事件
で無罪が確定した三浦和義・元雑貨輸入販売会社社長▽93年に山形県新庄市の
中学校であったマット死事件で当時逮捕・補導された元生徒(7人のうち3人に保護
処分が確定)▽昨年7月、長崎市の幼稚園児が立体駐車場から突き落とされて殺害
された事件の加害者ら。
村上被告は「司法がもはや手を出せない者だから」などと動機を供述。「一部を除いて、
住所を割り出した」とも話している。新たな襲撃に備え、拳銃2丁を追加入手。実弾十数発
も買い足したという。
村上被告は、北朝鮮による日本人拉致事件をきっかけに襲撃を始めた。昨年4月に
正式に建国義勇軍を設立した。
朝日新聞が入手した「設立宣言書」と「設立総会議題」の写しによると、標的の中には、
朝日新聞、NHK、週刊金曜日の三つの報道機関も含まれていた。
調べに対し、村上被告はこれらの報道機関を襲撃対象とした理由について「どちらかと
言うと、北朝鮮寄りの報道をしているように感じたから」などと供述している。
また、外務省も「拉致事件に対する日本政府の弱腰の象徴だ」として襲撃対象に含めた。
設立宣言書は、「我々国士の行動は超法規的にならざるを得ない」と実力行使路線を
明示。村上被告のほか、設立総会に参加した7人が連署している。
村上被告に対する初公判は28日、東京地裁で開かれる。関係者によると、村上被告は
罪状認否で起訴事実をすべて認めるとみられる。
「なぜバッシング」と疑問 拘束の2人に外国メディア
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4050.html イラクで武装グループに拘束され、解放後に帰国したフリージャーナリスト安田
純平さん(30)とNGO活動家渡辺修孝さん(36)が27日、日本外国特派員協会
(東京都千代田区)で記者会見し、外国メディアから、先に解放された3人の人質が
「なぜバッシングを受けるのか」などの質問が相次いだ。
安田さんは「人質の家族が心配のあまり感情的に言ったことを、政治的にとらえ反応
した人がいたのだろう」と分析。渡辺さんは「政策に反対する人々への締め付けだと思う。
政府が何をしてきたのか、事実が見えれば世論の流れは変わる」と述べた。
2人は、相次ぐ外国人の拘束について「背景には米軍への不満がある」と指摘。渡辺
さんは「自衛隊に期待しているのは、サマワに住む一部の人たちだけ。今まで友好的だ
った日本が、なぜ米国に従って軍隊を派遣するのか、大多数のイラク人は疑問を持って
いる」と話した。
安田さんは「先に拘束された3人の報道がイラク国内でも流れ、日本人が(イラク人を)
支援しているイメージが広がった。今も親日感情は残っており、自分たちへの紳士的な
対応につながった」と述べた。
「占領下」の表現は駄目 イラク写真展で変更要請
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4640.html 神戸市長田区の市立新長田勤労市民センターで市民団体が今年3月に開いた
イラク戦争に関する写真展をめぐり、センター側が「写真の説明文などに記載され
た『占領下』の表現が中立でない」と事前に変更を求め、市民団体が一部の展示を
取りやめていたことが27日、分かった。
センターは「米軍のイラクでの状況が『占領』かどうか国民の間で意見が分かれて
おり、公共の場にふさわしくない」と説明。市民団体は「表現の自由の侵害ではないか」
と憤っている。
写真展は神戸市の市民団体「神戸ラブ&ピース」が主催。3月13、14の両日、
神戸市の外郭団体が運営する同センターで「イラク写真展−占領下のイラクで」と題し、
昨年末から今年初めにかけてイラクで撮影された写真など約80枚の展示を計画した。
しかし開催前日、センターの園辺栄五郎館長らから「看板に書かれた副題と占領を
強調した写真説明文を取り除いて」と要請があり、市民団体は副題を削除した上、写真
を半分に減らして展示したという。
皇后さまの和歌で申し入れ 宮内庁、週刊朝日に
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040428/20040428a4380.html 週刊朝日(4月30日号)に掲載された皇后さまの和歌の解釈をめぐり、宮内庁の
佐藤正宏侍従は27日までに「曲解としか言いようがなく、看過できない」と、同誌に
善処を申し入れた。
問題となったのは、皇后さまが皇太子妃時代の1963年に詠んだ「白珠(しらたま
)はくさぐさの色秘むる中さやにしたもつ海原(うなばら)のいろ」という和歌。
週刊朝日は、皇室ジャーナリスト渡辺みどり氏の解釈として「さやにしたもつ」の部分
を「さやに」と「したもつ」に読み分け、それぞれ「はっきりと」「上と下で色が違うこと」だ
とした。
その上で歌の全体的な意味を「貴い方のお心のうちは、海原の色のように、その時々
によって変化し、理解するのは難しい」と解説。皇后さまの香淳皇后に対する「誰にも
言えない嫁の本音を歌に託したのではないか」とした。
しかし佐藤侍従によると、この部分は「さやにし」「たもつ」と読み分けるべきで、「真珠
がさまざまな色を秘めながら、その奥に清(さや)かに海の色をとどめている」というのが
本来の歌の意だという。
○笑わしてくれるぜ、宮内庁。
「報道統制」答弁を撤回 有事法制審議で麻生総務相
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20040427/20040427a1340.html 麻生太郎総務相は27日の衆院有事法制特別委員会で、外国から武力攻撃を
受けた際など有事の報道の在り方に関し、いったん「報道統制」の実施を認める
ような答弁し、直後に撤回した。
麻生氏は「仮に民放が知り得た軍(自衛隊)の装備、人員、輸送道路が放送される
と日本の利益にならない。ある程度放送が制限されることはあり得る。敵を利するだ
けだ」と発言。
これに対し民主党の武正公一氏が、憲法が保障する言論の自由を侵しかねないと
反発すると、麻生氏は「大前提は報道の自由だ。言論を統制するかのごとくとられた
のなら訂正する。報道側に強制するという感じのものではなく協力を願う」と、事実上
撤回した。
このほか外務省の林景一条約局長は、米軍行動円滑化法案に基づき、自衛隊が
米軍のために輸送する物資には武器・弾薬が含まれるとの見解を示した。民主党の
鎌田さゆり氏への答弁。
新たな脅威への対応重視 防衛懇初会合で一致
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20040427/20040427a1370.html 小泉純一郎首相の諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」の初会合が
27日夕、首相官邸で開かれ、今秋の「防衛計画の大綱」の改定では、大量破壊兵器
やテロなど新たな脅威への対応を重視するとともに(1)国際的な平和協力(2)情報
収集活動、機能の強化−−に力点を置くべきだとの認識で一致した。
力の均衡の理論に基づいた従来の「基盤的防衛力構想」についても、冷戦構造の
崩壊を踏まえて見直す方向で検討することになった。
首相はあいさつで「大量破壊兵器の拡散の進展や、国際テロなどの脅威」への的確な
対応が課題だと指摘。同時に「国際社会の平和と安全のためにわが国が主体的、積極
的に取り組むことが極めて重要」とも強調した。
会合では、座長に荒木浩東京電力顧問、座長代理に張富士夫トヨタ自動車社長を
選任し、秋の答申に向けて月2回ペースで審議を重ねることを確認した。議事は概要を
整理次第、首相官邸ホームページなどで公表する。
強盗致傷の米兵に有罪判決、米軍の拘禁の甘さ指摘
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040427/K0002714080001.html 沖縄県宜野湾市の路上で昨年10月、会社員男性(当時20)が殴られ現金
4000円が奪われた事件で、那覇地裁は27日、在沖米海兵隊の普天間基地
所属、伍長ポール・マンデル被告(22)に強盗と傷害の罪で懲役3年6カ月、
上等兵ジョシュア・メージャー被告(24)に傷害罪で懲役2年執行猶予3年(求刑
いずれも懲役8年)を言い渡した。横田信之裁判長は、両被告が日本側に身柄を
引き渡される起訴までの間に、米軍基地内で犯行について口裏合わせをしていた
事実を認定した。
両被告は強盗致傷罪で起訴されたが、判決は同罪の共謀は認めなかった。
検察側は、日米地位協定の規定で3米兵(1人は不起訴)が起訴前に基地内
にいて、禁足処分を受けただけで自由に会っていたとして、「(被告らを)自由に
通謀できる環境に置いた米軍の自浄作用は期待できない」と厳しく指摘していた。
この事件で明らかになった、米兵容疑者の起訴前の米軍側による「拘禁」の甘さ
は、国会でも取り上げられた。
日本は在イラク英軍指揮下 連合軍のHPで紹介
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4140.html イラクに駐留する米英軍主導の連合軍のホームページに、日本が英国軍指揮下
の派遣国として紹介されていることが27日、分かった。
政府はこれまで国会答弁で憲法上の制約から「自衛隊は連合軍司令部の指揮下
にない」としてきたが、連合軍では軍事組織として指揮下に入るのが当然と受け止め
ているようだ。防衛庁はホームページへの修正要請を検討している。
連合軍は、4月23日に更新されたイラク駐留の連合軍(CJTF7、司令部バグダッド)
のホームページで、連合国の軍事組織「ザ・コアリション・フォーシーズ」の概要を掲載。
イラク派遣35カ国の国旗やそれぞれの部隊がどの国の指揮下に入るか紹介している。
日本も国旗が掲載され、イラク南東部の多国籍師団に所属、英国軍をヘッドとする
指揮命令下(アンダー・コマンド)に組み込まれていることが明記されている。
陸自2次隊に派遣命令 5月にサマワへ
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4220.html 石破茂防衛庁長官は27日、イラク南部サマワでの人道復興支援活動を継続
するため、陸上自衛隊の第2次隊「第2次イラク復興支援群(群長・今浦勇紀一佐)」
に派遣命令を出した。
第2次隊の中心となる第11師団は同日、司令部のある札幌市で部隊の編成完結
式を行った。5月中旬から第1次隊との交代が始まる。
第2次隊は第1次隊と同規模の4百数十人で編成。5月に3派に分かれて日本を
出発し、順次第1次隊から業務を引き継ぎ、給水や医療支援などを行う。引き継ぎ
完了は5月末。第1次隊は5月中に帰国する。
地元との連絡調整にあたっている業務支援隊(隊長・佐藤正久一佐、約80人)は、
夏まで第2次隊とともに活動する。
●この「群」というのは、どうしても「グン」という音を使いたいのだな wwwww
姑息千万なり。
石破長官、派遣隊員からの血液採取認める 感染症対策で
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040427/K0027201910008.html 石破防衛庁長官は27日の記者会見で、イラクに派遣した陸上自衛隊の隊員
から、本人の同意を得て事前に血液を採取していることを明らかにした。感染症
対策のためとしており、石破長官は「(感染の前後の)抗体値を比較するための
血液の採取は行っているが、(そこから)DNAを採取したということはない」と説明
した。
ただ、石破長官は「交通事故や危険に遭遇することもある。万が一、不幸にして
(事故などが)生じた場合にDNAを照合することは当然行われる」と述べ、隊員の
身元確認などが必要となった場合には、保管した血液を使ってDNA照合を行う方針
であることを認めた。
イラク派遣隊員の血液採取 「感染症対策」と石破長官
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4590.html 石破茂防衛庁長官は27日の閣議後の記者会見で、イラク南部サマワに派遣して
いる陸上自衛隊員から、派遣前に血液を採取し保管していることを明らかにした。
石破長官は「隊員の感染症対策として、抗体値を比較するため本人の同意を得て
採取した」と説明。本人確認のためにDNAを鑑定することも可能だが、石破長官は
「DNAは抽出していない」と述べ、必要があるときは、家族の同意を得てDNAを抽出
することもあるとした。
防衛庁によると、採取した血液は凝固させ、カードの形で防衛庁に保存。隊員が
事故に遭うなどして本人確認が必要になった場合は、保存した血液からDNAを抽出
できる。これまでの海外派遣でも、保存方法は異なるが、血液は採取しているという。
サマワには現在、陸自の第1次部隊約550人が派遣されている。
●劣化ウラン汚染前の精子も保存してあるんだろうね。
手回しのいいことだな。
大型連休前にテロ対策強化 空港で靴のエックス線検査
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040427/20040427a4560.html 石原伸晃国土交通相は27日の閣議後の記者会見で、航空機や鉄道が混雑する
大型連休を前に、全空港で乗客の靴にも随時エックス線検査を実施するなど公共
交通機関でのテロ対策を強化することを明らかにした。自衛隊のイラク派遣が終了
するまで続ける。
石原国交相は「国民にご不便をかけることがあるかもしれないが、スペインの列車
爆破テロ事件やイラクの日本人人質事件もあり、テロ対策を強化したい」と述べた。
強化策は、国内すべての空港で保安検査の際、これまでの検査内容に加え、新たに
利用客の靴にも随時エックス線検査をするほか、国際定期便が就航している地方空港
の保安を強化するため特別査察を実施する。
鉄道では新幹線の走行中、車掌やガードマンが乗客の手荷物の所有者を確認。
高速道路では、サービスエリアとパーキングエリアに設置してあるごみ箱を1カ所に
集約して、テロ防止のための監視強化を図る。
生きた牛でBSE実験 人工感染させ発症の仕組み解明
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040428/K0027201107007.html 農林水産省系の動物衛生研究所(茨城県つくば市)は27日、来月にも牛海綿状
脳症(BSE)に感染した牛の脳を健康な牛に食べさせ、人工的にBSEに感染させる
実験を始めると発表した。発症する仕組みの詳しい解明や、症状が出る前に診断
する方法の開発が目的。71億円かけた高度な隔離飼育施設が完成し、実験が
可能になった。
現在のBSE検査は脳の一部が必要なため、死んだ牛にしかできない。BSEの
病原体である異常プリオン検出の感度にも限界があるため、対策が後手に回る
原因になっていた。
この施設は、異常プリオンが外に出ないよう、空気や汚水をきれいにする装置や、
解剖後の感染牛を高温高圧で滅菌する特別装置も備えている。
BSE感染牛は、北海道立畜産試験場が今年1月から、異常プリオンを子牛の脳に
注射して人工的につくっている。動衛研は同試験場などから感染牛の脳をもらって
健康な牛に食べさせ、感染の有無を容易に判断できる生化学的な目印(マーカー)
を探す。
施設の計画内容は、01年度の補正予算で建設が決まった直後から周りの住民に
概要を説明してきたといい、29日にも住民向けの見学会を予定している。
岡本行夫前首相補佐官に聞く二つの疑問
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040426/mng_____tokuho__000.shtml 長文なんで、サワリだけ上げとくと
■殺害された奥大使は来訪の下見中だった?
一部の外務省職員は、岡本氏の行動が結果的に奥さんらの事件を招いたと憤慨する。
「奥さんは事件のあった北部で岡本氏来訪のため、事前に下見をやっていた」(外務省職員)
■「悪意の中傷がなされている」
「事件当時、車のナンバーが外されていたのは過去の出張で襲撃されかけた岡本氏による指示」
といった内容
■『治安に熟知…考えられない』
国会で現在もくすぶる奥さんらへの「米軍誤射説」についてはどうなのか。
「私は米軍の行動様式を知っているが、そのようなことはあり得ない」
■三菱マテリアル社外取締役としてイラクの工場再建を仲介?
民間登用が可能な首相補佐官ゆえ、岡本氏も複数の肩書を持つ。その一つ、
「三菱マテリアルの社外取締役」が、国会の場でもイラクでの岡本氏の行動
との関連で取り上げられた。
事実経過はイラク北部のセメント工場再建計画で、北部シンジャーを視察した岡本
氏が、CPA北部地域調整官からセメント工場の再建で相談を受けた。岡本氏はモスル
から同社の西川章社長に電話し、社員の派遣を要請。帰国後に経産省とも直談判し、
社員二人が政府の「産業調査員」の身分で経産省職員とイラク入りし、工場修理を見積
もったというものだ。
■「受注のための活動ない」
復興にかかわった米石油建設大手「ベクテル」社について
九三年四月にアドバイザー契約
「イラク原油開発事業への日本企業の参入は政府として推進している国策。」
■補佐官としての給与は全額寄付
「もう一度やれと言われても、三菱マテリアルの件を含めて同じことをやる」
必見の記事だね。